パソコンをどのように処分したらいいのか困っている方はいませんか?
古くなったパソコンを処分したくても、保存したデータを消去する方法や、具体的にどうすればいいのかわからない人も多いかもしれません。
こんにちは!買取ブロガーの鈴木です。
この記事では、パソコンの処分方法とデータ消去の方法について紹介していきます。
データ消去を徹底し悪用を防ぐ
個人情報の悪用を防ぐためにも、パソコンを処分する際には「データの消去」が必須です。画面上では消去したつもりでも、情報はハードディスクには残っているため、パソコンを手放す際には「データ消去」を徹底しましょう。
パソコンのデータ消去ができない場合
データ消去というと、ゴミ箱を空にしたり、フォーマットを初期化したりする手法が思い浮かぶかもしれません。
しかし、実はそれだけではデータは完全に消去できていません。
データ消去をしないとどうなる?
フォーマット済みのパソコン・壊れたパソコンからでも、専用のソフトを使えば、個人情報は読み取られます。確実にパソコンのデータ消去を行わなければ、自分だけでなく友人や家族の個人情報まで危険にさらしてしまいます。
消去したつもりでも残っている可能性がある情報は以下のとおりです。
- メールソフトの設定情報や署名・アドレス
- 住所録
- ブラウザーの情報(cookieに残った情報、SNSの情報など)
- 家計簿・会計ソフトのデータ
個人情報が流出してしまうと止められないため、パソコンを処分に出す際には、「データ消去」は必ず行いましょう。
パソコンの正しい処分法5選
パソコンの正しい処分法を5つご紹介します。
- パソコンの買い取り業者に依頼する
- PCメーカーに引き取ってもらう
- 家電量販店の下取りサービスを利用する
- 自治体の回収ボックスを利用する
- フリマ・オークションを利用する
上記のパソコン処分方法について、お手軽さや金銭面、データの取り扱いがきちんとしているかという点をチェックしてみましょう。
パソコンの買い取り業者に依頼する
パソコンの買い取り業者に依頼するメリットは、お手軽さと買取によるお得さが挙げられます。デメリットとしては、品物によっては売れない可能性がある点です。しかし、 無料で引き取ってもらえることも多いので、まずは見積りを依頼してみましょう。パソコンのデータ消去もできる業者が安心です。
おすすめの買い取り業者を2つ紹介します。
出張買取のアシスト
出張買取のアシストでは、デスクトップパソコン・タブレットパソコン、ノートパソコン、プリンターなどの出張買取ができます。使用していないパソコン、大型プリンターなどの搬出、引き取りも対応しているので、ご相談ください。
- 買取方法
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- 出張買取
- 店頭買取(最寄りの店舗へ)
- 宅配買取(全国対応)
- 買取ポイント
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- スペックが良いほど高い
- 電源が入る状態にしておく
- 壊れていても買取の可能性あり
パソコンのデータは、工場出荷時の状態に戻すと完全に消去できます。パソコンが古いと買取不可の場合もあります。値段がつかなくても無料で引き取りできる場合は多いので、パソコンの処分にお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。大量処分にも対応しています。
ReRe買取
ReRe買取では、人気商品の「HDD-UT8K」「LCD-CF131XDB-M」「HDL-AAX4」や人気メーカーの「IODATA」など、最新パソコンや人気のパソコンを買取しています。
正常に動作しない商品や買取実績に掲載されていない商品でも、取り扱い可能な商品は多数あるため、査定フォームよりご相談ください。
- 買取方法
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- 出張買取
- 宅配買取
- 宅配買取
査定買取価格のチェックはWEB査定見積フォームから60秒で簡単に入力できます。型番情報や状態から、買取価格を電話やメールでお知らせしてくれます。
パソコンのデータは、専用のソフトで消去しています。
PCメーカーに引き取ってもらう
資源有効利用促進法によって、すべてのPCメーカーには、引き取り(自主回収またはリサイクル)が義務付けられています。この法律により不用になったパソコンは「ゴミ」として自治体の回収では廃棄できなくなりました。
PCメーカーに引き取ってもらうメリットは「PCリサイクルマーク」がついていれば無料で廃棄できる点です。デメリットは「PCリサイクルマーク」のついていないパソコン(平成15年9月までに購入された製品)は、回収再資源化料金を負担する必要がある点です。
この料金については、各PCメーカーにお問い合わせください。また、手続きが必要で処分に時間がかかるため、急いで処分したい人には不向きかもしれません。
PCメーカーではハードディスク部分は粉砕して再利用はしませんが、心配な方は自分でデータを消去しておいたほうがよいでしょう。
家電量販店の下取りサービスを利用する
家電量販店で下取りサービスを利用するメリットは、買い替えの際に安く新品を購入できる点です。しかしパソコンに関しては、ほとんどの家電量販店が下取りサービスを行っていません。また、データ消去についても依頼者側が行うケースが多いため、下取りを利用したい場合は、家電量販店に確認してみましょう。
自治体の回収ボックスを利用する
自治体によっては、小型家電を無料回収する「回収ボックス」を設置しています。宅配便による回収を行っている自治体もあります。
回収ボックスを利用するメリットは、 ボックスにいれるだけでいいお手軽さと、自治体がやっているという安心感でしょう。デメリットとしては、あくまでも無料回収でありお金にはならない点と、盗難のリスクが0ではないことです。また、データ消去ができるかどうかは自治体によるため、確認が必要です。
フリマ・オークションを利用する
フリマ・オークションを利用するメリットは、売れたら換金できる点です。
デメリットは、出品から発送までに手間がかかることと、パソコンデータの悪用される可能性がある点です。パソコンデータ消去に自信のない方は、リスクのある方法だといえます。
自分でデータ消去を行う方法
パソコンの処分をする際、引き取り先でデータ消去に対応していない場合は、自分で確実にデータ消去する必要があります。データ消去の方法を2つご紹介します。
- データ消去ソフトを利用する
- 内部ストレージを破壊する
それぞれくわしく紹介します。
データ消去ソフトを利用する
まず、データ消去ソフトを利用する方法について紹介します。 市販の専用ソフトを使用すれば、パソコン内のデータを完全に消去できます。別のデータを上書きして別の情報に書き換える仕組みで、専用ソフトを使用するとデータは2度と戻りません。
ソフトウェアには、無料のものと有料のものがあり、消去したいデータに合わせて選択しましょう。有料のソフトを使えば、データ消去にかかる時間を大幅に短縮できます。
内部ストレージを破壊する
2つ目は、内部ストレージを破壊する方法です。ハードディスクを取り出して破壊すれば、データを完全に消去できますが、当然売却はできなくなります。
また、ケースが頑丈で破壊が困難な場合は、専門業者に任せた方が安心です。加えて、 近年ではSSDという新たな記憶媒体が普及しつつあり、確実な破壊が難しくなりました。現状では、ハードディスクの破壊を個人で行うのは難しいといえるでしょう。
大切なデータをとっておく方法
大切なデータがパソコンに入っている場合にはデータ消去や処分を行う前に、データの移行や保存をする必要があります。データ移行の方法を3つ紹介します。
- バックアップデータを外部の記憶媒体に移行する
- OS搭載のバックアップ機能を利用する
- 有料のソフトを利用する
データ移行の方法と、用意するものについて順番に解説します。
バックアップデータを外部の記憶媒体に移行する
1つ目は、処分するパソコン内のデータを、以下のような記憶媒体に移行する方法です。
- 用意するもの
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- 外付けハードディスク
- CD-R
- DVD-R
- USBメモリ
記憶媒体を新しいパソコンに接続すれば、簡単にデータを移行できます。
OS搭載のバックアップ機能を利用する
2つ目は、WindowsやMacに搭載されたパックアップ機能を利用する方法です。
- 用意するもの
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- 新旧のパソコンをつなげるUSBケーブルや外付けハードディスク
比較的簡単な操作で、データを自動移行してくれます。詳しい方法については、各パソコンモデルの公式ホームページなどで確認できます。
有料のソフトを利用する
3つ目は、有料のデータ移行ソフトを利用する方法です。
- 用意するもの
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- 有料のデータ移行ソフト
- ソフト利用に必要なもの
有料ソフトを利用すれば、安心・安全にデータ移行が可能です。
まとめ
さいごに、パソコンの処分方法とデータ消去および移行方法についてまとめました。
- パソコンを処分する際には、個人情報を守るために「データ消去」が必要
- 処分する方法は5つ(買取・メーカー引取・家電量販店の下取り・回収ボックス・フリマやオークション)
- データを消去するには、専用ソフトの利用がおすすめ
- データ移行の方法は3つ(記憶媒体・パックアップ機能・有料ソフト)
今回、パソコンの「データ消去」は想像以上に大変ということがわかりました。
買取業者に依頼する、または新品購入時であれば下取りに出せば、パソコン内部のデータを心配することなく、安心して処分できます。
出張買取のアシストでも、パソコンの内部データの完全消去に対応してします。
パソコンは高値買取されることも多い商品なので、いくらで売れるか知りたい、話を聞いてみたいという方は、お気軽にご相談ください。