さて、今回は神奈川県のとあるアウトドアに最適な場所?から、真夏に3つの寝袋(シェラフ)を使い比べてみる【体験レポート】です。
前回お伝えした【体験しました】MSR MUTHA HUBBA(マサハバ) 3人用テントの設営!のテント内から、チョイスした3つの寝袋(チェラフ)に潜り込んでみました。
①ノーブランド 封筒型シェラフ
②モンベル Super Spiral Burrow♯3 マミー型シェラフ
③ドイター マミー型シェラフ
【はじめに】モンベルのSuper Spiral Burrow(スーパースパイラルバロウ)♯3
まずはモンベルのSuper Spiral Burrow(スーパースパイラルバロウ)♯3を取り出して潜り込んでみた。
この触った瞬間のつるつる感とふわふわ感がたまりません!
小さい枕のようにぎゅっとコンパクトに収納されていた単なる袋が、あっという間に自分の寝床に生まれ変わるのこの瞬間。
このモンベルのバロウシリーズの寝袋は、「エクセロフト」と呼ばれる中綿素材が採用されてます。
外側から触った感触は、高級ダウンジャケットと同じといったところでしょうか。
実際に潜ってみると、、、、まもなくして、、、、
「暑いっ!!!!」
と、いうことになりました。
もともとマミー型シェラフは保温性に優れている点が特徴で、その中に入ればまさに人間芋虫です。
使用した場所も普通の公園の広場ですし、服装も普段着のままでしたので余計です。
ただ、これだけ素早く自分の体温によって温度が変化するというのはさすがだと思いました。
顔しか外に出ていない状態にできるのもマミー型シェラフならでは。
エベレストなどでベースキャンプしている登山家の方々は、まさにこのようにして寒さと戦いながら寝ているのだなと感じます。
氷点下20度~30度の世界ですからね。
しかし、わたくしが使用したのは横浜にある平地の公園です。
季節が秋から冬、登山などの標高が高い場所で使用すれば適温となり心地よく寝れるのではないかと想像しました。
さすが、アウトドアメーカーのシェラフは違う。
【2番目は】ノーブランドの封筒型シェラフ
続いて、私物のノーブランドの封筒型シェラフに潜ります。
封筒型シェラフはマミー型と対照的で、いわゆる家で使用する布団に近い感覚ですね。
密閉されておらず、入り口も幅広く解放感があります。
バロウシェラフに比べて、中綿素材のふわふわ感もなく薄っぺらいため中に入っても急激に暑く感じるということはないです。
結論からすると、封筒型シェラフは夏には最適だということです。
そして、普段の家で布団に入る寝る感覚に近いため、多くの人が違和感なく眠れるような気がします。
少し標高が高いキャンプ場などでは、夏でも夜は少しひんやりすることがあります。
そんな時はこの封筒型シェラフの方が使い勝手が良いかもしれません。
逆に秋から冬にかけての登山キャンプなどで使うとしたら、この封筒型シェラフでは快眠のお供にはならないでしょう。
【最後に】ドイターのマミー型シェラフ
最後におまけとして潜ってみたドイターのマミー型シェラフです。
ドイターは、キャンプ用品全般というよりは、主にリュックサックやバックパックなどを扱うメーカーです。
ただ、調べてみるとこのシェラフの販売にもかなり力を入れていることを知りました。
生地の厚さは、モンベルのバロウと私物の封筒型シェラフのちょうど中間という感じです。
バロウシェラフと同じく、ドイターのシェラフにもダウンがしっかり入っています。
潜ってみると、、、、まもなくして、、、やっぱり、、、
「暑いっ!!!!」
と、いうことになりました。あたりまえです。
シェルフの「コンフォート温度」と「リミット温度」を知っておくこと
しかし暑いながらも、モンベルとドイターのシェラフは、寝袋に入った瞬間のどこからも熱を逃がさないフィット感と保温性の高さがやっぱり凄かった。
このマミー型シェルフは今回初めて使用しましたが、正直、夏ではない季節に使ってみたいという衝動に駆られました。笑
ちなみに、モンベルのバロウシェルフ、このドイターのシェルフも使用にあたり「コンフォート温度」と「リミット温度」というのが定められています。
コンフォート温度は、その温度よりも高い場所で使用すれば多くの人が快適に眠れるとされる温度です。
リミット温度とは、人によって寒さの感じ方が違うなかで、服装などを変えて調整しながらも快適に使用ができる限界温度です。
コンフォート温度は、今回のバロウとドイターのマミーシェルフが6℃、リミット温度は1℃となっています。
ということで、次回はよりコンフォート温度に近い場所で使用した体験レポートを発信したいと思います!