ルーフボックスの選び方がわからない!などお困りではないですか?

高価なものだし、しっかり選びたいですよね。

自動車の上に荷物を積めるルーフボックスは、アウトドア用品やゴルフ用品、スキー用品など容量がある荷物を積み込むのに役立ちます。

ただ、一口にルーフボックスといってもさまざまな種類があり、何を基準に選ぶべきかわからない方も多いのではないでしょうか。使用用途に合わないルーフボックスを選んでしまうと、使い勝手が悪く後悔するケースも少なくありません。

こんにちは!買取ブロガーの鈴木です。

アシスト鈴木鈴木
ルーフボックスの選び方を解説します!

今回は、買取業者から見たルーフボックスの選び方を解説します。

失敗しない選び方をはじめ、おすすめのメーカーや購入するときに注意点なども解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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ルーフボックスの選び方

アウトドアやお出かけで活躍するルーフボックスですが、初心者の方とって製品選びはむずかしいポイントでしょう。

ルーフボックスを選ぶときは、以下の4つのポイントを押さえて選ぶことが大切です。

  • ルーフボックスの幅と長さと高さ
  • 容量を選ぶ
  • 開き方を選ぶ
  • 色を選ぶ

ひとつひとつ解説していきます。

 ルーフボックスの幅と長さと高さ

ルーフボックスを購入するときは、「幅・長さ・高さ」を確認するのがポイントの一つです。

たとえば、バックドアを開ける際にぶつからない長さなのか、さらに幅は車よりも一回り小さなものを選ぶ必要があります。また、忘れられがちなのが高さです。「車体+ベース+ルーフボックス」で地上からどれくらいの高さになるのか確認しておきましょう。

道路交通法では車の高さの制限は3.8mです。ただ、3.8m以下に収まっていたとしても、立体駐車場やトンネルなど高さ制限のある場所は通れなくなる可能性があるので、注意しなければなりません。

普段の生活では高さ制限を気にする必要がなくても、外出先で高さ制限のある場所を通る可能性もあるので、2mに収まる高さを意識しておくと安心です。

容量を選ぶ

どのような車にルーフボックスを取り付けるのかによって最適な幅と長さ、高さが決まり、さらに何を入れるのかによって容量を決めていきます。

スタンダードなルーフボックスの容量は300Lであり、一人用のキャンプ用品はもちろん、スキーやスノーボードのアイテムを複数収納できる容量です。スタンダードなモデルなので、各メーカーの商品ラインナップが豊富であることもポイントです。

より大容量のルーフボックスなら、500L以上のものがおすすめです。 500L以上のルーフボックスは家族や友人など、複数人で行うキャンプやアウトドア用品を積み込める容量です。ルーフボックスにたくさんの荷物を積み込み、車内を広々と使用できるでしょう。ただ、ルーフボックス自体のサイズも大きくなるため、SUVやミニバンなど大きめの車に適した容量です。

このように、何を入れるのか、どのような車に取り付けるのかによって最適な容量を選択します。

開き方を選ぶ

ルーフボックスは製品によって、開き方が異なり「右開き」「左開き」「両開き」という3種類があります。

「右開き」「左開き」などの片開きタイプを選択する場合、開閉シーンを想像して購入するのがおすすめです。

たとえば、運転手が一人で出かける場合、右開きなら車から降りてすぐに開閉できますが、左開きならいったん助手席側に回り込んで開閉しなければなりません。ただ、複数人で出かける際、道路脇に車を停めて荷物を取り出すとなると、左開きが便利です。

  • 右開き:運転席から開けやすい。一人で出かけることが多い方におすすめ
  • 左開き:助手席側から開閉。道路脇に車を停めて荷物を取り出しやす際に便利

さらに、片開きの場合、荷物が取り出しやすいよう駐車場所を考える必要もあります。

そこでおすすめなのは「両開き」です。価格は片開きのものよりも高くなるケースが多いものの、 荷物の出し入れがスムーズになることに加え、駐車スペースに悩むことも少なくなります。

色を選ぶ

ルーフボックス選びでは、色も確認しておきたいポイントです。

製品によってカラーバリエーションが異なり、黒や白が定番のカラーです。もちろん定番色を選ぶのもよいですが、車体に合う色を選択するのがよいでしょう。車体とルーフボックスの色を合わせて統一感を持たせたり、シルバーメタリックのようなオシャレなカラーを選択したりするのもおすすめです。

車体との色の組み合わせに加え、汚れや傷の目立ちにくさなどを考慮しておくと安心です。

ルーフボックスを人気メーカーから選ぶ

ここでは、ルーフボックスの人気メーカーを解説します。

スーリー(THULE)

THULE Dynamic 800 ルーフボックス 両開き 鍵付

スウェーデンのマルメ発祥のスーリー(THULE)は、カーキャリアメーカーとして世界トップシェアを誇り、世界40か所に生産・販売拠点を持つ国際的に有名なブランドです。

スーリーにはさまざまなルーフボックスのラインナップがあるため、いくつかモデルを紹介します。

Dynamic

Dynamichはボックス周辺の空気流を効果的にコントロールできる空力特性に優れたスポーティなモデルです。

容量は320~430Lと使い勝手のよいサイズ感となっており、両開きなので開閉方向で悩むこともありません。パワークリッククイックマウント・システムが取り付けられているので、 片手で開閉できるのも特徴です。

 MotionXT 

MotionXTは空力性能やクルマとの一体感を追求したスタイリッシュなモデルです。空力性能が高いことで 走行中の風切音が気にならなりにくいことに加え、燃費の悪化を防げる高機能さが魅力です。

容量は300~610Lのサイズ展開があり、大容量のルーフボックスを検討している方にもおすすめです。

 Ranger

Rangerは折りたためることが最大の特徴です。

ルーフボックスを取り外した際、保管場所に困るという悩みを解決してくれるアイテムです。車のトランクや倉庫の端っこに場所を取ることなく収納でき、折りたたんで収納するとき用の収納バックも付属しています。

イノー(INNO)

イノー(INNO)のルーフボックス

「革新=INNOvation」というポリシーを掲げ、カー用品やアウトドア用品を開発・製造・販売しているのがイノー(INNO)の特徴です。

約33年前に日本で創業し、現在ではアメリカやヨーロッパなどでも販売されており、グローバルブランドとして成長しつつあります。日本のメーカーなので、ほとんどの国産車に適合できることと、コストパフォーマンスの良さが魅力です。

 WEDGE

WEDGEはミニバンやワゴン、SUVなどに適合する容量300Lのモデルです。 流れるような曲線とローダウンデザインが特徴で、装着したときに車と一体になっているような印象があります。WEDGE PLUSは容量360LとWEDGEよりもさらに大容量です。

WEDGEシリーズはデザイン性が高いことに加え、 両開きで荷物の出し入れがしやすいこと、付属のベルトを使うとワンタッチでボックスをしっかり固定できることなど、使いやすさにもこだわられています。

 SHADOW

SHADOWシリーズは容量360Lと400Lの2種類があります。

両開きでプッシュ式オープンとなっており、ボタン一つで簡単に開閉できます。また、完全に閉まっていないと鍵部分にロックがかかって抜けない仕組みになっています。完全に閉まったときだけ鍵が抜けるので、半閉まりの危険な状態で走行してしまう危険がありません。

使いやすさと安全面に配慮されたモデルで、大きめのルーフボックスを探している方にもおすすめです。

テルッツォ(TERZO)

テルッツォ(TERZO)のルーフボックス

自転車用ランプなどが有名なPIAAが手掛けるカーキャリアブランドがテルッツォ(TERZO)です。

空気抵抗を押さえたモデルや、高さを押さえて立体駐車場に入れるようにしているモデルなど、ルーフボックスの形状が豊富なメーカーです。

 AERO GT 

1930年に創業したイタリアの老舗カロッツェリアの「ピニンファリーナ(pininfarina)」がデザインしたプレミアルーフボックスが「AERO GT」です。

410Lと450Lの容量があり、大容量でありながらなめらかで美しいデザインを特徴としています。カラーはダークブラックメタリックとシルバーメタリックの2種類があり、どの車体カラーにも合う高級感あふれるカラー展開となっています。

LOW LYDER FLEX

「スリム(SLIM)」と「コンパクト(COMPACT)」という2種類を展開しています。

LOW LYDER FLEXは柔軟、収縮と言った意味のある“FLEX”という言葉が使われている通り、 カバーを5cmアップさせることで積載容量を増やせるのが特徴です。このフレックス機構はテルッツォが特許を取っており、テルッツォならではの魅力だといえます。

【容量】
  • LOW LYDER FLEX SLIM:アップ時350L、ダウン時280L
  • LOW LYDER FLEX COMPACT:アップ時300L、ダウン時250L

 荷物の量に応じて最適な積載容量に調整できるため、一つのルーフボックスでさまざまなシーンに活躍します。

ルーフボックス購入時の注意点

ルーフボックスは積載量を増やせる便利なアイテムですが、購入時の注意点があります。買ってから後悔しないようにするためにも、事前に注意点を確認しておきましょう。

取付キットは車種によって違う

ルーフボックスを車両に取り付けるには、ルーフキャリアと呼ばれる取付キットが必要になります。

ルーフキャリアは車種によって適合するタイプやサイズが異なるため、車両に合ったものを選ぶ必要があります。基本的にルーフボックスメーカーは純正のルーフキャリアも販売しているため、やや価格は高くなるかもしれませんが純正のルーフキャリアを揃えるのが安心です。

ルーフボックスや車両に合わないルーフキャリアを使用してしまうと、不具合が起きたり、不意に外れて事故になったりする可能性もあるため、取付キット選びは慎重に行いましょう。

取り付け後の高さに注意

ルーフボックスを取り付けるときは、取り付け後の高さにも注意しましょう。

道路交通法では車の高さの制限は3.8mと定められていますが、3.8m以下に収まっていたとしても、立体駐車場やトンネルなど高さ制限のある場所は通れなくなる可能性があります。
参考:道路通行車両の制限|内閣府 規制改革

【立体駐車場の平均的な高さ制限】
  • 自走式立体駐車場の高さ制限:平均2~2.5m
  • 機械式立体駐車場の高さ制限:平均1.55m

こちらはあくまで平均的な立体駐車場の高さであり、さらに高さ制限の厳しい立体駐車場もあるでしょう。ルーフキャリアを取り付けたことで行動範囲が制限されないようにするためにも、2mを目安に高さを確認しておくことをおすすめします。

まとめ

今回はルーフボックスについて解説しました。

ルーフボックスはトランクには収まりきらない荷物を運ぶときに便利なアイテムですが、製品選びのポイントや注意点を確認しておくことが重要です。

最後に今回の記事をおさらいしておきましょう。

〇選び方

  • ルーフボックスの幅と長さと高さ
  • 容量を選ぶ
  • 開き方を選ぶ
  • 色を選ぶ

〇人気メーカー

  • スーリー(THULE)
  • イノー(INNO)
  • テルッツォ(TERZO)

〇購入時の注意点

  • 取付キットは車種によって違う
  • 取り付け後の高さに注意

 ルーフボックスはアウトドアや旅行の強い味方になりますが、車両や使用用途に合った製品選びが重要になります。

ぜひ今回の記事を参考に、最適なルーフボックス選びをしてください。

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