生活のスタイルが変わって、自転車の買い替えが必要になった。自転車が不要になったけど、どうやって処分したら良いかわからないと困っていませんか?
実は自転車を燃えないごみとして処分することができません。決まった方法で処分しないと、不法投棄になってしまう場合もあるので注意しましょう。
そこで今回は、自転車の処分方法7選を紹介します。最もお得に処分する方法も紹介しているので、最後まで参考にしてみてください。
自転車を処分する7つの方法
今回は、自転車の処分方法を7つ紹介します。主な方法と、特徴は以下の通りです。
処分方法 | 主な特徴 | 費用 | 防犯登録の抹消 |
---|---|---|---|
買い替え時に購入店に依頼する | 新しい自転車を買う人におすすめ。 下取りなら新しい自転車の購入資金に充てられる。 |
もらえることもある | 不要 |
自転車の購入店に依頼する | 防犯登録の抹消をしなくても処分できる。 | 払う | 不要 |
自治体がしている回収業者に依頼する | 自治体が回収する安心感。 ごみ処理場まで持って行かなくてよいため、手間がかからない。 |
払う | 必要 |
ごみ処理場に自分で持ち込む | 有料で処分する中では、一番費用がかからないが、少し手間がかかる。 | 払う | 必要 |
不用品回収業者を利用する | 他の不用品も一緒に処分できる。一番手間がかからないが、一番費用がかかる。 | 払う | 必要 |
ネットオークション・フリマに出品する | 不要な自転車をお金に換えられる可能性がある。売却するには、手間がかかる。 | もらえる | 必要 |
リサイクルショップに売却する | 使える状態であれば、すぐに現金化できる。 現状のまま売れるので、手間がかからない。 |
もらえる | 必要 |
各処分方法の詳細を見ていきましょう。
買い替え時、購入店に依頼する
自転車の買い替えを検討しているなら、買い替えのときに購入店に処分を依頼するのが最も効率的です。
古い自転車に乗って店舗に行き、新しい自転車に乗って帰宅すれば、自転車を配送する手間が省けるからです。また、後述する「防犯登録の抹消」も同時に行えるので、前もって準備する必要がありません。
普段は有料で処分している店舗でも、買い替え時であれば無料で処分してもらえる可能性があります。また、人気が高い電動自転車やロードバイクの場合は、下取りをしてくれて、新しい自転車の購入資金に充てることもできます。
電動自転車を買い替えるなら下取りチェッカー
電動自転車を買い替えるなら下取りチェッカーを利用してみましょう。下取りチェッカーは、店舗に行かなくても、スマホ1台で簡単に下取り価格がチェックできる、非常に便利なサービスです。
下取りに出す電動自転車の買取価格は、年式、型番、状態などで変化します。そのため、相場を知らずに買取や下取りに出してしまうと、相場より安く買取られてしまう可能性があります。
しかし、下取りチェッカーで事前に査定して、相場を知ってから自転車販売店に行けば、相場より極端に安い金額で売らなくてすみます。
下取りチェッカーはこちら
処分したい自転車の購入店に依頼する
新しい自転車を買う予定はないけど、自転車を処分したい場合は、購入店に依頼して処分してもらう方法があります。
買い替え時と違い、有料で処分してもらうことが多いですが、同時に「防犯登録の抹消」を行ってくれるので、手間がかかりません。有料と言っても、1台あたり1,000円程度なので、検討してみても良いでしょう。
自治体が指定する回収業者に依頼する
自転車を粗大ごみとして処分する場合、自治体に連絡して専門の回収業者に処分してもらう必要があります。
申し込みかたは自治体によってさまざまですが、あらかじめ「ごみ処理券」を購入し、決まった日に粗大ごみとして出すのが一般的です。自治体によっては、自宅まで回収してくれる場合もあります。
ごみ処理券は、近くのスーパーやコンビニで買える自治体が多く、価格も数百円程度です。自治体によっては、再利用を目的として、無料で回収してくれる場合もあるので、確認してみましょう。
ごみ捨て場に出した場合でも、盗まれて犯罪に使われる場合があるので、「防犯登録の抹消」は事前に行っておいたほうが無難です。
ごみ処理場に自分で持ち込む
各自治体では、ごみ処理場で自転車などの粗大ごみを処分できる場所を用意しています。売却できるほど状態が良くない自転車の場合、ごみ処理場に自分で持ち込む方法が、一番お金をかけずに処分できます。
処分する手数料は、重さで決まる自治体と、大きさで決まる自治体があります。また、処分するには予約が必要だったり、決まった日時でないと処分できない自治体も多いです。
自治体によって条件が違うので、事前に受付日時や手数料、処分できないものを確認しておくと良いでしょう。
ごみ処理場に持ち込んだ場合、すぐに処分されるので、「防犯登録の抹消」をしなくても大きな問題にはなりません。
不用品回収業者を利用する
自転車以外のごみもまとめて処分したい場合や、すぐに処分したい場合には、不用品回収業者を利用すると良いでしょう。
不用品回収業者なら、電話やインターネットで申し込みするだけで、自宅まで不用品を回収してくれます。自転車に限らず、不用品ならほとんどの物を一括して処分してくれるので、分別もいりません。
費用はかかりますが、最も手間がかからない方法なので、引っ越し時や時間が無い方、高齢者におすすめです。
まとめて処分する場合、処分費用が高額になる場合があるので、あらかじめ数社から見積もりをもらっておくことをおすすめします。
不用品回収業者の中には、残念ながら不法投棄をする業者もいます。そのため、依頼する前に「一般廃棄物収集運搬許可」を持っているか確認しておきましょう。そして、回収された後にどのように処分されるかわからないので、「防犯登録の抹消」は必ず行います。
ネットオークション・フリマに出品する
自転車が使える状態で、少しでも高く売りたいなら、ネットオークションやフリマに出品すると良いでしょう。不要な自転車をお金に換えられる可能性があり、まだ使えるものを捨てずに済むというメリットもあります。
ネットオークションやフリマであれば、自分で価格が決められるので、納得した価格で売ることができます。そのため、買取や下取りと比べて、高値で売却できる可能性があります。
ただし、売却できても送料や手数料がかかるので、思ったほど手元に残らないかもしれません。また、確実に売れるとは限りませんし、購入希望者が現れるまで時間がかかる場合もあります。
売却する場合には、必ず事前に「防犯登録の抹消」をしておきましょう。もし忘れてしまうと、購入者が新規で防犯登録をすることができなくなってしまいます。
リサイクルショップに売却する
自転車が使える状態なのに、ネットオークションやフリマに抵抗があるなら、リサイクルショップに売却する方法がおすすめです。
ネットオークションやフリマより良い点は、リサイクルショップならすぐに現金化できることです。自分で購入希望者を探す必要がありませんし、ネットオークションやフリマのように売れ残る心配もありません。
また、リサイクルショップが売れる状態にしてくれるので、自分ではメンテナンスをする必要がないのもメリットです。思い立ったらすぐに売却でき、手間もかかりません。
一般的なママチャリでも数千円、ロードバイクなら購入額の1割~4割程度で買取ってもらえる場合があります。電動自転車は需要が高いので、1~10万円程度が買取相場です。
しかし、一般的なリサイクルショップでは、状態の良し悪しのみで査定する傾向があります。そのため、性能が高い自転車や高級な自転車は、自転車の知識がある店舗に買取や下取りしてもらうのがおすすめです。
リサイクルショップの場合も、事前に「防犯登録の抹消」をしておく必要があります。
自転車の処分前にやるべきこと
処分方法の紹介でも紹介しましたが、自転車を処分する前に防犯登録の抹消をしておきましょう。
防犯登録とは、自転車が盗難にあったときに、警察などが自転車の所有者を特定するために必要なものです。ほとんどの場合は、自転車を購入する際に、防犯登録を行っています。
防犯登録をしている自転車は、「登録シール」が貼られていますので、確認してみましょう。ただし、登録シールが貼ってあっても、有効期限が切れている場合があります。
期限が切れている場合は、防犯登録の抹消をする必要がないので、登録シールをはがすだけで良いです。有効期限については、登録時にもらった「自転車防犯登録カード」や販売店で確認してみましょう。
防犯登録を抹消する際は、処分する自転車と身分証明書を持って、防犯登録した都道府県の警察署か自動車販売店で行います。自転車防犯登録カードも持っていくと、手続きがスムーズです。
自転車を最もお得に処分するためには?
今回は、自転車の処分方法を7つ紹介しました。
処分方法は以下の2つに分けられます。
- まだ使える自転車を、お金をもらって処分する方法
- もう使えない自転車を、お金を支払って処分する方法
まだ使える自転車であれば、ぜひお金をもらって処分する方法にチャレンジしてみましょう。お金がもらえる可能性がある処分方法は、以下の3つです。
- 買い替え時に購入店に依頼する
- ネットオークション・フリマに出品する
- リサイクルショップに売却する
新品を新たに購入する予定がある場合は、高値が付きやすい下取りチェッカーを使って下取り価格をチェックするのがおすすめです。
そうでない場合は、リサイクルショップに売却するのがおすすめです。手間が少なく、すぐに現金化できます。また、他の不用品もまとめて売れるのがメリットです。
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