「電動自転車のバッテリー、どのくらいで寿命が来るのだろうか」
このような疑問を感じたことはあるでしょうか?

こんにちは!アシストのマスコット、リッキーです。

リッキー

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電動自転車のバッテリー寿命について解説!

今回は、電動自転車のバッテリー寿命や電池の種類や容量別の充電頻度寿命ののばし方について、わかりやすく解説していきます。

結論から言うと以下の点を留意しておく必要があります。

  • リチウムイオン電池のバッテリー寿命の目安は3~4年
  • ニッケル水素電池のバッテリー寿命の目安は2~3年
  • 充電頻度はバッテリー容量に依存(容量が大きいと有利)
  • 充電頻度は走行距離にも多少依存
  • バッテリー寿命が来たら交換・買い替え・下取りを検討
  • バッテリーの寿命をのばすには6つのポイントを意識する

「電動自転車のバッテリーや、その種類・メリットについての知りたい」という方は、このページを読み進めて参考にしていただければと思います。

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電動自転車のバッテリー寿命はどの程度?

電動アシスト自転車のバッテリーは、充電式で長く使えることがメリットであり特徴です。

とはいえ、繰り返し充電することで弱ってくるため、いつまで大丈夫なのか、寿命が気になるところです。このセクションでは、電動自転車のバッテリー寿命について、電池の種類ごとに解説していきます。(2024年2月時点)

現在主流のリチウムイオン電池では3~4年(充電700回程度)

リチウムイオン電池であり、小型で重量が軽く、寿命が長い、という特性があります。

このため多くの電動自転車に採用されており、現在主流の電池となっています。寿命の目安は、使用頻度や環境にも左右されますが、 3~4年とされています。また、充電回数では700回程度が目安となります。

ニッケル水素電池の場合はでは2~3年(充電400回程度)

ニッケル水素電池は、上記のリチウムイオン電池と比較すると、採用されている車種は少なくなっています。

重量が重く、寿命が比較的短いという特徴ですが、リチウムイオン電池に比べ安価に入手できるというメリットがあります。

寿命の目安は、使用頻度や環境にも左右されますが、 2~3年とされています。また、充電回数では400回程度が目安となります。

バッテリーの充電頻度はバッテリーの容量に依存

できるだけ手間を少なくバッテリーを運用するためには、バッテリー容量が大きいものを選定すると効果があります。ここでは、一日の走行距離毎の充電頼度の例を表にしていますので、参考にしてください。

バッテリー容量 充電距離 走行可能距離 充電頻度3km/日走行 充電頻度12km/日走行
20.0Ah 約8時間 約68㎞ 1回/4週 1回/週
16.0Ah 約6時間 約59㎞ 1回/3週 1回/週
12.0Ah 約5時間 約44㎞ 1回/2週 1-2回/週
8.0Ah 約4時間 約30㎞ 1回/週 2-3回/週

表のとおり、バッテリー容量は充電頻度の改善に効果があることがわかります。

ただし、バッテリー容量を大きくすることで購入コストは上がるため、予算と充電頻度のバランスを考慮して検討売ることがおすすめです。

バッテリーの寿命が来たら交換?買い替え?

バッテリーの寿命について解説してきましたが、実際に寿命が来た場合、どのような対応があるのでしょうか。大きく、 交換・買い替え・下取りの選択肢がありますので、それぞれ解説していきます。

バッテリーを交換する場合の費用は3~4万円程度

バッテリーが寿命を迎えた場合、まずがバッテリーを同じ形式の新しいものに置き換えることを検討するかもしれません。これでも問題ありませんし、代替バッテリーと呼ばれる互換性のあるものを選択することも可能です。

また、適合するかどうか確認する必要はありますが、交換する際に、より容量を増やしたものに置き換えることもできます。いずれの方法でも、バッテリーの交換費用としては3~4万円程度が相場となっています。

新しい電動自転車に買い替えることも視野に

バッテリーの寿命が来る頃には、数年程度経過していることが多いため、他のパーツも劣化が進んでいる可能性があります。

バッテリーの交換費用に加え、パーツ修繕費も加えると自転車本体の買い替えも視野に入れたほうがいいかもしれません。最新の自転車は、過去のものに比べ性能も上がっており、生活の改善につながるかもしれません。

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寿命をのばすバッテリーの使い方

上記ではバッテリーの交換や買い替えについて解説しましたが、実際に交換や買い替えをおこなった場合「今度はバッテリーを少しでも長く使えるようにしたい」と思うかもしれません。

では、寿命をのばすにはどうすればよいのでしょうか?
ここでは6つのポイントについて解説します。

1.充電回数を減らす

バッテリーは充電と放電を繰り返しおこなうと、蓄められる電気の量が徐々に少なくなっていきます(これを「サイクル劣化」と呼びます)。そのため、”少しずつ何回も充電・使用を繰り返す”よりも“1回の充電でバッテリーを長く使う”ことにより、バッテリーの劣化を防いで寿命をのばすことができます。

2.バッテリーの残量をゼロにしない

現在電動自転車に使われるバッテリーでは、残量が20%前後となった時点で充電をするのがもっともよいといわれています。また、満充電ではなく残量80%程度までの充電に抑えることで、さらにバッテリーへの負荷を軽減することができ寿命がのびます。

なお、バッテリーを使い切らない状態で再充電を繰り返したとき、電池の種類によって使用可能容量が減ってしまう現象(これを「メモリ効果」と呼びます)があり、ひと昔前はバッテリーを使い切ってから充電するほうが寿命がのびるといわれていました。
しかし、現在のリチウムイオン電池やニッケル水素電池ではこのような現象が起こりにくくなっています。そのため、残量0%の状態から100%まで充電をしてしまうと、単純にバッテリーへ大きな負荷がかかるだけとなるので注意が必要です。

3.直射日光の当たらない涼しい場所に保管

バッテリーに日光が直接当たったりして温度が上昇すると、バッテリーの寿命が縮まってしまいます。そもそもバッテリーは熱に弱く劣化しやすく、またバッテリーの充電や放電の速度は温度によって大きく左右されます。バッテリーの保管は周辺温度が10~25度の室内かつ涼しい場所が適しているため、電動自転車も同じ条件下である場所に保管しましょう。

4.バッテリーに負荷をかけない設定を心がける

現在の電動自転車は乗りやすくするための機能を多く備えていますが、例えば急いでペダルを強くこぐというような無理な乗り方をすれば当然バッテリーに大きな負荷をかけて劣化を早めてしまいます。そのため、負荷をかけない乗り方を心がけるのはもちろんのこと、エコノミーモードを使用したり、走行開始時はアシストモードを弱く設定したりといった工夫をしましょう

5.タイヤの空気をしっかり入れておく

意外な原因かもしれませんが、タイヤの空気が少ないこともバッテリーの劣化に少なからず影響します。タイヤの空気圧が少ないと、走行時の抵抗が大きくなりペダル一こぎにおける走行距離が短くなります。そのため、バッテリーへの負担がより大きくなり劣化を早めます。

6.変速ギアを同じ段階にしたまま走らない

ギアを変えずに走行をおこなえば電動アシスト機能を最大限に使用することになるため、その分多くのバッテリーを消費します。走るスピードによって適正なギアに変更をして、バッテリーへの負荷をおさえましょう。

まとめ

本記事では、電動自転車のバッテリー寿命と充電頻度について解説しました。この記事のポイントは以下のとおりです。

  • リチウムイオン電池のバッテリー寿命の目安は3~4年
  • ニッケル水素電池のバッテリー寿命の目安は2~3年
  • 充電頻度はバッテリー容量に依存(容量が大きいと有利)
  • 充電頻度は走行距離にも多少依存
  • バッテリー寿命が来たら交換・買い替え・下取りを検討
  • バッテリーの寿命をのばすには6つのポイントを意識する

本記事があなたの役に立つ内容となっていれば幸いです。

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