「しばらく誰も弾いていないシンセサイザーがある。」
「古いモデルだし処分しようか迷っている。」
捨てるにはちょっと勿体ない、誰か使ってくれる人いないかな?なんて悩んでいませんか?
こんにちは!買取ブロガーの鈴木です。
鈴木
古くても価値あるシンセサイザーをチェック!
長年使っていたまだ使える楽器。捨ててしまうにも心が痛みますよね。
まずお伝えしたいのは、古くてもシンセサイザーは買取してもらえるモデルがあります。
実は古いビンテージシンセは、今や入手困難のためプレミアムな価値があるモデルが多く存在します。
アナログシンセが奏でる当時の音色を、世界中の音楽家が欲しているからです。
今回は買取が期待できるシンセサイザーの情報や査定時に気をつけたいポイントなど、シンセサイザーを手放そうと思っている方に役立つ情報をご紹介していきます。
目次
買取が期待できるシンセサイザー
シンセサイザーの買取で最初のポイントとなるのが【メーカーとモデル】です。
ここでは特に人気の高いモデルを買取相場(2022年05月現在)と合わせてご紹介していきます。
ローランド(Roland)
ローランドはプロ用から家庭用まで、多様な楽器を手がける総合電子楽器メーカーです。
一般的なキーボードタイプだけでなく、ギター型などのシンセサイザーも人気があります。
古いアナログシンセは世界中に愛好家がいるほどで、不具合があっても買取の可能性があります。
シリーズ名/モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
JUNO-106 | 22,000円-70,000円 |
JUNO-DS61 | 11,000円-33,000円 |
JUNO-G | 2,000円-8,000円 |
TB-303 | 70,000円-150,000円 |
FA-07 | 25,000円-50,000円 |
G-707 | 25,000円-50,000円 |
※お品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
ローランドのシンセサイザー買取については『ローランドのシンセサイザー古くても買取になる!名機JUNOとは』こちらも合わせてご覧ください。
ヤマハ(YAMAHA)
名実ともに楽器のトップブランドであるヤマハ。その豊富なアナログ音源をデジタル化したシンセサイザーも高い人気を誇ります。
80年代の音楽シーンをリードし続けた名機は、今でも高額で取引されています。
新しいモデルはもちろん、古いアナログシンセなども買取の可能性が十分にあります。
シリーズ名/モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
MOTIF XF6 | 35,000円-80,000円 |
EOS B2000 | 6,000円-22,000円 |
CS-15D | 10,000円-31,000円 |
DX7Ⅱ | 8,000円-25,000円 |
SY99 | 2,000円-12,000円 |
※お品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
ヤマハのシンセサイザー買取については『【買取】古くても売れる!?ヤマハのシンセサイザー 買取相場は』こちらも合わせてご覧下さい。
コルグ(KORG)
KORGは1963年創業、いまや世界を代表する日本の電子楽器メーカーです。
特に音楽制作に携わるクリエイターやアーティストからは絶大な支持を得ています。
「Polysix」「MonoPoly」といったビンテージは、今も中古市場で人気が上昇しています。
シリーズ名/モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
KRONOS-88 | 30,000円-58,000円 |
KROSS2-61 | 10,000円-22,000円 |
monopoly MP-4 | 41,000円-88,000円 |
Polysix PS-6 | 14,000円-50,000円 |
microKORG GD | 6,000円-13,000円 |
※お品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
KORGのシンセサイザー買取については『【買取】KORG シンセサイザーいくらで売れる?気になる買取相場』こちらも合わせてご覧下さい。
ビンテージシンセは壊れていても売れる!
15年以上経った昔のシンセサイザーともなれば、何かしらの不具合がある事も珍しくありません。
ですが、音が出なかったり状態が悪かったとしても買取になる可能性があります。
- まだ買取の可能性がある状態
-
- 電源が入らない
- 一部パーツが欠損している
- 一部鍵盤が戻らない
- スイッチ、つまみが反応しない
もちろん、状態が良く正常に動作するほうが買取価格は高くなります。
ですが、モデルによっては上記のような場合でも思わぬ金額がつくこともありますので、諦めずに査定に出してみましょう。
シンセサイザーを高く買取してもらうためのポイント
きれいな状態で査定してもらおう
まず見た目の印象は大切です。きれいな方が買取価格は高くなります。
しばらく放置していた場合、つまみやホイール、鍵盤のすきまにホコリが溜まっていることがあります。
事前に清掃しておくと査定スタッフにも好印象です。
付属品が揃っているかチェックしよう
リサイクルショップの査定では付属品も1つのポイント。
特に機能パーツの欠品は減額となってしまうので注意が必要です。
- バンドルソフト
- スタンド/キャリーケース
- 電源アダプター
- 取り扱い説明書、楽譜など
以上のような付属品があれば事前に揃えておきましょう。
動作の確認ができる状態にしておこう
もし出張で買取してもらう場合、音出しチェックが出来るかは現場の環境に左右されます。
その場で動作品と判断してもらえるよう、なるべくシンセサイザーを起動できる状態にしておきましょう。
音響機材はまとめて依頼する
リサイクルショップの査定では依頼点数は多いほど有利です。
まとめて依頼することで出張コストが下がるので、その分を買取金額に乗せやすくなるからです。
- モニタースピーカー
- エフェクター
- マイク
- ヘッドホン
以上のようなものがセットであれば買取査定での交渉材料になります。
もし他にも不要になった機材や楽器があるようなら合わせて依頼するようにしましょう。
買取してもらえなかった時は?
「残念だけど買取にならなかった。」
「買取してもらえなかったら捨てるしかないのかな?」
ここでは買取以外のシンセサイザーの手放し方についてご紹介していきます。
リサイクルショップで引取してもらえるケース
リサイクルショップでは買取にならないシンセサイザーでも無料で引取してくれるケースがあります。
日本のシンセサイザーは海外ではとても人気があり、そのため買取ができないシンセサイザーでも海外リユースとして取り扱いすることができるからです。
「ずっと大切に使っていたものなので、捨てたくない」
そんな思い入れのあるシンセサイザーがあれば、最寄りのリサイクルショップに相談してみましょう。
フリマアプリなどを活用する
メルカリやヤフオク、ジモティーなどの個人間取引サイトを利用して次の方に譲る方法です。
買取店で取り扱えなくても個人売買であれば欲しいという方が見つかるかもしれません。
ただし以下の点には注意が必要です。
個人売買を利用するときの注意事項
- 出品や商品発送などの手間がかかる
- モデルによっては売れない可能性もある
- トラブルは基本的に自己責任
時間や手間を惜しまなければ、自分で売ってみるのも1つの手段です。
ある程度の責任を伴いますので、その分高く売れることもあります。
一度チャレンジしてみても良いのではないでしょうか。
まとめ
シンセサイザーなどの楽器は家電や家具と違い、買取や引取ができない場合がとても少ない製品です。
もし処分に悩んでいるようなら、ぜひリサイクルショップなどの買取店に相談してみましょう。
総合リサイクルのアシストでは『シンセサイザーの買取』を行っております。
買取をご希望の方は下記バナーからご相談下さい。