「実家の片付けをしていたらサックスがでてきた。もう誰も演奏しないし、けっこう古いけど売れないかな?」
そんな古いサックスの価値がわからずにお悩みの方はいませんか?
こんにちは!買取ブロガーの鈴木です。
鈴木
古いサックスはお宝の可能性あり!
結論から言えば、古いサックスには買取してもらえるモデルが数多くあります。
金管楽器は製品状態によって価値が持続するものが多く、むしろヴィンテージとして価値が上がる事もあります。
古くなっても人気の高い名機が多く存在し、愛好家の間で希少価値の高いものとなっているのです。
今回は買取が期待できるサックスの情報と、買取してもらう時に押えておきたいポイントを解説していきます。
目次
サックスの買取!人気メーカー5選
サックスの買取で最初のポイントとなるのが【メーカーやモデル】です。
ここでは人気メーカーの中から、一部の人気モデルを買取相場(2022年05月現在)と合わせてご紹介していきます。
ヤマハ(YAMAHA)
日本を代表する楽器メーカーの「ヤマハ」。
管楽器でも品質精度の高さと圧倒的生産量の多さで世界トップシェアを誇ります。
中古市場での流通量も多く、どのモデルも買取が期待できます。
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
ソプラノ:YSS-875 | 88,000円-170,000円 |
テナー:YTS-61 | 22,000円-65,000円 |
アルト:YAS-475 | 20,000円-55,000円 |
※お品物の状態・買取方法などにより変動します。目安としてご参照ください。
ジュピター(jupiter)
ジュピターは日本の管楽器メーカーがプロデュースし、台湾で製造されている管楽器ブランドです。
コストパフォーマンスに優れ、近年は徐々に中古市場での人気が高まりつつあります。
製品状態によっては買取に至らないこともあるので、注意が必要です。
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
テナー:JTS-789 | 14,000円-30,000円 |
アルト:JAS-769 | 5,000円-17,000円 |
ソプラノ:JPS-547 | 8,000円-20,000円 |
※お品物の状態・買取方法などにより変動します。目安としてご参照ください。
セルマー(Selmer)
セルマーはフランスのサックス奏者「アンリ・セルメール」が設立した楽器メーカーで、「サックスの元祖」といえる老舗中の老舗です。
現在販売されているレギュラーモデルはもちろん、ヴィンテージでは数十万の値が付くことも少なくありません。
多少の不具合や使い込んだサックスでも、高額買取が期待できます。
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
アルト:SA-80Ⅱ | 85,000円-240,000円 |
テナー:MARKⅦ | 100,000円-310,000円 |
ソプラノ:SERIEⅢ | 110,000円-220,000円 |
※お品物の状態・買取方法などにより変動します。目安としてご参照ください。
キャノンボール(Cannonball)
キャノンボールは近年注目を集めているアメリカのサックスブランドです。
日本はもちろん、世界各国でファン層を広げています。
代表モデルの「ビックベルストーンシリーズ」を筆頭に、どのモデルも買取が期待できます。
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
アルト:A5-B Ice B | 100,000円-165,000円 |
アルト:A/PK-L | 22,000円-41,000円 |
※お品物の状態・買取方法などにより変動します。目安としてご参照ください。
ヤナギサワ(Yanagisawa)
ヤナギサワは創業明治29年と歴史ある日本の管楽器メーカーで、国内唯一のサックス専門メーカーです。
ハンドメイドにこだわった製作手法は、世界中で数多くのプロサックスプレイヤーに愛用されています。
本体の買取はもちろん、モデルによってはマウスピースのみでも買取が期待できます。
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
アルト:A-902 | 60,000円-110,000円 |
テナー:T-5 | 17,000円-50,000円 |
バリトン:B-6 | 100,000円-180,000円 |
※お品物の状態・買取方法などにより変動します。目安としてご参照ください。
名機なら壊れていても買取になる?
昔のサックスともなれば、何かしらの不具合がある事も珍しくありません。
ですが、一部パーツが欠品していたり状態が悪かったとしても買取になる可能性があります。
- まだ買取の可能性がある状態
-
- キイが戻らない
- 一部パーツが欠品している
- サビや腐食がでている
- ヒビが入っている
もちろん、状態が良く正常に動作するサックスのほうが買取価格は高くなります。
ですが、モデルによっては上記のような場合でも思わぬ金額がつくこともありますので、処分する前にリサイクルショップなどに相談してみましょう。
サックスを高く買取してもらうためのポイント
きれいな状態で査定してもらおう
まず見た目の印象は大切です。きれいな方が買取価格は高くなります。
ずっと放置していた場合、サビていたりホコリが溜まっていることがあります。
事前に清掃しておくと査定スタッフにも好印象です。
付属品が揃っているかチェックしよう
リサイクルショップの査定では付属品も1つのポイントになります。
- マウスピース
- ハードケース
- ミュート/サイレンサー
以上のような付属品があれば事前に揃えておきましょう。
楽器や機材があればセットで依頼する
リサイクルショップの査定では依頼点数は多いほど有利です。
まとめて依頼することで出張コストが下がるので、その分を買取金額に乗せやすくなるからです。
- ヘッドホン
- スピーカー
- レコードプレーヤー
- キーボード
以上のようなものがセットであれば買取査定での交渉材料になります。
もし他にも家庭用のオーディオ機器があるようなら合わせて依頼するようにしましょう。
買取してもらえなかった時は?
「残念だけど買取にならなかった。」
「買取してもらえなかったら捨てるしかないのかな?」
ここでは買取以外のサックスの手放し方についてご紹介していきます。
リサイクルショップで引取してもらえるケース
リサイクルショップではサックスを無料で引取してもらえるケースがあります。
古いサックスは海外でもとても人気があり、そのため買取ができないサックスでも海外リユースとして取り扱いすることができるからです。
「ずっと大切に使っていたものなので、捨てたくない」
そんな思い入れのあるサックスがあれば、最寄りのリサイクルショップに相談してみましょう。
フリマアプリなどを活用する
メルカリやヤフオク、ジモティーなどの個人間取引サイトを利用して次の方に譲る方法です。
買取店で取り扱えなくても個人売買であれば欲しいという方が見つかるかもしれません。
ただし以下の点には注意が必要です。
個人売買を利用するときの注意事項
- 出品や商品発送などの手間がかかる
- モデルによっては売れない可能性もある
- トラブルは基本的に自己責任
時間や手間を惜しまなければ、自分で売ってみるのも1つの手段です。
ある程度の責任を伴いますので、その分高く売れることもあります。
一度チャレンジしてみても良いのではないでしょうか。
まとめ
楽器は家電などと違い、古くても買取や引取ができない場合がとても少ない製品です。
もし処分しようか悩んでいる方は、まずお手持ちのサックスをチェックしてみて下さい。
お宝かもしれないですよ!
総合リサイクルのアシストでは『サックスの買取』を行っております。
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