すっかり使うことの無くなったマッサージチェア。いいかげん処分しないとなぁ..。なんてお悩みの方はいませんか?
マッサージチェアは不要になると大きくて重量もあるため、処分方法に悩みがちな家電の一つなのです。 そこで今回はマッサージチェアの処分について、6つの方法やケース別の処分費用の相場について解説していきます。
お得に処分する方法についても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
マッサージチェアの処分方法の決め方
マッサージチェアの処分方法は大きく分けて2パターンあり、「捨てる」または「売却」の2パターンが挙げられます。
処分するなら、ただ捨ててしまうのではなく、売却してお金に替えたいと考える方も多いのではないでしょうか。しかし、マッサージチェアは状態によっては必ずしも売却できるとは限りません。手元にあるマッサージチェアが買取してもらえるかどうか、ポイントを押さえておきましょう。
メーカーや型番をチェック
マッサージチェアに限らず、家電製品を査定してもらう際に必ず確認されるポイントがあります。
- メーカー
- 型番
- 製造年
以上の3点はチェックされるポイントになります。
マッサージチェアの場合、側面または背面にあるステッカーに記載されているケースが多いので確認してみましょう。
人気モデルの製品や、製造年が新しいものほど買取してもらえる可能性が高くなります。
見た目、付属品の有無をチェック
マッサージチェアの見た目や付属品の有無も重要なポイントとなります。
たとえば、シートが破れていないかどうか、部品が欠けていないか、付属品が揃っているかどうかなどがチェックポイントとなります。
故障やシートに破れがあるとリサイクルショップでは買取対象外となる可能性があります。買取はできなくても無料引き取り出来るかのうせいはありますので問い合わせてみてください。
また、注意してほしいのが管理医療機器の中のクラスⅡ「特定管理医療機器」に該当する特殊なマッサージチェアの場合、お取引できません。
パナソニックやファミリーイナダなど家庭用マッサージチェアは「家庭用管理医療機器」ですので、買取可能です。
動作確認
すでに故障しており、正常に作動しないマッサージチェアは買取してもらえないケースが大半です。
一つひとつの動作を事前に確認し、不具合がないかどうかを確認しておきましょう。
※マッサージチェアの買取については「【マッサージチェア 買取】処分の前に!出張買取の条件をチェック」こちらの記事で詳しく解説しています。
マッサージチェアを処分する6つの方法
マッサージチェアを捨てる場合、処分方法は以下の3つです。
- 粗大ごみに出す
- 不用品回収業者に依頼する
- 家電量販店に引き取ってもらう
処分方法ごとの特徴を解説していきます。
粗大ゴミに出す
マッサージチェアは小型家電リサイクル法の対象品目ではありません。そのため、ゴミとして処分するなら粗大ゴミとして出すのが最も一般的な方法でしょう。
自治体の粗大ゴミとしてマッサージチェアを出す場合、処分費用を安く抑えられるのがポイントです。ただし、指定の日に指定の方法で出さなければならないため、手間に感じる方もいるでしょう。
- 自治体ごとに設置されている「粗大ごみ受付センター」に問い合わせる
- 問い合わせ時に処分したいもの、名前、住所、連絡先などを伝える
- 有料粗大ごみ処理券を購入する(特定のコンビニやスーパーで取り扱っており、問い合わせ時に聞くのがおすすめ)
- マッサージチェアに購入した有料粗大ごみ処理券を貼り付ける
- 窓口の担当者から案内された回収日に指定の場所にマッサージチェアを置いておく
以上が基本的な処分方法となります。自治体によって回収方法や回収品目が異なるため、ホームページや問い合わせ窓口で確認して処分しましょう。
正しい処分方法でなければ回収してもらえないため、事前の確認が重要です。
不用品回収業者に依頼する
できるだけ手間をかけずに処分したい方におすすめなのが、不用品回収業者に依頼する方法です。 自治体の粗大ゴミとして出す場合、自宅から指定の場所までマッサージチェアを運ばなければなりません。
しかし、不用品回収業者に依頼すれば希望の日時に自宅まで引き取りにきてもらえます。
マッサージチェアと一緒に自宅の不用品をまとめて処分することも可能です。ただし、自治体の粗大ゴミに出すよりも費用がかかるので注意しましょう。
家電量販店に引き取ってもらう
家電量販店ではマッサージチェアの引き取り・下取りサービスを実施しているところがあります。 購入した店舗でない場合でも、有料回収サービスを実施しているところがあるので確認してみましょう。
購入店舗であれば無料回収してくれるケースもあり、無駄な費用をかけずに処分できます。また、買い替えを検討しているなら、手元にあるマッサージチェアを下取りに出すのも選択肢の一つです。 新たに購入するマッサージチェアの金額から下取り価格を差し引いてもらえるため、お得に買い替えができます。
フリマアプリを活用する
処分時にできるだけ手元にお金が残るようにしたいという場合は、フリマアプリを活用するのがおすすめです。
出品者本人が値段を設定できるため、買い手が見つかれば買取してもらうよりも高値買取が期待できます。しかし個人売買になる分、出品・発送の手間がかかることや、場合によってはトラブルになる可能性がある点についてはデメリットです。
とくにマッサージチェアの場合、配送に高額な送料がかかります。購入者に取りに来てもらう方法もありますが、リスクを伴う点には注意しなければなりません。
リサイクルショップに持ち込む
自宅からマッサージチェアを持ち出せるなら、リサイクルショップに持ち込むのも方法の一つです。リサイクルショップに持ち込む際、マッサージチェアと一緒に処分予定の衣類やバック、置物などをまとめて持ち込めば一度に査定してもらえます。
マッサージチェアの場合、動作に問題がなく、年式も新しい場合は高値で買取してもらえるケースがあるでしょう。
ただし、リサイクルショップはお店によって得意分野も異なります。相場より安価な査定価格になったり、買取を断られてしまったりする可能性もあるので注意しましょう。
マッサージチェアをリサイクルショップに持ち込む前に万が一買取にならなかった場合は、持って帰ることになります。そうならないためにも事前に買い取ってもらえるか、引き取ってもらえるか問い合わせてみるとよいでしょう。
買取店に依頼する
買取店にマッサージチェアの査定を依頼すると、処分に手間をかけず、お金に替えられる場合があります。買取専門店の魅力は、店舗持ち込み、出張査定の両方に対応しているところが多いことでしょう。
自分自身の状況に合わせて、持ち込み査定・出張査定のどちらにするかを選べるのです。
また、買取店は買取のプロとしてきちんと査定してくれるケースが多いのもメリットです。
【ケース別】マッサージチェアの処分費用
マッサージチェアを処分する際、処分費用が気になる方も多いでしょう。ここでは、ケースごとの処分費用の相場を解説していきます。
粗大ゴミに出す場合
粗大ゴミとしてマッサージチェアを出す場合、自治体ごとに費用が異なります。
以下に都市部の粗大ゴミの処分費用をまとめました。
市町村区 | 処分費用 |
---|---|
東京都世田谷区 | 2,300円 |
神奈川県大和市 | 1,000円 |
神奈川県横浜市 | 1,000円 |
東京都小平市 | 1,000円 |
大型家電のため、1,000~2,300円程度の処分費用としている自治体が多い傾向にあります。
マッサージチェアは回収が困難な品目となり事前に形状やサイズ・重量等を確認する必要があるため、自治体に連絡する必要があります。
不用品回収業者に処分を依頼する場合
不用品回収業者に依頼する場合、処分の手間が省けますが、粗大ゴミに比べると費用が高くなります。依頼する業者によりますが、5,000~12,000円程度が相場でしょう。
注意点として、古物営業を無許可で営業している業者を選んでしまうと、相場から大きく外れた料金を請求される可能性があるので、事前に調べてから依頼するようにしましょう。
家電量販店に引き取ってもらう場合
家電量販店によっては、下取りや処分に対応してくれるところがあります。ただし、中にはマッサージチェアを下取りや処分の対象品目としていない家電量販店もあるため、事前にホームページなどで確認しましょう。
なお、家電量販店の処分費用の相場は4,000円~8,000円程度です。自宅まで引き取りに来てもらう場合は、出張費用が追加されるので注意しましょう。
フリマアプリを活用する場合
フリマアプリを活用する場合、買い手が見つかれば相場より高値で売却できる可能性があります。 ただし、送料や手数料がかかるため、差し引かれる金額を考慮して金額を設定するのがポイントです。とくにマッサージチェアは重量があって大きいため、家財便での発送となり高額な送料がかかります。
売値より送料のほうが高額となってしまうため、フリマアプリやオークションサイトでは売れないケースがほとんどです。サイトによっては送料なしの直接引き取りもできるケースもありますが、見ず知らずの人と対面でやりとりを引き取りをしなけらばならないリスクもあります。
送料のことを考えずに値段を設定し、送料を差し引くとマイナスになってしまった……というケースにならないよう気をつけましょう。
リサイクルショップに持ち込む、買取専門店に査定してもらう場合
リサイクルショップに持ち込んだり、買取専門店に買取してもらったりする場合、基本的に費用負担はありません。どこの店舗に持ち込むかによって、査定価格が変わるため慎重に店舗選びを行いましょう。
また、マッサージチェアの状態によっては査定対象外になることもあるので、無料でも引き取ってもらえるかどうか事前に問い合わせてある程度見積もりしてもらう方が良いでしょう。
マッサージチェアの買取相場
最後に買取相場についても触れておきましょう。ここでは、人気のマッサージチェアの買取相場をピックアップして紹介します。
フジ医療器
「マッサージチェアのパイオニア」というキャッチフレーズで有名なフジ医療器は、スポーツマシンやマッサージチェアを販売しているメーカーです。
高性能なマッサージチェアを開発しており、中古品でも人気が高くなっています。ハイグレードなモデルであれば、おおむね10年前の製品まで買取可能になるケースもあります。
マッサージチェアの状態やモデルにもよりますが、買取相場は20,000円、上限買取価格が240,000円程度となっています。
パナソニック
パナソニックは、多種多様なマッサージチェアを販売しています。中でも「リアルプロシリーズ」のマッサージチェアは、中古市場でも人気の高い製品です。
たとえば「リアルプロ/EP-MA97M」というモデルのマッサージチェアは、買取価格50,000~110,000円が相場です。
そのほかのモデルも高額買取を期待できるマッサージチェアが多く、買取相場は30,000円、上限買取価格が350,000円程度となっています。
出張買取のアシスト マッサージチェアの買取実績
杉並区にて、マッサージチェア フジ医療器 JT-FJ89 の出張買取を行ないました
マッサージチェア フジ医療器 AS-850の買取価格
マッサージチェア パナソニック EP-MA38Mの買取価格
マッサージチェア買取|和光市にてドクターエア MC-03 を出張買取しました
東京都 港区にて マッサージチェア パナソニック リアルプロ EP-MA98M を出張買取しました
埼玉県 志木市にて ドクターエア 3Dマッサージシート MS-002 を宅配買取しました
マッサージチェアを処分するなら買取を検討しよう
処分方法に困りがちなマッサージチェアですが、どうせ売れないと判断して捨ててしまうのはもったいないケースがあります。マッサージチェアは高額家電のため中古市場でも需要があり、モデルによっては数十万円という高額買取につながるケースがあるのです。
売れるかどうかわからないマッサージチェアも、一度気軽に査定してもらうとよいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はマッサージチェアの処分方法について解説しました。最後に今回の記事をおさらいしておきましょう。
- メーカーや型番をチェック
- 見た目、付属品の有無をチェック
- 動作確認
- 買取店に相談してみる
- 粗大ゴミに出す
- 不用品回収業者に依頼する
- 家電量販店に引き取ってもらう
- フリマアプリを活用する
- リサイクルショップに持ち込む
- 買取店に依頼する
マッサージチェアは処分方法に悩みがちな家電の一つですが、捨てるのか、売却するのかによって検討すべきポイントが変わります。
また、マッサージチェアは中古市場でも需要のある製品が多いため、売れるかどうかわからない場合は一度査定してもらうのがおすすめです。今回の記事を参考に、お得なマッサージチェアの処分方法を検討してみてください。