引っ越しや断捨離で大型家具が不要になったとき、どのように処分すれば良いのか迷いますよね。
大型家具は重たく、自分で運ぶのが困難なケースも多々あります。
本記事では、大型家具を手間をかけずにお得に処分する方法をお伝えします。
家具の処分にお困りの方は、お片付けの参考になれば幸いです。
大型家具の処分は難易度が高い
自宅で長年使っていた大型家具も、使わなくなったときには処分方法に悩むことがあります。小さな家具であれば、自治体のごみ回収などから捨てられる場合もありますが、大型家具の場合はどうでしょうか。ここでは、大型家具を粗大ゴミとして処分する場合の課題について解説します。
大型家具とは?
大型家具とは明確な定義はありませんが、自分で持ち運びをするのが困難な家具を指すことが多く、ソファやベット、タンスなどがそれにあたります。
粗大ゴミに出せる場所まで運べない
多くの人が、家具を処分する際に「自治体の粗大ゴミ回収に出そう」と考えます。しかし、実際に粗大ゴミとして処分する場合、 大型家具を自力で指定の場所まで運ばなければなりません。大型家具は重たく、自宅から外に出すだけでも大変です。
さらに、大型家具を運ぶためのトラックや荷台付きの車を持っている人は少なく、自力で運ぶことは危険を伴います。まずは、お住まいの自治体の粗大ゴミの定義を確認しましょう。自治体によっては、「四方が30センチ以上」や「四方が50センチ以上」など、粗大ゴミの基準が異なります。
粗大ゴミの出し方は、ゴミ処理センターや処分場に電話で問い合わせるか、インターネットで予約の2通りです。ただし、事前予約をしても回収までに2〜3週間かかる場合もあるため、手間と時間がかかる粗大ゴミに出す方法はおすすめできません。
出張買取のアシストでは、買取以外にも 粗大ごみを回収場所まで運び出しのみのお手伝いや、不燃ごみで出せるサイズまで解体のお手伝いも行っております。
「重くて持ち運べない・・・」「どうしても粗大ごみで出したい」などお困りの方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
大型家具のおすすめ処分方法4選
大型家具の処分は、個人ですべて行うには限界があります。とにかく重量があって持ち運びが簡単ではないことが一番の問題です。ここでは、そんな大型家具のおすすめの処分方法を4つ紹介します。それぞれ長所・短所についても解説していますので参考にしてください。
リサイクルショップでの買取
リサイクルショップでの買取の一番のメリットは自宅まで訪問してくれることでしょう。大きくて重量もある家具を自宅から運び出すのは、かなりの労力と時間を要します。 また、事前に連絡をして訪問してもらえるので自分に都合の良い日時も選べますし、梱包などの面倒な作業もやってもらえるのも楽です。しかし、すべて買取してもらえるかといったら、買取できないものもあるので注意が必要です。
リサイクルショップの長所と短所をまとめると
リサイクルショップの長所 | リサイクルショップの短所 |
---|---|
自宅まで出張査定にきてくれる | ショップの時間に合わせなくてはならない |
目的意外のもまとめて査定してもらえる | 必ず買取ってもらえるとは限らない |
買取したものが売れれば収入になる | フリマアプリの方が高く売れる場合がある |
リサイクルショップの無償引き取りだけでなく、査定の上買取まで行ってくれるので、自分のお小遣いが増える可能性があることが魅力的です。また、自分の目的以外の不用品もまとめて査定し、希望すれば買い取ってもらえるので、断捨離ブームの昨今にはピッタリのシステムといえます。
ただし、採算があわないもの商品については、買取を断られるケースもあるので、買取をしてほしい商品が決まっている場合には、事前にショップに問い合わせの上確認するのが望ましいです。
不用品回収業者による引き取り
不用品回収業者もリサイクルショップ同様に、自宅に訪問してくれるので自分で持ち込む手間が省けます。しかも、自治体の粗大ゴミでは対応していないものまで回収してもらえるため、それも便利です。しかし、ゴミの処分を代行する不用品回収業者なので、費用はある程度掛かってしまいます。また、悪徳業者が多いことも注意が必要です。
不用品回収業者の長所と短所をまとめてみました。
リサイクルショップの長所 | リサイクルショップの短所 |
---|---|
自宅まで回収にきてくれる | コストがかかる |
自治体で処分できないものも回収してくれる | 料金設定がわかりにくい |
買取もしてもらえる | 悪徳業者や無許可営業者が多い |
自治体で処分できない商品は、具体的にはタイヤや車のバッテリー、ピアノなどです。もし、捨てたいけどどどうしてよいか分からない不用品がたくさんある場合であれば、不用品回収業者に頼むメリットは存在するでしょう。
しかし、料金設定が業者によりバラバラなので数社の見積もりを事前におこなって検討することをおすすめします。
フリマアプリやオークションの利用
不用品を手放す方法として、フリマアプリやオークションを利用する方法もあります。フリマアプリは特に利用者も多く、手軽に出品できるのが魅力です。しかし、確実に売れるという保証はないのが難点といえます。特に引越しを検討している方は、退去時までに大型家具を手放さなくてはならず、売れなかった場合の処分方法を再度検討しなくてはなりません。また、購入者とのやり取りをしなくてはならない場面もあり、トラブルの原因にもなりかねません。
フリマアプリやオークションの長所と短所をまとめました。
リサイクルショップの長所 | リサイクルショップの短所 |
---|---|
フリマアプリやオークションの長所 | フリマアプリやオークションの短所 |
手軽に出品することができる | 出品の写真撮影や説明などの手間がある |
売出し価格を自分で設定できる | 発送時の梱包などの手間がかかる |
売れれば収入になる |
必ず売れるとは限らない |
手軽に売買ができるフリマアプリやオークションですが、万が一売れなかったときのことを考えると、あまり得策とはいえません。特に引越しを検討している方は、退去時までに大型家具を手放さなくてはならず、売れなかった場合の処分方法を再度検討しなくてはなりません。
また、配送料の負担が生じ、思ったほどお金にならないケースも生じます。
さらに個別に購入者とのやり取りが必要で、トラブルの原因にもなりかねません。
新品購入時の引き取り
大型家具の買い替えを検討の方は、新品を購入する店舗で、古い家具の引き取りや下取りを行ってもらえるサービスがあります。
購入店ごとに条件がありますので比較してみましょう。
店舗名 | 取り扱い家具 | 引取条件 | 引取金額 |
---|---|---|---|
ニトリ | 指定なし | ご購入品と同等品もしくは同容量 | 4,400円 |
イケア | ソファ・ベッド | ご購入品と同等品もしくは同容量 | 無料 |
無印良品 | ソファ・ベッド・テーブル | ご購入品と同類かつ同数 | 消費税込4,000円×個数 |
ベルメゾン | ベッド・マットレス・ソファ | ご購入品と同類かつ同数 | 無料 |
大塚家具 | ソファ・テーブル | ご購入品と同類かつ同数 | 家具により |
上記購入店では、 処分したい家具と同種の家具を購入することを条件に、古い家具を引き取ってもらえます。
しかし、引き取りの対象となる家具の種類は、購入店によって異なります。
必ず事前に確認を行ってください。
家具ごとの処分方法を詳しく解説!
それでは、代表的な大型家具の正しい処分方法を解説します。
ソファ
ソファの処分で一番困難なのは、大きさと重量です。
また、 サイズや素材もさまざまなため、パーツごとに解体するとなると気が遠くなる作業となってしまいます。
ソファの処分方法に悩んでいるなら、以下の記事を参考に、状況に応じた処分方法を選びましょう。
ソファを処分する7つの方法を比較!自分に合った処分方法を見つけよう
タンス
タンスのサイズにもよりますが、大きいタイプのタンスは解体するのも困難です。
特に、昔ながらの和ダンスなどは作りも頑固ですし、重いです。
タンスを処分したいと考えているなら以下の記事をご覧ください。
タンスを処分する7つの方法 かかる手間や費用相場を徹底比較!
食器棚
食器棚は木製や塩ビ化粧板、スチールなどの素材が一般的です。
木製の小さな食器棚であれば、解体の上燃えるゴミとして処分することも可能です。一方で、大きな食器棚は運び出すのも大変ですし、ガラスなどのパーツもあり仕分けが大変です。
素材もさまざまある食器棚の処分はこちらの記事をチェックしてください。
【2024年】食器棚を処分する6つの方法 かかる手間や費用相場を徹底比較!
テレビボード
大型テレビのボードの場合、重たい上、テレビの設置場所が2階や3階となると運ぶのも困難です。
テレビボードを処分して、お部屋を一新したいと思っているなら以下の記事を参考にしてください。
テレビボードを処分する6つの方法 手間や費用相場を徹底比較!
ダイニングセット
長く使えるダイニングセットですが、家族構成の変化など、やむを得ず処分しなくてはならないこともあります。しかし、テーブルと椅子のセットの処分は、その大きさや重さから非常に苦労します。
どの処分方法が一番お得で簡単かについては以下の記事を参考にしてください。
ダイニングセットを処分する7つの方法 気になる費用や手間を比較!
無料で家具を引き取ってもらう方法
不要になった家具の処分においては、できるだけお金と手間をかけずに引き取ってもらいたいものです。無料で家具を引き取ってもらうために、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。
- ブランド・メーカーの確認
- 家具の種類
- デザイン・素材の詳細
- 家具の状態
- 出張エリア・搬出状況
家具はブランドやメーカーによって、買取金額が変わります。デザインや素材を確認し、どこの商品かをチェックしておくことが重要です。高級ブランドでなくても、無印良品やニトリの商品なども、買取または無料引取の対象になり得ます。
家具の状態も重要なポイントです。汚れや破損がある場合、無料で引き取ってもらえないこともあります。食べこぼしのシミやペットによる傷などは特に注意が必要です。
最後に、無料で引き取りしてくれる業者の出張エリアを確認しましょう。自宅から遠い場合は、引き取りを断られることがあります。 また、搬出状況(例:2階からの搬出)も事前に伝えることで、トラブルを避けることができます。
手間と費用を抑えて大型家具を処分するためには
今回、大型家具の処分方法について紹介しました。内容をまとめると以下のようになります。
- 大型家具を粗大ゴミに出す場合は運び出すのが難しい
- 大型家具のおすすめ4つの処分方法
- 無料で家具を引き取ってもらう方法
家具の買い替えを予定している場合は、購入時に古い家具を引き取ってもらうことで、購入と処分を同時に済ませることができるため、新品購入時の引き取りがおすすめです。一方、買い替え予定がなく、処分のみを検討している場合は、リサイクルショップでの買取が手軽で費用も抑えられるため、最もおすすめです。
出張買取アシストでは、ソファ・食器棚・テレビボードなどの大型家具の引き取りを承っています。また、粗大ごみの回収場所まで運び出しのみのお手伝いや、不燃ごみで出せるサイズまで解体のお手伝いも行っております。
WEBやLINE、電話から、自宅の不要な大型家具がいくらになるのか、簡単査定が可能です。手間と費用を抑えた大型家具の処分のために、まずは出張買取のアシストに、ご相談してみてはいかがでしょうか。