「ロードバイクの選び方が知りたい」、「初心者がロードバイクを始める時に必要なものは何?」と気になっている人は多いのではないでしょうか?
こんにちは!買取ブロガーの鈴木です。
この記事では、ロードバイク選びのポイントやロードバイクを始める時に必要なもの、ロードバイクをお得に買い替える方法などについて説明します。ロードバイク選びで後悔したくない人は、ぜひ参考にしてください。
ロードバイクとは?
ロードバイクは舗装路で速く遠くまで走るために作られた自転車で、ロードレーサーとも呼ばれます。もともとはツールドフランスやジロデイタリアといった自転車レース用に作られた自転車なので早く走るための工夫がされています。
大きな特徴としては、速く走るために軽量な素材を使い無駄なパーツがつけられていないこと、路面と摩擦を最小限にするための細いタイヤなどが挙げられます。また、空気抵抗を少なくして速く走るために、前傾姿勢を取りやすいドロップハンドルが採用されていることもロードバイクの特徴です。
後悔しないロードバイク選びのポイント
ロードバイクは最低でも10万円するモデルが多く、高いものでは100万円以上するモデルもあるので後悔せずに選びたいと思う人も多いと思います。こちらでは、ロードバイクを購入する時に後悔しない選び方のポイントについて説明します。
ロードバイクを使用する用途を明確にする
使用用途 | 価格帯目安 |
---|---|
通勤・通学 | 6~10万円程度 |
長距離ライド・ヒルクライム | 10~20万円程度 |
レース出場 | 20万円以上 |
ロードバイクを構成するパーツ(コンポーネント)のグレードが高いほど速く走ることができますが、価格も上がるため用途によってはオーバースペックになってしまうこともあります。通勤通学に使用するのであれば6~10万円の価格で十分な性能を供えているので、10万円以下のモデルを選びましょう。
長距離ライドやヒルクライムに使いたい場合は、有名メーカーのエントリーモデルで10~20万円のモデルがおすすめです。レースへの出場を考えているのであればグレードが高く互換性のあるシマノ製コンポーネントが搭載されている20万円以上のモデルが向いています。
予算を設定する
ロードバイクは10万円程度から数百万円と値段の幅が広いことが特徴です。
金額が高いロードバイクは性能が良いですが予算を決めて、予算内で納得できる性能のモデルを購入すると無理なくロードバイクライフを楽しむことができます。初心者はまずはロードバイクに慣れることが大事なので、最初から高額なモデルを購入せずに予算内で購入できるモデルを探しましょう。
適切なサイズを選ぶ
ロードバイクは早いスピードで長距離を走るため、サイズがあっている車体を選ぶことが重要です。サイズが合っていないと転倒したり、車体の性能をうまく活かせないということになりかねません。 初めてロードバイクを購入するのであれば、サイクルショップで実際に試乗をすることがおすすめです。
さまざまなサイズのモデルを試乗することで比較ができ、スタッフに相談することもできるので初心者は実店舗で試乗しましょう。ロードバイクを扱っているサイクルショップが近くにない場合は、ネットショップで記載されている適応身長を確認するとサイズが合うかどうかを知ることができます。
フレーム素材の特性を理解する
素材 | おすすめ用途 | 特徴 |
---|---|---|
カーボン素材 | レース | 強度が高く軽量 |
アルミ | 普段使い | さびにくくメンテナンスが楽 |
クロモリ | 普段使い | メンテナンスの手間があるものの比較的リーズナブル |
ロードバイクのフレーム素材の種類によって、軽さや衝撃吸収性、値段などが変わります。主なフレーム素材には、カーボンやアルミ、クロモリが使用され、カーボン素材が一番強度が高く軽量です。自転車レースであればカーボン素材フレームのモデルが使用されますが、普段使いであればアルミとクロモリが人気です。アルミは錆にくいのでメンテナンスがしやすく、クロモリはさびやすいのでメンテナンスの手間はかかるものの比較的リーズナブルであることが特徴です。
コンポーネントの性能
グレードが高いコンポーネントは値段が高くなりますが、その分軽量で操作性がよく、上位モデルや他社メーカーとの互換性があります。 具体的には、ブレーキの制動力が上がってスピード制御しやすくなったり、変速段階が多く状況に適したギア選択がしやすいことが挙げられます。カスタマイズを考えるのであれば、上位モデルと互換性があるコンポーネントが搭載されているモデルを選びましょう。
適切なギア比
ロードバイクのギア比は、フロントギアとリアギアの歯の数の比率です。 ギア比が大きいと速く走ることができ、ギア比が小さいとスピードが遅くなります。
ロードバイクを使う用途によって適切なギア比は変わるので、自分にとって必要なギア比に合わせてコンポーネントを選びましょう。
タイヤサイズ・幅を確認
タイヤサイズが大きく幅が広いものは安定性があるので通勤通学などの普段使いしたい場合に向いています。
長距離ライドやレースを視野に入れているのであれば、軽量化のためにタイヤサイズは小さく摩擦が少なくなるように幅が狭いタイヤがおすすめです。
ブランドで選ぶ
きちんとしたブランドでロードバイクを購入すれば、メンテナンスや修理、アフターサービスを受けられます。
デ・ローザやビアンキなど人気ブランドは品質が一定のため初心者向けのエントリーモデルでも良いモデルを購入できます。
初心者向け!ロードバイクを始めるときに必要なもの
ロードバイクを始める時には車体以外にもそろえた方が良いものがあります。こちらでは、初心者がロードバイクを始める時に必要なものについて説明します。
アクセサリー
ロードバイクはかなりスピードが出るため、転倒してしまった時のためにヘルメットは必ず必要です。
また、しっかりとブレーキを掛けられるように専用のグローブも用意しましょう。長距離を休みなく走る場合には飲み物の確保も必要なので、飲み物ホルダーも必須です。
ウェア
本格的に長距離を走ったり、レースに出るのであれば、専用のウェアの購入を検討しましょう。 ロードバイク用のウェアは長時間座っていてもお尻が痛くならないようにインナーパッドが入っていたり、ジャージは吸湿速乾性素材で作られており快適に走ることができます。
カスタムパーツ
通勤通学に使うのであればライトやスタンド、ベルなどが必要になりますが、車体購入時には搭載されていないので必要に応じて購入する必要があります。
自分で取り付けが難しい場合は、サイクルショップで取り付けを依頼しましょう。
ロードバイクをお得に買い替えるには?
ロードバイクをお得に買い替えるには、使用しないロードバイクを買い取ってもらい、買取金額を買い替え資金にすることでお得に買い替えることができます。
走行に支障の出る不具合は査定に影響
走行に支障の出る不具合がある場合は、買取査定金額が下がってしまう可能性があります。
走行に支障が出る不具合がなくても汚れがひどい場合には査定金額が下がることがあるので、できる範囲でフレームやホイールなどの汚れをきれいにしておきましょう。
ロードバイクなどはフレーム単体やホイールのみでも買取可能
ロードバイクは、フレーム単体やホイールのみでも買取してもらえます。人気ブランドのフレームやホイールは高値が付くこともあるので、まずは買取査定に出してみましょう。
防犯登録の解除を忘れずに
防犯登録をしているロードバイクを買取に出す場合は、防犯登録の解除をする必要があります。
買取店で防犯登録の抹消ができるケースもありますが、基本的には売る前にサイクルショップやスーパー、ホームセンターなど防犯登録可能な場所で抹消手続きをしましょう。
防犯登録の解除について詳しくはこちらの記事をご確認ください。
自転車の防犯登録はどこですればいい?買取に出したいときに解除すべき?
まとめ
ロードバイクの選び方のポイントや初心者がロードバイクを始める時に必要なアイテムについて説明しました。改めてこの記事のおさらいをしましょう。
- 【後悔しないロードバイク選びのポイント】
-
- ロードバイクを使用する用途を明確にする
- 予算を設定する
- 適切なサイズを選ぶ
- フレーム素材の特性を理解する
- コンポーネントの性能を理解する
- 適切なギア比を知る
- タイヤサイズ・幅を確認する
- ブランドで選ぶ
- 【初心者がロードバイクを始めるときに必要なもの】
-
- アクセサリー
- ウェア
- カスタムパーツ
- 【ロードバイクをお得に買い替えるコツ】
-
- 走行するために不具合のないロードバイクは査定金額が上がる
- ロードバイクなどはフレーム単体やホイールのみでも買取可能である
- 防犯登録の解除を忘れずに行う
ロードバイクは10万円~数百万円と高額なため、予算を決めて自分に合ったモデルを選ぶことが重要です。
初心者は初めから高額で高性能のモデルを購入するよりも、上位モデルと互換性のあるコンポーネントが搭載されているモデルを選ぶことをおすすめします。