「使っていないフルフェイスのヘルメット。古いモデルだけど売れないかな。」
捨てるには勿体ない、誰か使ってくれる人いないかな?なんて悩んでいませんか?
こんにちは!買取ブロガーの鈴木です。
鈴木
フルフェイスは中古でも人気です!
長く愛用していたヘルメット。捨ててしまうにも心が痛みますよね。
まずお伝えしたいのはフルフェイスのヘルメットは古くても買取してもらえる可能性があります。
新しいモデルはもちろん、古いモデルでもプレミアムな価値がある場合があるからです。
今回は買取が期待できるフルフェイスについて、各モデルの買取相場や査定時に気をつけたいポイントなどご紹介していきます。
目次
ヘルメットの耐用年数と買い替え時期
ヘルメットは頭部を守る非常に大切な製品です。いざという時にその機能が発揮できない場合、命にかかわります。
ヘルメットは構造上、内部が経年で劣化するものであり一定期間での買い替えが推奨されています。
まずはじめに、古くなったヘルメットについて、安全性と買い替え時期について見ていきましょう。
耐用年数って何?
実はヘルメットは安全に使用できる期限が決まっていて、日本では一般的には3年とされています。
ですが、同じモデルの製品でも海外では5~7年となっているヘルメットもあります。
ではどちらが正しいのでしょうか?これについて次項で詳しく見ていきます。
なぜ期限が決まっているのか?
まず日本で3年とされているのは、「ARAI」や「SHOEI」といった大手メーカーが公式に発表している保証期間です。
これはSGマークの基準から来ています。
SGマーク:製品安全協会の基準をクリアした製品につけることができる
もし、このSGマークの付いている製品の欠陥によりケガや事故が起きた場合「最高1億円の賠償金」が支払われる事になっています。
この厳しい基準を満たすため、バイク用のヘルメットにおいては有効期限が購入から3年となっているのでしょう。
一方、5~7年というのは国外での安全基準にたいして同メーカーが発表している数値です。
製品の耐用年数としては【製造から7年以内が安全に使用できる期限】と考えられます。
古くなったヘルメットが売れる理由
本来、耐用年数の切れたヘルメットを好んで使用する人は多くありません。
ですがヘルメットはプロレーサーのレプリカなど希少な限定モデルが数多くあります。
ヘルメットは実用性の他にコレクターアイテムとしての側面もあるため、人気だったデザインのヘルメットは古くなっても価値が残っているのです。
古いモデルも売れるフルフェイス
フルフェイスは各メーカーから様々なモデルが展開されています。
ここでは買取において特に人気の高いモデルを買取相場(2022年05月現在)と合わせてご紹介していきます。
ARAI(アライ)
「Arai」は日本で初めてバイク用ヘルメットを作ったメーカーです。
F1をはじめ世界中のトップレーサーやライダーに愛用されています。
中古市場でも圧倒的な人気を誇り、古くなっても高価買取が期待できます。
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
GP-5S | 6,000円-22,000円 |
SZ-Ram3 | 12,000円-61,000円 |
RX-7 | 5,000円-60,000円 |
vector-X | 5,000円-24,000円 |
※買取相場はお品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
SHOEI(ショウエイ)
「SHOEI」は世界のプレミアムヘルメット市場で売上トップを誇る日本メーカーです。
世界のホンダが純正採用するほど高品質で、一流レーサーやライダーに愛され続けています。
国内外にファンが多く絶版やプレミアムモデルは、古くなってもお宝の可能性があります。
シリーズ名/モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
J-FORCE2 | 30,000円-220,000円 |
J-STREAM | 4,000円-27,000円 |
Z-7 | 4,000円-28,000円 |
GT-Air | 3,500円-21,000円 |
※買取相場はお品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
SIMPSON(シンプソン)
「シンプソン」はアメリカンモータースポーツから生まれたバイク用品メーカーです。
ヘルメットは独創的なデザインが特徴で、個性派のバイカーに人気があります。
ヘルメットに限らず、ライダースジャケットなどのアパレルも買取対象となっています。
シリーズ名/モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
M30 | 3,000円-25,000円 |
SUPER BANDIT | 2,000円-14,000円 |
RX7 |
※買取相場はお品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
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AGV(エージーブイ)
「AGV」はイタリアのヘルメットメーカーで、ライディングウェア大手ダイネーゼの子会社でもあります。
確かな品質と北欧生まれのオシャレでレーシーなデザインで、多くのファンに愛されています。
MotoGPレーサーのレプリカデザインなどは希少価値もあり、高価買取が期待できます。
シリーズ名/モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
Pista Gp | 30,000円-70,000円 |
AX-8 | 5,000円-21,000円 |
K-5S | 6,000円-27,000円 |
※記載している買取相場は、お品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
HJC(エイチジェーシー)
「HJC」はヘルメットの世界シェアN0.1を誇る韓国のバイク用ヘルメットメーカーです。
近年では非常に人気が高く、中古市場での需要も高まっています。
マーベルヒーローなどとコラボした限定モデルは、コレクションアイテムとしても価値があります。
シリーズ名/モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
RPHA10 | 2,000円-15,000円 |
CL17 | 1,000円-8,000円 |
IS-17 | 2,000円-11,000円 |
※買取相場は、お品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
実際の買取価格が知りたい方は
『ヘルメット 買取価格』をご覧ください。
フルフェイスを高く買取してもらうためのポイント
きれいな状態で査定してもらおう
まず見た目の印象は大切です。きれいな方が買取価格は高くなります。
外観の汚れや内装パッドのシミなど事前に清掃しておくと査定スタッフにも好印象です。
付属品が揃っているかチェックしよう
リサイクルショップの査定では付属品も1つのポイント。
特に機能パーツの欠品は減額となってしまうので注意が必要です。
- シールド
- ソフトケース
- 交換用の内部パッド
以上のような付属品があれば事前に揃えておきましょう。
動作の確認ができる状態にしておこう
もし出張で買取してもらう場合、音出しチェックが出来るかは現場の環境に左右されます。
その場で動作品と判断してもらえるよう、なるべくシンセサイザーを起動できる状態にしておきましょう。
バイク用品はまとめて依頼する
リサイクルショップの査定では依頼点数は多いほど有利です。
まとめて依頼することで出張コストが下がるので、その分を買取金額に乗せやすくなるからです。
- ツーリングボックス
- ライダースジャケット
- ライディングブーツ
- カスタムパーツ
以上のようなものがセットであれば買取査定での交渉材料になります。
もし他にも不要になったバイク用品があるようなら合わせて依頼するようにしましょう。
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買取してもらえなかった時は?
「残念だけど買取にならなかった。」
「買取してもらえなかったら捨てるしかないのかな?」
ここでは買取以外のフルフェイスメットの手放し方についてご紹介していきます。
リサイクルショップで引取してもらえるケース
リサイクルショップでは買取にならないヘルメットでも無料で引取してくれるケースがあります。
日本のフルフェイスは海外ではとても人気があり、そのため買取ができないヘルメットでも海外リユースとして取り扱いすることができるからです。
「ずっと大切に使っていたものなので、捨てたくない」
そんな思い入れのあるヘルメットがあれば、最寄りのリサイクルショップに相談してみましょう。
フリマアプリなどを活用する
メルカリやヤフオク、ジモティーなどの個人間取引サイトを利用して次の方に譲る方法です。
買取店で取り扱えなくても個人売買であれば欲しいという方が見つかるかもしれません。
ただし以下の点には注意が必要です。
個人売買を利用するときの注意事項
- 出品や商品発送などの手間がかかる
- モデルによっては売れない可能性もある
- トラブルは基本的に自己責任
時間や手間を惜しまなければ、自分で売ってみるのも1つの手段です。
ある程度の責任を伴いますので、その分高く売れることもあります。
一度チャレンジしてみても良いのではないでしょうか。
まとめ
バイク用品は生活家電などと違い、ある程度古くなっても買取が期待できる製品です。
もし処分に悩んでいるようなら、ぜひリサイクルショップなどの買取店に相談してみましょう。
総合リサイクルのアシストでは『バイク用品の買取』を行っております。
ヘルメットの買取をご希望の方は下記バナーからご相談下さい。