#自転車下取り #自転車買取 #電動自転車下取り #電動自転車買取
「古い自転車、自転車屋さんで買取してくれるといいのにな…」
「買い替えの時に下取りで引き取ってもらえるけど、買い取ってくれるところなんてあるの?」
本記事では、自転車の下取りや買取をしているお店の情報を比較しまとめてみました
結論からいうと、
- 大手自転車店で自転車を買取しているのは「サイクルベースあさひ」
- 東京・神奈川周辺なら「下取りチェッカー」導入店で買取(下取り)してくれる
- リサイクルショップでも自転車買取に強い店舗あり
となりました。詳しく解説するので、自転車の買取で悩んでいる人はぜひ本記事を参考にしてください。
また、以下のボタンからは、リサイクルショップでの自転車買取相場を見ることもできます。 ぜひ買取価格の参考にしてみてください。
記事監修いただきました
本記事は、オンダFP事務所 恩田雅之様にご監修いただきました。
■所属団体 日本FP協会
■保有資格 CFP® 証券外務員2種
大手自転車店で自転車は買取してもらえる?4社を比較
まずは自転車の販売店でも有名な4社について、自転車の買取サービスを取り扱っているかどうか、一覧にしてみました。
販売店名 | 買取サービス | 備考 |
---|---|---|
サイクルベースあさひ | ・全車種の買取が可能 | ・店舗に持ち込んで査定してもらう ・簡単お試し査定で参考価格を確認できる |
イオンバイク | 無し | ・1台購入につき1台を無料引き取り ・オンライン購入でも店舗受け取りなら引き取り可能 |
カインズホーム | 無し | ・1台購入につき1台を無料引き取り |
カーマ | 無し | ・1台購入につき1台を無料引き取り |
※2024年10月時点、当社調べの情報となります。
冒頭でもお伝えしたように、自転車の販売店4社を比較したところ、買取をおこなっているのは「サイクルベースあさひ」という結果になりました。
そのほかの販売店では、自転車を1台買い替えると1台無料引き取りをおこなっていることがほとんどでした。
また各社共通しているのは、店舗への持ち込みが前提の条件になっていたことですね。
それでは、各社の買取・引き取りサービスの状況について詳しく解説します。
1.サイクルベースあさひ
出典 : サイクルベースあさひ 総合サイト
「サイクルベースあさひ」はフランチャイズを合わせて、全国に514店舗も展開(※)している自転車販売店です。
サイクルベースあさひでは現在、すべての車種の自転車で買取サービスを行っています。
事前に「簡単お試し査定」を利用でき、おおよその買取参考価格を知ることができます。
例えば電動自転車の「PAS With26 2022年モデル」で簡単お試し査定をおこなったところ、29,400円の査定額となりました(査定額の決定は店頭査定後となります)。
ただし査定額は店頭持込時に確定し、状態やパーツによっては増減額もありえることに注意が必要です。
また、「簡単お試し査定」は電動自転車・スポーツ自転車にしか適用できませんでした。
出典:自転車買取&リユース販売サービスーサイクルベースあさひ
2.イオンバイク
イオンバイクでは、新しい自転車1台購入につき不要自転車を1台無料で引き取りサービスをしていますが、現在買取サービスはありません。
引き取りには以下のような条件がありました。
- 店舗に持ち込む前に確認すること
-
- 引き取りは購入した店舗に自分で持ち込む
- 幼児用三輪車、一輪車、ペダルなし二輪遊具、キックスケーターは対象外
- 防犯登録の抹消手続き等が必要な場合がある
- Webサイトの注文で配送でのお届けの場合は対象外
- Webサイトの注文で店舗受渡しの場合、店舗に不要自転車を持ち込める場合は無料引き取りの対象になる
イオンバイクの店舗はイオンモールに併設されているため、全国各地にあります。
一部店舗では引き取りサービスを実施していない場合があるため、事前に最寄り店舗のサービスを確認しておきましょう。
3.カインズホーム
カインズホームでも同様に自転車の引き取りサービスをおこなってます。
条件はイオンバイクと同じですが、唯一違うのは、オンラインショップで購入した場合でも引き取ってもらえる点ですね。
オンラインショップで購入した場合は、以下の販売証明を持参すれば引き取ってもらえます。
- レシート
- 明細書
- 納品書
上記のいずれか1つがあれば、自転車を引き取ってもらえます。引き取りは購入日だけでなく、後日でも販売証明を持参すれば可能であることも覚えておきましょう。
4.カーマ
DCMグループのカーマでも、購入時の無料引き取りサービスをおこなっています。
カーマもイオンバイク・カインズホームと同様で、買い替え時の引き取りは店舗への持ち込みが原則です。
唯一ちがうのが店舗スタッフの宅配時であれば、配送時に自転車の引き取りをおこなっている点です。
ただし、サイクルフィールドでのサービスとなるので、サイクルフィールドの無い店舗や、他のDCMグループ店舗は対象外となります。
こちらも購入前の事前確認が必須になりますね。
電動自転車下取りなら「下取りチェッカー」の提携店を利用
自転車を買い替える際、古い自転車を引き取ってもらうサービスを「下取り」といいます。
下取りサービスのある自転車店は多いですが、大抵は無料で引き取りしてもらうだけですよね。
しかし「下取りチェッカー」提携店では、引き取る自転車を査定し、実質「買取」のような形で下取りしてもらえます。
下取りチェッカーで査定ができる条件は以下の通りです。
- 下取り対象の自転車は現在電動自転車のみ
- 買い替えをする電動自転車は店頭に持ち込みが必要
- 顔写真つきの身分証などを持参
- 提携店はこちらから検索可能
下取りチェッカー提携店は主に東京・神奈川周辺に集中しています。近隣に提携店があればぜひ利用してみてください。
自転車の買取に強い「リサイクルショップ出張買取のアシスト」
自転車はリサイクル業者でも買取をしており、出張買取をおこなっている店舗もあります。
「リサイクルショップ出張買取のアシスト」は年間7,000件以上の買取実績を持つリサイクルショップです。
自転車買取に力を入れており、主に電動自転車(電動アシスト付き自転車)、スポーツ自転車の高価買取をおこなっています。
リサイクルショップ出張買取のアシストの自転車買取サービスは以下の通りです。
- 主な買取対象は電動自転車、スポーツ自転車
- 東京・神奈川に店舗を展開中
- 店頭への持ち込み、もしくは出張買取が可能
- LINEやWEBで無料の事前査定ができる
自転車の買取相場については以下のページで公表しているので、ぜひご覧ください。
LINEやWebで無料の事前査定ができます。査定費用がかからないので、以下のボタンから試しに査定してみてください。
自転車の買取査定額を上げる3つのポイント
乗っていた自転車を売るときは、少しでも高く買い取ってほしいですよね。
そこで、自転車の査定を少しでも上げるための3つのポイントを紹介します。
自転車に限らず、買取査定額は自転車の状態で変化します
自転車本体の状態を確認する
1つ目は、自転車本体の状態を確認することです。
自転車に普段から乗っていて出来てしまう傷や汚れは仕方ありません。
ですが濡れたまま放置して出来たサビやドロ汚れは、これまで自転車をどう扱ってきたのか、査定をする人にはひと目でわかってしまいます。
なので自転車を売るときは、年式が古くても持ち込む前に自転車の汚れやサビを落とし、なるべくきれいな状態にして持ち込みましょう。
消耗品類の定期的なメンテナンス・整備を受けているか
2つ目は、消耗品類の定期的なメンテナンス・整備を受けているかです。
自転車を高く売るには、普段のメンテナンス・整備も重要になってきます。
特に走るために重要なタイヤやブレーキ、チェーン、ワイヤー類などが消耗していると、安心して走れませんよね。
お店で売るにしても、フリマサイト等を使うにしても普段からメンテナンス・整備をされている方が査定が高くなる傾向があります。
そのため、普段から定期的にメンテナンスや整備をお店で受けておきましょう。
付属品の有無
自転車の取扱説明書や購入したときの予備の鍵などの付属品も、査定額アップに繋がります。
どれかが欠けていると、査定額がマイナスになるので、ファイルなどを使いきちんと保管しておきましょう。
自転車店やリサイクルショップで買取できなかった自転車は?
買取以外の処分方法は、以下のようになります。
- ジモティーで処分する
- 自治体で処分する
ジモティーで処分する
出典 : ジモティー公式サイト
ジモティーとは、日本全国各地ごとの地元情報を掲載するサイトです。
サイト内には「売ります・あげます」というカテゴリーがあり、不用品を販売したり、ゆずったりするやりとりを仲介しています。
一般的なフリマアプリでは不用品を販売した場合、売上から10%ほど手数料が差し引かれますが、ジモティーの場合はありません。
地元で取引がコンセプトとなっているため、家の近くで引き渡しができるため送料を掛けずに処分することも可能になります。
デメリットとして、全く面識のない人と対面での取引することになるため、トラブルにあいやすいことが挙げられます。
少しでも不安がある場合は他の処分方法を使う、もしくは家族などの付き添いの元で取引をおこなうようにしましょう。
自治体で処分する
各自治体では、不要になった自転車を粗大ゴミとして処分することができます。1
自治体によって粗大ゴミの手数料の金額や方法が違うので、事前に確認しておきましょう。
参考までに、東京都渋谷区で処分する手順を紹介します。
1.申し込み
粗大ごみ受付センターへ電話で申し込むか、または粗大ごみ受付センターのホームページから申し込んでください。
2.有料粗大ごみ処理券を購入
最寄のスーパー・コンビニなど有料ごみ処理券取扱所で渋谷区の有料粗大ごみ処理券を購入(※)してください。
※渋谷区の自転車処分の手数料は800円。
3.粗大ごみを出す
粗大ごみの表面に渋谷区の有料粗大ごみ処理券を貼る。
当日8時までに自宅の玄関先などに出す。
出典 : 粗大ごみ 渋谷区
ただし、電動自転車を処分する場合は自転車本体と電動自転車のバッテリーを別々に処分する必要があります。
自転車をご自身で処分するときの注意点
自転車を処分する前には、必ず防犯登録を抹消してから処分するようにしましょう。
何かのトラブルで第3者に渡ったときにトラブルに発展する可能性があるからです。
たとえば、処分方法の1つに「各自治体のルールに沿って回収してもらう」があります。
自治体のルールに沿って処分する場合は、大体は粗大ゴミとして処分することになるため、玄関やマンションの1Fなどに置いて回収を待つことになります。
この回収を待っているときに、処分予定の自転車が盗難に遭ったらどうなるのでしょう?
「どうせ処分予定のものだからいいや」という油断は禁物です。盗難された自転車が犯罪に用いられたり不法投棄されたりすると、所有者であるあなたが疑われることになります。
万が一の可能性にはなりますが、処分後のリスクを避けるためにも、必ず以下の手順で防犯登録を抹消しておきましょう。
- 防犯登録の抹消方法
-
- 登録した都道府県の「警察署」か「最寄りの自転車店」を探す
- 「防犯登録をした自転車本体」「防犯登録カード」「身分証明書」を持って、上記2つのどちらかに向かう
- 防犯登録を抹消したい旨を伝えて、手続きをおこなう。手数料はどちらも無料。
まとめ
自転車の下取り・買取についてまとめます。
- 大手自転車店で自転車を買取しているのは「サイクルベースあさひ」
- 電動自転車は「下取りチェッカー」導入店での下取り(買取)がおすすめ
- リサイクルショップ出張買取のアシストは、電動自転車、スポーツ自転車の買取に実績あり
- 買取に出す前に「防犯登録の抹消」「自転車の状態確認」「消耗品類の定期的なメンテナンス・整備」「付属品の有無確認」
- 買取以外での処分方法として「ジモティー」「自治体で処分」がある
自転車の買取相場については以下のページで公表しているので、ぜひご覧ください。