#家電下取り #エアコン下取り #家電買取 #エアコン買取
「夏が来る前にエアコンを買い替えたい。」
「古いエアコンは下取りしてもらえるのか?買取?それとも処分?」
今回はそんなエアコンの下取りについて知りたい方に向けて記事を書きました。
結論から書くと、エアコンの下取りについて大手量販店8社を調べてみたところ
- 下取りは、ノジマの下取りチェッカーが断然お得
ということが分かりました。
テレビや冷蔵庫、洗濯機を合わせて買い替えを予定している方は、こちらも合わせてご参照ください。
テレビ:『テレビの下取り 家電量販店8社を比較!お得に買替え』
冷蔵庫:『冷蔵庫の下取り 大手8社を比較!一番お得なのは?』
洗濯機:『洗濯機の下取り 大手8社を比較!一番お得なのは?』
記事監修いただきました
本記事は、オンダFP事務所 恩田雅之様にご監修いただきました。
■所属団体 日本FP協会
■保有資格 CFP® 証券外務員2種
大手家電量販店のエアコンの下取り相場
ここでは実際に家電量販店8社でおこなっているエアコンの下取りについてご紹介します。
分かりやすく比較するため、取り外し費も含めて総合的に算出しています。 エアコンの下取り価格は次のとおりです。
家電量販店 | 下取り価格 (もらえる金額) |
処分費用(支払いが必要な金額) | ||
---|---|---|---|---|
リサイクル費 | 運搬収集費 | 取り外し費用 | ||
ノジマ | 8,700円 | – | – | – |
ヤマダデンキ | 5,000円 | 990円 | 2,500円 | 6,600円~ |
ヨドバシカメラ | – | 990円 | 550円 | 4,400円~ |
ビックカメラ | – | 990円 | 2,200円 | 4,400円~ |
コジマ | – | 990円 | 2,250円 | 5,500円~ |
ジャパネットたかた | – | 990円 | 1,650円 | 4,950円~ |
ケーズデンキ | – | 990円 | 3,300円 | 6,600円~ |
エディオン | – | 990円 | 1,100円 | 8,800円~ |
※2024年11月時点当社調べとなります。実際の下取り価格と異なることもあります。
※各社全てエアコン購入者を対象としたサービス料金
※取り外し費用は設置状況により異なります。
上記の表のように大手家電量販店のなかではノジマとヤマダデンキのみが買取での下取りに対応していました。
ここからは各社の下取りについてもう少し詳しく解説していきます。
1.ノジマ
「ノジマ」では2023年2月よりエアコンの下取りを開始しました。今回比較した中では最も高い価格で下取りしてくれます。
今回比較した【日立 RAS-V36L 2021年製】のエアコンは8,700円での下取りという査定でした。
エアコン下取り条件
- 下取りチェッカーをつかった査定を開始。査定額で買い取ってもらえる(2023.02~)
- ガス式エアコン、石油式エアコン、埋め込み形家庭用エアコン、床置き形エアコン、業務用エアコンは買取対象外
ノジマで対象商品購入時に下取りを申し込むと、「査定額+下取り値引き分」が手に入ることになります。
ダブルでお得な下取りプランだといえるでしょう。
2024年11月現在はキャンペーン開催中です。『最大30,000円下取り値引きのチャンス』(ノジマ限定機種・条件に限る)ぜひチェックしてみてください。
ただしエアコンが古い・状態が悪いなどで下取り対象にならなかった場合は、処分を申し込む必要があります。
処分については購入の有無にかかわらず費用が発生し、買い替え時処分の費用は4,070円。取り外し工事の費用は別途6,600円以上がかかります。
まず査定してみて、だめだったら他の手段を検討するのがよいでしょう。
2.ヤマダデンキ
「ヤマダデンキ」では、エアコンの下取りをおこなっています。
エアコン下取り条件
- ガス式エアコン、石油式エアコン、埋め込み形家庭用エアコン、床置き形エアコン、業務用エアコンは買取対象外
- 故障などで買取対象外の場合も引取可能(※要リサイクル料金)
- 取り外し工事の費用は別途6,600円~追加(その他追加工事など > チラシ > 取り外し工事)
ヤマダデンキの買取査定は年数・容量・メーカーにより決まっています。そのため、本来であればもっと高額な買取になるエアコンも一律価格での買取になってしまいます。下取り(買取)価格を一度ノジマと比較してみるのが良いでしょう。
3.ヨドバシカメラ
「ヨドバシカメラ」ではカメラやパソコンなどの買取をおこなっていますがエアコンの買取はおこなっていません。
エアコン引取
- リサイクル料金と運搬収集費+取り外し費用を支払い回収
- 下取りの運搬収集費は550円(量販店最安)※
- 指定商品購入でポイント還元の下取りキャンペーン有り
※運搬収集費は購入した商品と同品目、同じ場所からの回収であれば550円、2台目以降は2,750円、標準取り外し費用は4,400円〜です。
エアコンの買い替え時にかかる費用が最も安く、買取にはならないまでも安く処分してもらえます。
なお、2024年11月現在、ヨドバシカメラのオンライン限定で『節電エアコンお得に買い替えキャンペーン』を開催中です。セール対象エアコン購入で、通常のポイント還元に加えて対象商品ごとに設定されたボーナスポイントを進呈。1台購入は最大20,000ポイント、2台以上同時購入は1台ごとに最大50,000ポイント(2024/10/31まで)ぜひチェックしてみてください。
4.ビックカメラ
「ビックカメラ」ではデジタル家電などの買取をおこなっていますが、エアコンの買取はおこなっていません。
エアコン引取
- リサイクル料金と運搬収集費を支払い処分
- 下取りの運搬収集費は2,200円
- 指定商品購入で下取りのキャンペーンをおこなうこともある
時期によって<対象エアコン購入時に下取り>といったキャンペーンがおこなわれていることがあります。
対象商品が買い替え候補だった場合には、総合価格で他店と比較するのが良いです。
なお、上記金額でエアコンを処分するには該当商品購入と同時引き取りの場合に限って購入台数分のリサイクル申込が可能です。回収のみの場合はリサイクル料金990円と収集運搬費7,200円となります。
取り外し費用は4,400円〜でした。エアコン取り外し券を別途購入することで申し込みができます。
5.コジマ
「コジマ」ではデジタル家電などの買取をおこなっていますがエアコンの買取はおこなっていません。
エアコン引取
- リサイクル料金と運搬収集費を支払い処分
- 運搬収集費(一律)2,200円 ※
- 指定商品購入でポイントキャンペーンをおこなうこともある
- 取り外し工事の費用は別途料金追加※場所によって金額が異なる (窓用エアコン、新規取付無、再利用取り外し以外は5,500円~)
- 指定商品購入で取り外し等の工賃無料
さらに指定対象エアコンを購入する場合、取り外しなどの工賃が無料となる場合があります。
※2台目以降は4,950円
2024年11月時点では「省エネエアコン祭」がおこなわれており、指定商品機種の購入で最大30,000円分のポイント付与のキャンペーンとなっています。
参考:『省エネエアコン祭』
6.ジャパネットたかた
テレビショッピングで有名な「ジャパネットたかた」ではエアコンの買取をおこなっていません。
エアコン引取
- リサイクル料金と運搬収集費を支払い回収
- 下取りの運搬収集費は1.650円
- 対象商品購入時に下取りがあれば値引き価格で購入できる
方法としては下取り値引き対象商品を購入することで値引きが期待できるというものです。
ただし、値引き対象になる商品が限られていることや、取り付けなどでプラマイゼロになる可能性もあります。
継続的におこなわれている下取りサービスですが、運搬収集費が 1,650円、取り外しは別途で4,950円~かかります。
下取り値引きありのエアコンを購入した場合は取り外しが無料になります。
購入商品を他店と比べ総合的に判断する必要はありそうです。
7.ケーズデンキ
「ケーズデンキ」ではエアコンをはじめ家電の買取をおこなっていません。
エアコン引取
- リサイクル料金と運搬収集費を支払い処分
- 下取りの運搬収集費は3,300円〜
ケーズデンキは家電リサイクルを推進しており、特定リサイクル家電については処分費用が掛かるが、小型家電の無料引取などもおこなっています。
取り外し工事の費用は別途6,600円~追加(セパレート壁掛型/室外機床置き型)ですが、再利用前提の場合は11,000円かかるため要チェックです。
8.エディオン
「エディオン」ではエアコンをはじめ家電の買取をおこなっていません。
エアコン引取
- リサイクル料金と運搬収集費を支払い処分
- 下取りの運搬収集費は1,100円〜※
※2台目以降は2,200円
「エディオン」ではエアコンの下取りは基本的に処分を前提としたものとなっていました。
取り外し費用は8,800円~と高額になります。
また2024年11月現在は、『エアコンキャンペーン』開催中。標準取付工事費と消費税込みで一部対象商品は特別価格です。ぜひチェックしてみてください。
参考:『エアコンキャンペーン』
エアコンの下取り・買取・処分のちがい
最後にエアコンの下取りと買取、またリサイクル家電の処分、ちがいについて触れておきます。
エアコンの下取りの基礎知識
「エアコンの下取り」とはエアコンの買い替え、つまり新品商品を購入前提の場合に、古いエアコンを引取ってもらえるサービスです。
下取りは大きく分けると、
- 買取してもらえる場合
- 無料引取してもらえる場合
- 有料(処分費用として)で引取してもらえる場合
の3つのパターンに分かれます。 エアコンの下取りに関しては上記でご覧いただいたとおり、買取にいたるケースはノジマとヤマダデンキのみです。
大半は有料にて引取をおこなっている販売店が多いという結果でした。そのため、断然お得に買い替えるなら「ノジマ」ということになります。
販売店により下取りのエアコンを買取・引取・処分として対応するかはさまざまです。
ふだん有料での引取を打ち出しているお店がキャンペーン期間に無料で引取をおこなうこともありますので、まずは費用がかかるのか、かからないのかお店に確認してみることがおすすめです。
エアコンの買取
家電量販店に選択肢を絞らなければ、概ね製造から5年以内のモデルならリサイクルショップで買取してもらえる可能性が高いです。
「エアコンを買取依頼する前に、失敗しないための知識」ではエアコンの買取について詳しくご紹介をしています。
またエアコンの買取相場については「エアコン 買取価格」でもご覧いただけます。ぜひ参考にしてみてください。
エアコンの廃棄処分
下取り・買取ができないエアコンは処分する必要があります。5年以上経過したエアコンは、無料引取や処分となる可能性が高いでしょう。
買取できない場合は処分費用が必要
リサイクル料金は法律で定められているため、どのお店でも同じ費用がかかります。
処分費用を比較するなら、お店により異なる運搬収集費用と取り外しの工賃に着目しましょう。
まとめ
今回はエアコンの下取りについて、家電量販店8社の違いを比較してきました。
- エアコンを買い替えるなら、ノジマの下取りチェッカーがお得
- 下取り対象外のエアコンでも、リサイクルショップでは買取できる場合がある
- 廃棄処分には費用がかかるので、なるべく下取りや買取先を探すとよい
リサイクルショップ出張買取のアシストではエアコンの取り外し・買取をおこなっております。
エアコンの相場も公開していますので、他店の下取り価格や買取価格とも比べてみてください。