「押入れを片づけていたら古いラジオが出てきた。」
「かなり昔のものだけどリサイクルショップじゃ売れないかな?」
そんな、ひょっこり出てきたラジオの価値について気になっている方はいませんか?
こんにちは!買取ブロガーの鈴木です。
鈴木
レトロなラジオは今でも人気!
結論から言えば、古いラジオには買取してもらえるモデルがあります。
大まかな条件としては以下のようになります。
- 1970年代頃に発表されたモデル
- ナショナルやソニーなどの国内人気メーカー
- 短波ラジオ
昭和に生産されたラジオは今では入手困難なモデルが多く、希少価値が高まっています。
状態が良いものはもちろん、動かなくても買取になる可能性 が十分にあります。
今回は買取が期待できる古いラジオの情報と、買取してもらう時に押えておきたいポイントを解説していきます。
目次
高価買取!人気のレトロラジオをご紹介
古いラジオのなかには特に人気の高いシリーズが存在します。
それは1970年頃に起きたBCLブームにより各メーカーから誕生した短波ラジオです。
ここでは特に人気の高いモデルを買取相場(2022年06月現在)と合わせてご紹介していきます。
ナショナル:COUGAR(クーガー)
ナショナルのクーガーシリーズはSONYのスカイセンサーに対抗して発売されたモデルです。
軍用無線機風のデザインでレトロファンの心をくすぐります。
動くかどうか分かないという状態であっても一定の価値があります。
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
RF-2200 | 2,000円-14,000円 |
RF-1180 | 2,000円-11,000円 |
RF-1130 | 1,000円-6,500円 |
RF-887 | 1,000円-5,000円 |
※買取相場はお品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
ナショナル:PROCEED(プロシード)
BCLラジオブーム終末期にクーガーの上位シリーズとして発売されたプロシード。
機能性が高まりデジタル表示が採用されたことで、やや近代的なデザインです。
「PROCEED4800」は無線機のような形をしており、マニア垂涎の逸品となっています。
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
RJX-4800D | 10,000円-27,000円 |
RF-2800 | 4,000円-14,000円 |
RF-2600 | 3,500円-13,000円 |
RF-B60 | 1,000円-5,000円 |
※買取相場はお品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
ソニー:Skysensor(スカイセンサー)
SONYのスカイセンサーはBCLラジオブームへの立役者となり大変な人気を誇ったシリーズです。
中古市場でも最も多く流通してるレトロラジオと言えるでしょう。
モデルによっては壊れていても高値がつくこともあり、お宝の可能性を秘めています。
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
ICF-6000 | 3,000円-9,000円 |
ICF-5900 | 4,000円-16,000円 |
ICF-5800 | 2,500円-11,000円 |
ICF-5500A | 1,000円-6,000円 |
※買取相場はお品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
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ソニー:WORLD ZONE(ワールドゾーン)
ワールドゾーンは1970年代初期にSONYから発売されていたラジオです。
とても古いラジオなので現存数も少なくなっており、希少価値の高いモデルです。
どのモデルでも状態に限らず買取となる可能性があります。
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
CRF-330K | 30,000円-110,000円 |
CRF-320 | 15,000円-33,000円 |
CRF-230B | 10,000円-55,000円 |
CRF-200 | 3,000円-15,000円 |
CRF-5090 | 2,000円-13,000円 |
※記載している買取相場は、お品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
日立:SerGeram(サージラム)
ラジオブームに乗ってSONYやナショナルの後追いで登場した日立の「サージラム」。
人気の面ではやや劣るものの、流通量は少なく状態の良いものは高値がつく可能性もある。
モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|
KH-2200 | 1,000円-7,000円 |
KH-2100 | 1,500円-8,000円 |
KH-3800 | 22,000円-38,000円 |
※買取相場は、お品物の状態・買取方法などにより変動いたします。目安としてご参照ください。
アンティークな真空管ラジオも人気
古いラジオと言えば「真空管ラジオ」も外せません。国内外から多くのモデルが発売されていますが、やはり人気が高いのは国内メーカーの物です。
見た目がオシャレなものは、アンティークなインテリア雑貨としての価値もあります。
- 真空管ラジオの査定ポイント
-
- 国内メーカーかどうか
- 見た目の状態が良いか
- 実際に使用できるか
モデルやデザインによって大きく査定金額が変動しますので、一度詳しいリサイクルショップなどに相談してみましょう。
ラジオを高く買取してもらうためのポイント
動作の確認をしてみよう
アンティークは例外ですが、基本的には動作品であったほうが買取価格は高くなります。
電源が入るか?問題なく電波を受信して音が出るか?など事前に簡単なチェックをおすすめします。
電源コードが欠品していた場合、電池で動くものは電池を用意しておくと良いでしょう。
きれいな状態で査定してもらおう
リサイクルショップの査定では見た目も1つのポイント。
特につまみの欠品やアンテナの折れ曲がりは減額になってしまいます。
古いものだからと乱暴に扱って破損させてしまわないようにしましょう。
- 自分で落とせる汚れは落としておく
- 丁寧に扱い破損は避ける
- 電池カバーなどは開けて中を確認しておく
古いものだからこそ見た目は重要視されます。少しでも状態が良く見えるように整えておくと査定では好印象です。
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買取してもらえなかった時は?
「残念だけど買取にならなかった。」
「買取してもらえなかったら捨てるしかないのかな?」
ここでは買取以外のラジオの手放し方についてご紹介していきます。
リサイクルショップで引取してもらえるケース
リサイクルショップではラジオを無料で引取してもらえるケースがあります。
古いラジオは部品としての価値がある場合もあり、買取ができないラジオでも部品取り扱いで引取することができるからです。
「祖父がずっと大切に使っていたものなので、捨てたくない」
そんな思い入れのあるラジオがあれば、最寄りのリサイクルショップに相談してみましょう。
フリマアプリなどを活用する
メルカリやヤフオク、ジモティーなどの個人間取引サイトを利用して次の方に譲る方法です。
買取店で取り扱えなくても個人売買であれば欲しいという方が見つかるかもしれません。
ただし以下の点には注意が必要です。
個人売買を利用するときの注意事項
- 出品や商品発送などの手間がかかる
- モデルによっては売れない可能性もある
- トラブルは基本的に自己責任
時間や手間を惜しまなければ、自分で売ってみるのも1つの手段です。
ある程度の責任を伴いますので、その分高く売れることもあります。
一度チャレンジしてみても良いのではないでしょうか。
まとめ
昭和時代の古いラジオには愛好家が一定数いるため、まだまだ価値があり買取してもらえる可能性があります。
総合リサイクルのアシストでは『古いラジオの買取』を行っております。
ラジオの買取をご希望の方は下記バナーからご相談下さい。