1950年に生まれた「Nikon S」は、後に誕生する一眼レフカメラ「Nikon F」に継承する役割を担った名機といえます。
レンジファインダー型カメラとして、当時最高の性能を誇ったニコンSシリーズは今どのくらいの価値があるのでしょうか。
じつは現在でも、当時からのファンやコレクターの存在によって、驚くような値段で取引されています。
ここでは、ニコンSシリーズの相場や査定ポイントなどをご紹介しております。
「思い入れがある物だから、また誰かに大切に使ってもらいたい」
物を手放す時、出張買取のアシストではこうした思いを大切にしています。
ご不明点・ご質問などございましたらお気軽にお問合せください!
現在でも人気があるニコンSシリーズ
1950年12月に発売された「Nikon S」。
ニコン初代カメラであるI型やM型から一眼レフ時代へと移り変わってゆくなかで、1967年まで続いたSシリーズのカメラは現在でも需要があります。
このSシリーズが生まれなければ、後に世界の名機となった一眼レフ「Nikon F」が生まれることはなかったといっても過言ではないでしょう。
ニコンのSシリーズだから、レンジファインダー機だから欲しいというファンは現在でも数多く存在します。
そして、一眼レフカメラと異なるレンジファインダー機ならではの性能はもちろん、
肉眼に近い感覚で撮影できることや軽量で静かなシャッター音などファンを惹きつける魅力がたくさんあります。
各シリーズの買取相場をチェック!
ここでは、以下のニコンSシリーズの相場をご紹介いたします。
- Nikon S
- Nikon S2
- Nikon SP
※買取相場は、実際の状態や買取方法などによって変動する可能性がございます。目安としてご参照下さい。
「ニコンS」
その名の如く、ニコンSシリーズの元祖モデルです。発売から15年間製造されたニコン初の量産カメラ「Nikon S」。約70年前のカメラとなるため、保管状態が良く動作も問題ないという状態であれば当然高価買取が期待できます。ニッコールレンズの有無や状態も査定には影響するポイントです。ニコンの初代カメラでもあるI型やM型は駐留米兵が主な販売先でしたが、「ニコンS」は民間をターゲットとしたカメラだったこともあり、より日本人にとって馴染みがある機種だといえます。
■ ニコンS本体+NIKKOR-S・C 1:1.4 f=5cm 買取相場(概算):¥15,000~¥20,000
「ニコンS2」
ニコンSの後継モデルとして誕生したのが、「Nikon S2」です。Sが抱えていた問題点を全面的に改良し、Sシリーズでは最も多い約6万台を販売した人気モデルです。そのため、初期モデルであるSよりも買取相場は高い傾向があります。状態や付属品の有無などにもよりますが、S2は前期と後期モデルがあること。そして、希少なブラックボディタイプの場合はより高価買取が期待できるでしょう。
■ ニコンS2本体+NIKKOR-S・C 1:1.4 f=5cm 買取相場(概算):¥25,000~¥35,000
■ ニコンS2ブラックボディ+NIKKOR-S・C 1:1.4 f=5cm 買取相場(概算):お問い合わせください
「ニコンSP」
ニコンSPは、Sシリーズの最高峰モデルとして1957年に誕生しました。レンジファインダー機として最高の機能を誇るSPは現在でも人気があり、高価買取が期待できます。発売価格は9万8000円。それは当時のサラリーマンの平均月収の一年分に相当する値段です。当時のライカに対抗すべく、S2までに至るニコンの技術が全て詰め込まれたモデルです。しかし、時代は一眼レフへと移り変わり、2年後にはニコンFが誕生します。その影響もあって、発売期間は10年を満たない希少シリーズです。 2005年には、「SP LIMITED」が2500台限定で黒塗装仕上げの復刻モデルとして発売されており、中古市場でも高額で取引されています。
■ ニコンSP本体のみ 買取相場(概算):¥30,000~¥40,000
■ ニコンSP本体+NIKKOR-S・C 1:1.4 f=5cm 買取相場(概算):¥55,000~¥60,000
■ ニコンSP LIMITED 付属品あり 買取相場(概算):お問い合わせください
高く売るために押さえておきたい3つのポイント
カメラをより高く売るために確認しておきたいポイントが3つございます。
- レンズなどセットで売る
- 動作・状態
- 買取方法
レンズなどセットで売る
レンジファインダーのカメラをより高く売る場合、本体だけでなく付属のニッコールレンズなどもセットで売ることが望ましいでしょう。例えば、「SP LIMITED」は2005年に復刻モデルとして販売されましたが、購入時の元箱やレンズ・カバー・レンズキャップ・フードなどが揃っているとより高価査定が期待できます。
動作・状態
精密機械という性質上、カメラの本体やレンズなどの保管状態は査定金額に影響するポイントです。経年の使用による外観の汚れや傷よりも、レンズ面・ファインダーなどの目立った傷やカビ、本体の変形は減額となる可能性が高くなってしまいますので注意したいです。
買取方法
手で持ち運びが容易なカメラの買取方法としては、直接ショップに持ち込む「店頭買取」が理想です。出張買取や宅配買取よりも、店頭に直接持ち込みをすることで最も高い査定金額でご提案ができます。引越しや片付けで、カメラのレンズ以外に売りたいものや処分したいものがあれば、一回でまとめて片付く出張買取の利用がおすすめです。
全国どこからでも利用できる【宅配買取】
出張買取や店頭買取の利用が難しいという方は、全国どこからでもご利用できる「宅配買取」が便利です。
アシストでは、カメラに関連する物だけでなく、例えば服飾小物(バッグ・帽子・ネクタイなど)、贈答品(食器類)、雑貨類など!
まとめて箱に詰めて送っていただければ、一点一点査定をさせていただきます。
幅広いジャンルのお品物を取り扱いしております。
「これは売れるのかな?一緒に引き取りしてくれるのかな?」
こうした疑問やご不明点などがございましたら、ぜひ弊社までお問い合わせください!
大事な物を気持ちよく手放した【お客様の口コミ】
ご紹介の通り、ニコンのSシリーズは発売から70年近く経つ現在でも価値が高いレンジファインダーカメラです。
デジタルカメラが主流である時代であっても、ニコンSシリーズは今でも憧れの名機としてファンやコレクターが探し求めています。
価値があるレンジファインダーをまた誰かに使ってもらうために。
参照:アシスト大和店/エキテン
アシストでは高価買取はもちろん、お客様の様々な事情や思い入れに寄り添った接客を心掛けております。
買取に関する疑問やご要望などがありましたら、ぜひ当社の親身な担当スタッフまでお気軽にご相談ください!
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