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「冷蔵庫ってどこで下取りしてもらうのが一番お得なんだろう?」
「リサイクルショップで買取してもらうよりお得なのかな?」
大手の家電量販店8社について冷蔵庫の下取り情報を調査したところ、
※2~4ドア冷蔵庫は5年以内、5ドアは6年以内、6ドアは8年以内
また、「家電量販店での下取り」と「リサイクルショップでの買取」のどちらがお得かも検討しました。
お得な買い替えのために、ぜひこの記事をお役立てください。
また冷蔵庫の買取相場については「冷蔵庫 買取価格」でもご覧いただけますのでぜひ参考にしてみてください。
記事監修いただきました
本記事は、オンダFP事務所 恩田雅之様にご監修いただきました。
■所属団体 日本FP協会
■保有資格 CFP® 証券外務員2種
冷蔵庫の下取りには4タイプある
冷蔵庫の下取りとは、新しく冷蔵庫を購入するときに、古い冷蔵庫を引き取ってもらえるサービスです。
意外と知られていないことですが、下取りは大きく4つのタイプに分類できます。
①買取タイプの下取り
古い冷蔵庫を査定して、その価値に応じた価格で買取をしてくれるタイプの下取りです。
冷蔵庫ではノジマ、ヤマダデンキがこのタイプの下取りサービスを提供しています。
処分費用をとられずに済み、さらに査定額分のお金が手に入るので、最もお得な下取り方法です。
比較的年式が新しい冷蔵庫・状態のよい冷蔵庫などは高価買取の可能性がとくに高いです。
②無料引取タイプの下取り
①のようにお金をもらえるわけではありませんが、処分費用を払わなくても引き取ってくれるタイプの下取りです。
ノジマ、ヤマダデンキで①の対象外となってしまった場合や、ビックカメラ店頭、コジマ店頭でまだ使える冷蔵庫を下取りしてもらう場合がこのケースにあたります。
③処分費用がかかる下取り
「運搬収集費」や「リサイクル料金」などの処分費用を払えば引き取りしてくれるケースです。
ヨドバシカメラ、エディオン、ジャパネットたかたがこのタイプでした。
「リサイクル料金」は法的に定められているため各社に違いはありませんが、「運搬収集費」は各社で異なるので、最も安く処分できるところを探すとよいでしょう。
④下取り値引き
「古い冷蔵庫を下取りに出してくれたら、こちらの新製品を〇〇円安くします!」というのが下取り値引きです。
①~③と組み合わせて、機種限定・期間限定キャンペーンとして展開されていることが多いです。
冷蔵庫の下取りについて大手8社の家電量販店で比較
家電量販店8社でおこなっている冷蔵庫の下取りサービスについて、表にまとめました。
パナソニックの冷蔵庫「NR-F556HPX(2020年製 容量550L 6ドア)」を例として、下取り価格、処分費用を比べてみましょう。
パナソニックの冷蔵庫「NR-F556HPX」 下取り状況
家電量販店 | 下取りのタイプ | 買取額もしくは処分費用 |
---|---|---|
ノジマ | ①買取タイプの下取り | 41,700円で買取 |
ヤマダデンキ | ①買取タイプの下取り | 40,000円で買取 |
ビックカメラ | ②無料引取タイプの下取り(店頭限定) | – |
コジマ | ③処分費用がかかる下取り | 6,930円払って処分 |
ヨドバシカメラ | ③処分費用がかかる下取り | 5,280円払って処分 |
エディオン | ③処分費用がかかる下取り | 6,380円払って処分 |
ケーズデンキ | ③処分費用がかかる下取り | 8,030円払って処分 |
ジャパネットたかた | ③処分費用がかかる下取り | 9,130円払って処分 |
※2024年11月時点当社調べ。実際の下取り価格と異なる場合があります。
※各社から最もお得な下取りサービスを選んだ場合の金額です。
※処分費用に占めるリサイクル料金は一律4,730円です。
それぞれ詳しくみていきます。
1.ノジマの冷蔵庫下取りサービス
ノジマは、8社中最も高い査定額で「①買取タイプの下取り」をしてくれることがわかりました。どうすればこのサービスを受けられるのでしょうか?
ノジマは、下取り価格を事前査定するシステム「下取りチェッカー」を導入しています。
WEBもしくはLINEから自宅の冷蔵庫の情報を入力すると、すぐ査定額を表示してくれます。
30~60秒ほどで入力できるので、忙しいときにもおすすめです。
ノジマ(下取りチェッカー)の冷蔵庫下取り条件
- 3ドア・4ドア冷蔵庫は、製造5年以内のものなら査定可能。製造6-7年のものは②無料引取タイプの下取り 可能。
- 5ドア冷蔵庫は、製造6年以内のものなら査定可能。製造7年のものは②無料引取タイプの下取り 可能。
- 6ドア冷蔵庫は、製造8年以内のものなら査定可能。製造9-10年のものは②無料引取タイプの下取り 可能。
また2024年11月現在、キャンペーン『最大30,000円下取り値引きのチャンス』も開催中です。特定機種・条件の冷蔵庫を購入する場合、査定額がもらえるのに加えて、新製品の値引きもしてもらえるチャンスです。
2.ヤマダデンキの冷蔵庫下取りサービス
「ヤマダデンキ」では、冷蔵庫の定額買取をおこなっており、事実上の下取りサービスとなっています。WEBから型番や状態を入力することによって事前査定が可能です。実際に調べてみると、パナソニックの冷蔵庫 2020年製550L 6ドア”NR-F508PX“には40,000円という査定額がつきました。(2024年11月時点) 製造から10年以内のモデルまで冷蔵庫の買取をおこなっていました。
ヤマダデンキの冷蔵庫下取り条件
- 大きなキズ、破損、屋外使用、欠品がないことなど
- 製造年数が10年以内まで対象
- 買い替えの場合、引取で運搬収集費が上乗せされることはありません。
サイズと製造年式によって100円~50,000円まで下取り価格がスライドします。
また特殊な設置状況の場合は、事前に値段の変動がないか確認することをおすすめします。
なお、2024年11月時点では『対象メーカー限定で、2015年製以降のまだ使える冷蔵庫の買取は最大50,000円』というキャンペーンをおこなっています。
3.ビックカメラの冷蔵庫下取りサービス
「ビックカメラ」では冷蔵庫をはじめ家電の買取をおこなっていません。しかし買取サービス自体はあり、対象は主にパソコンやテレビ、カメラとなっていました。家電に関しては期間限定のキャンペーンが開催中であればお得なサービスを受けられますのでぜひチェックしてみてください。
ビックカメラの冷蔵庫下取り条件
- リサイクル料金と運搬収集費を支払い処分
- リサイクル料金は(パナソニックかつ171L以上)4,730円※
- 下取りの運搬収集費は2,200円
※ 〈メーカーと容量で変動:3,740円~〉
参考:家電のリサイクル・引取りについて|ビックカメラ.com
なお、2024年11月時点では『今が売り時、買い替え時!買替祭』 「古くても壊れていても下取り可能」であり「指定商品を購入時にリサイクル回収を同時申込」で買い替え時に下取りで最大20,000円の値引きキャンペーンをおこなっています。
4.コジマの冷蔵庫下取りサービス
「コジマ」は冷蔵庫をはじめ家電の買取をおこなっていません。ビックカメラと同じ系列であるため、下取りや引取のプランもほぼ同じです。ただし、買い替えキャンペーン等は独自で開催しているようであり、内容や期間はビックカメラと異なる場合があります。買い替えキャンペーンやポイント付与キャンペーンについて、ぜひチェックしてみてください。
コジマの冷蔵庫下取り条件
- リサイクル料金と運搬収集費を支払い処分
- 171L以上の場合のリサイクル料金は4,730円
- 運搬収集費(一律)※
- 指定商品機種の購入で最大30,000円分のポイント付与キャンペーンあり
※2台目以降は4,950円
リサイクル料金および運搬収集費171L以上で6,930円(税込)を支払いリサイクル処分となります。 同時に他の家電をリサイクル処分する場合、収集運搬料金は1台に付き2,750円となりますので、リサイクルショップや買取店でも売れない冷蔵庫は下取りを利用したほうがお得です。しかし、まだ使える冷蔵庫なら無料下取りもおこなっているようです。ぜひチェックしてみてください。(製造から7年以内+買い替え時+故障や破損がないことが適用条件)
参考:リサイクル料金一覧 家電通販のコジマネット
参考:「まだ使えるテレビ・洗濯機・冷蔵庫も無料で下取り」
なお、2024年11月時点では『最新家電で暮らしをもっと快適に 買い替え祭』を開催しており、不要となる商品の下取りをともなった指定商品機種の買い替えで最大20,000円引きしてもらえるキャンペーンをおこなっています。(2024/11/30まで)
さらに、『大型冷蔵庫祭』指定商品機種の購入で最大30,000円分のポイント付与キャンペーンもやっていますのでこちらもぜひチェックしてみてください。
5.ヨドバシカメラの冷蔵庫下取りサービス
「ヨドバシカメラ」ではカメラ、パソコンなどは買取をおこなっていますが冷蔵庫の買取はおこなっていませんでした。ただ、頻繁に家電の買い替えに関するキャンペーンが行われていたりと、キャンペーンによるサービスがあります。その場合は、新品購入+リサイクル回収のお申込みが条件となることが多いです。
ヨドバシカメラの冷蔵庫下取り条件
- リサイクル料金と運搬収集費を支払い回収
- リサイクル料金は171L以上で4,730円
- 運搬収集費は550円(家電量販店で最安)※
※運搬収集費は購入した商品と同品目、同じ場所からの回収であれば550円。※2台目以降は2,750円
※(マンション等の外階段)2階まで無料。3階以上は1階につき1,100円上乗せ。
※(一戸建ての内階段)1階は無料。2階と3階は+3,300円上乗せ。4階以上は1階につき1,100円上乗せ。
なお、2024年11月時点では『最新家電でかしこく節電!冷蔵庫・洗濯機 節電家電買い替えキャンペーン』を開催しており、「ご購入時」に「リサイクル回収」を「同時申込」で最大10,000ポイント進呈をおこなっています。(2024/11/30まで)
参考:「最新家電でかしこく節電!冷蔵庫・洗濯機 節電家電買い替えキャンペーン」
6.エディオンの冷蔵庫下取りサービス
「エディオン」では冷蔵庫をはじめ家電の買取をおこなっていません。冷蔵庫の下取りは基本的に処分を前提としたものとなっていました。買い替えの場合や、引き取る製品が過去にエディオンで購入した製品の場合などによって運搬収集費が変わりますので、よろしければチェックしてみてください。
エディオンの冷蔵庫下取り条件
- リサイクル料金と運搬収集費を支払い処分
- リサイクル料金は(171L以上)4,730円
- 運搬収集費は1,650円※
※2台目以降は2,750円
7.ケーズデンキの冷蔵庫下取りサービス
「ケーズデンキ」では冷蔵庫をはじめ家電の買取をおこなっていません。基本的にはリサイクル回収になり手数料を支払ったうえで、引き取りや処分となります。ただ、期間限定で下取りに関するキャンペーンがおこなわれることがあり、時期によってはお得なサービスを受けられる可能性もあります。
ケーズデンキの冷蔵庫の下取り条件
- リサイクル料金と運搬収集費を支払い処分
- リサイクル料金は(171L以上)4,730円
- 運搬収集費は(一律)3,300円
運搬収集費は地域により異なるので事前に確認しましょう。また、ケーズデンキでは小型家電のリサイクル促進に力を入れているのでリサイクル家電以外でも無料または有料で回収してくれるのはうれしいですね。
8.ジャパネットたかたの冷蔵庫下取りサービス
テレビショッピングで有名な「ジャパネットたかた」では、冷蔵庫の購入する商品を限定した下取り値引きをおこなっています。 サービスの内容としては下取り値引き対象商品を購入することで、大幅な値引きが期待できるというものです。
ジャパネットたかたの冷蔵庫下取り条件
- リサイクル料金と運搬収集費を支払い回収
- リサイクル料金は(171L以上)4,730円
- 運搬収集費は500L以上で4,400円(家電量販店で最高値)
- 壊れていても古くても下取りがあれば値引き価格で購入できる
下取りでの値引きはあるものの別途費用負担が発生するのは、引き渡した冷蔵庫はリユースでなくリサイクル処分となるからです。冷蔵庫の容量とメーカーごとにリサイクル料金が細かく設定されているため、下取り値引きを利用する際はよく確認しましょう。
参考:【ジャパネットたかた】家電リサイクル法について:通販、テレビショッピング
冷蔵庫の下取りと買取はどちらがお得?
使わなくなった冷蔵庫は、家電量販店で下取りしてもらうほかに、リサイクルショップで買取してもらうこともできます。
下取りよりも買取がお得になるのはどのような場合でしょうか。詳しく見ていきます。
リサイクルショップのほうが買取価格が高いとき
リサイクルショップに冷蔵庫の買取を依頼すると、ノジマやヤマダデンキの下取りよりも高く買い取ってくれる場合があります。
例えば東京・神奈川に買取専門店を展開している「リサイクルショップ 出張買取のアシスト」では、先ほどのパナソニックの冷蔵庫「NR-F556HPX(2020年製 容量550L 6ドア)」を45,000円で買取(※)しており、ノジマの下取り価格よりも高額です。
アシストでは冷蔵庫の買取価格をサイト上で公開しているので、下取り価格と見比べてみるとよいでしょう。
※動作に問題がなく状態良好である場合の参考価格。時期や状態により変動あり
冷蔵庫を買い替えるつもりがないとき
1人暮らしを終えて実家に戻るとき、年配の両親と同居を始めるとき、引っ越しを控えているときなど、「冷蔵庫を買い替えたいわけではなく、単純に手放したいだけ」というケースもあると思います。
下取りは「買い替え前提のサービス」なのでこうした状況では利用できませんが、リサイクルショップの買取であれば対応が可能です。
冷蔵庫が下取り対象外だったとき
例えば1ドア冷蔵庫、冷凍ストッカーなど、そもそも下取りでは査定してもらえない冷蔵庫・冷凍庫もあります。
そのような場合は、一度リサイクルショップに査定を頼んでみるとよいでしょう。下取りで断られた冷蔵庫も、買取してもらえる場合があります。
冷蔵庫以外も手放したいとき
洗濯機やテレビ、エアコンなどの家電、ソファやテーブルなどの家具も一緒に手放したい場合は、断然リサイクルショップでの買取がおすすめです。
下取りでは原則1回に1個の下取りとなるため、まとめ売りには対応できないからです。
重い家電・家具をリサイクルショップに持っていくのは難しい…という場合には、出張買取を検討してみてください。
まとめて売ることで、通常よりも査定額がアップする場合もあります。
冷蔵庫の買取ならリサイクルショップ出張買取のアシスト
リサイクルショップ出張買取のアシストは、東京・神奈川を中心に展開している買取専門店です。
年間7,000件以上の買取実績をもち、大手口コミサイトでも「片付けの悩みに真剣に対応してくれる」「対応が丁寧」と高評価。
冷蔵庫買取ほか、洗濯機買取、テレビ買取、エアコン買取など家電買取に力をいれており、お引っ越し時など「お家の家電をまるごと買取」も対応可能です。
出張買取の経験が豊富なので、重い大型家電もスムーズに査定、搬出させていただきます。
リサイクルショップ出張買取のアシストで買取できない冷蔵庫は?
内部に破損がある、コードが断線しているなどの冷蔵庫は原則買取不可となります。
このような「廃棄処分するしかない」冷蔵庫についても、「マンション1階まで降ろすのを手伝ってほしい」などのご依頼を有料にて承っておりますので、お困りの際はご相談ください。
また、購入時からの経過年数や型番の査定結果によっては「買取はできないが無料で引取可能」「お客様ご自身で店頭にお持ち込みいただければ買取可能」となる場合もあります。
リサイクルショップ出張買取のアシストでは、ご自宅にお伺いしてから「買取できません」とならないよう、LINEやWEBで事前査定サービスを提供しています。
事前査定は無料です。商品写真を送っていただければスタッフが査定いたしますので、以下からお気軽に送信してみてください。