「洗濯機の騒音や振動で騒音トラブルにならないか心配」「いつでも気兼ねなく洗濯機を使いたい」このような洗濯機に関する悩みをもつ人もいるのではないでしょうか。

他人が体感する騒音は思いの外、大きく聞こえるもので、何気ない音でも騒音トラブルに発展することがあります。できる限り気を使いたいところです。

本記事では、静音性が高い洗濯機を紹介するとともに、製品の選び方など詳細を説明しています。

あたらしい洗濯機を検討している人は、ぜひ記事内容をご確認ください。

洗濯機の静音性が大事な理由

洗濯機の静音性はどのような状況で求められるのでしょうか。想定される状況を3つ、ピックアップしてみました。

マンションやアパート暮らしでも近所迷惑にならない

洗濯機の音は、自分の部屋で回している分にはさほど騒音に感じないかもしれませんが、隣の部屋や下の階の人にとっては、案外気になるものです。

隣人の洗濯機の音がうるさいと感じる人もいるのではないでしょうか。

静音性が確保された洗濯機であれば、 隣人へ余計な気をつかう必要がなくなります。無用なトラブルを避けるためにも、洗濯機の静音性は必要です。

一人暮らし・共働きで深夜に洗濯する方でも安心

朝や昼間でも洗濯機の音が気になることがありますが、周辺が静まり返った夜中に洗濯機を回すと、高確率で近所迷惑となるでしょう。

仕事や生活スタイルの兼ね合いで夜中に洗濯したい人は、近所迷惑を避けるため、週末など決まった日の昼間にまとめて洗濯をしなければいけません。

静音性が高い洗濯機があれば、 洗濯をしたいときに気兼ねなく洗濯機を回すことができます。

赤ちゃんのいる家庭、騒音があると集中できない方にもおすすめ

静音性の高い洗濯機は、隣人トラブル対策だけでなく、自宅内の騒音対策としても有効です。自宅内で仕事をしている家族がいる場合や、赤ちゃんのいる家庭では、できるだけ無駄な騒音は避けたいところです。

静音性の高い洗濯機を使えば、 洗濯機の音に惑わされることなく、快適な空間を維持できるでしょう。

どのくらいなら「静か」なの？洗濯機の静音性の目安

主観によって分かれる騒音の定義について、一般的な見解を2つのポイントにて説明します。

夜間の物音は40db以内に

基本的に 夜間の音は、40db以内に抑えなければいけません。40dbを超えると騒音とみなされます。

騒音の一例として、横浜市が公表している「生活騒音防止に関する配慮すべき指針」の内容では、一般的な住宅街において、許容できる音の大きさは、昼間は50dB,朝夕は45dB,夜間は40dBまでとされています。

各自治体の条例やガイドラインによって、内容はことなりますが、おおむね基準の数値と考えて良いでしょう。

「洗濯」「乾燥」「脱水」それぞれの騒音レベルに注意

静音性を備えた洗濯機を買う場合、前述の内容から40db以内の音をチェックポイントとすることになりますが、その際に、「洗濯」「乾燥」「脱水」それぞれの工程の音の大きさも確認するようにしましょう。

洗濯機のスペック表には、洗濯時と脱水時、乾燥機能付きの場合は乾燥時の音の大きさが公開されています。ドラム式洗濯機の乾燥機能は40dBを超えるモデルが多いため、注意が必要です。

また、脱水時は振動のためにカタログ記載の数値よりも騒音が大きくなりがちです。

静音性を重視して洗濯機を選ぶときは、各段階の音の大きさに注目して選ぶようにしましょう。

静かな洗濯機の選び方 5つのポイント

静かな洗濯機を選ぶときに、最低限これだけはおさえておきたい、というポイントを5つピックアップしてみました。

• 静かな洗濯機なら「インバーター搭載モデル」がおすすめ！
• 洗濯容量は「1人1日の洗濯物=1.5kg」を目安に選ぶ
• 寸法は要チェック！防水パン、蛇口との位置関係や、搬入ルートに注意
• ドラム式洗濯機、縦型洗濯機それぞれのメリット・デメリット
• 必要な洗濯コースのある機種を選ぶ

それぞれの詳細を説明します。

静かな洗濯機なら「インバーター搭載モデル」がおすすめ！

インバーター式洗濯機は、主にハイエンド洗濯機に搭載されている機能で、洗濯機のモーターの働きを洗濯物の量に合わせて自動的に調整してくれます。

インバーター搭載モデルは、モーターと洗濯機がベルトでつながれていないため、 運転中のベルト音がなく、40db以下の騒音を実現しているモデルが多くあります。静音性を重視した洗濯機選びには欠かせないポイントの一つです。

また、洗濯機の量に合わせてモーターの働きを調整するため、 節水・節電効果も見込めます。

本体の重量が重く、価格はやや高くなるため必要とする機能とデメリットのバランスをよく検討の上、購入を考えたほうが良いでしょう。

洗濯容量は「1人1日の洗濯物=1.5kg」を目安に選ぶ

一人が一日に出す洗濯物の量は、1.5kgと言われています。したがって、単純計算すると二人暮らしでは3kg、4人家族では6kgとなります。

かさばる洗濯物や、まとめて洗うことを想定すると、 想定される洗濯量よりも少し多めの容量を考えておくと良いでしょう。

乾燥機能がついている洗濯機の場合、 洗濯容量に比べて乾燥容量は少なくなります。また、将来家族が増える予定がある場合、最初から容量に余裕を持たせておくことも考えておきましょう。

寸法は要チェック！防水パン、蛇口との位置関係や、搬入ルートに注意

いくら高機能な洗濯機でも、自宅へ搬入できなかったり防水パンに本体が収まらないと意味がありません。ドアの横幅や高さ、洗濯機の搬入経路は大事なチェックポイントです。賃貸の場合は、多くのケースで防水パンの上に洗濯機を設置することが多くなります。

洗濯機のスペック表には、対応する防水パンの大きさも表記されていますので、事前にしっかり確認しておきましょう。

また、 蛇口の高さも大事なチェックポイントです。給水用の蛇口は、洗濯機の高さよりも 10cmほど高いのが理想です。蛇口が洗濯機の高さよりも下になる場合、別途取り付け工事を依頼しなければいけません。

ドラム式洗濯機、縦型洗濯機それぞれのメリット・デメリット

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機のメリット・デメリットを一覧表にまとめてみました。

	メリット	デメリット
縦型洗濯機	洗浄力が高い 本体の設置スペースが確保しやすい ドラム式に比べると安い	節水効果は低い 衣類が絡みやすく、痛むことも 大きな洗濯物の取り出しがしにくい
ドラム式洗濯機	節水効果が高い 洗濯物にやさしい しっかり乾燥できる 洗濯機の上に物が置ける	設置スペースの確保が必要 縦型に比べて洗浄力がやや劣る 色移りしやすい 途中で洗濯物を追加できない 縦型に比べて高価

簡潔にそれぞれの洗濯機の特徴を挙げると、洗浄力では縦型、乾燥まで含めた効率の良さはドラム式となります。その他、 ドラム式洗濯機の節水効果の高さも特徴の一つです。

最近人気のドラム式洗濯機ですが、価格の高さや洗浄力の違い、設置スペースの問題など、特有のデメリットはあります。

必要な洗濯コースのある機種を選ぶ

洗濯機には、標準コースの他に、急ぎのときに使う時間短縮コースや、毛布など大物を洗うためのコースやドライコースなど、いくつかの選択肢が用意されています。

標準コース以外使わないという人は、あまり気にする必要はありませんが、 時間短縮や大きな洗濯物を洗う機会が多い人は、使い勝手のよさそうなコースを選んでみてはいかがでしょうか。

40db以下の静かなドラム式洗濯機｜おすすめ10選

洗濯時の騒音40dB以下を基準に、静音性の高いドラム式洗濯機を10台ピックアップしてみました。

※参考価格は税込みです

1. 1.東芝 ZABOON TW-127XP2
2. 2.シャープ ES-S7G
3. 3.AQUA まっ直ぐドラム AQW-DX12N
4. 4.日立 ビックドラム BD-SV110FL
5. 5.パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129BL/R
6. 6.日立 ヒートリサイクル 風アイロン ビックドラム BD-SX110FL
7. 7.パナソニック Cuble NA-VG2700
8. 8.シャープ　ES-S7F
9. 9.東芝 ZABOON TW-127XP1
10. 10.AQUA まっ直ぐドラム AQW-D12N

1.　東芝 ZABOON TW-127XP2

出典：東芝公式サイト

参考価格	245,412 円（Joshin）
洗濯時の騒音レベル	約32dB
脱水時の騒音レベル	約37dB
乾燥時の騒音レベル	約48dB
タイプ	ドラム式洗濯機
ドアの向き	モデルごとに選択可能
インバーター搭載	あり
洗濯容量	12kg
外形寸法	幅645×奥行720×高さ1060mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

TW-127XP2は、東芝の技術を結集したドラム式洗濯機です。洗濯、脱水時の静音性もさることながら、 ウルトラファインバブル洗浄機能にて、驚きの洗浄力を体験できます。

扉の開閉方向は、モデルによって左右の選択が可能です。

2. シャープ ES-S7G

出典：シャープ公式サイト

参考価格	123,000円（ECカレント）
洗濯時の騒音レベル	24dB
脱水時の騒音レベル	39dB
乾燥時の騒音レベル	36dB
タイプ	ドラム式洗濯機
ドアの向き	モデルごとに選択可能
インバーター搭載	あり
洗濯容量	7kg
外形寸法	幅640×奥行600×高さ1,039mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

シャープのES-S7Gは、コンパクトドラムを搭載しており、真下の排水にも対応しています。賃貸など設置スペースが限られている場合にぴったりのモデルです。

コンパクトサイズゆえの 静音性は、ドラム式洗濯機の中でも高い水準にあり、乾燥時でも40dBを超えることはありません。

3.　AQUA まっ直ぐドラム AQW-DX12N

出典：AQUA公式サイト

参考価格	157,590 円（Joshin）
洗濯時の騒音レベル	34dB
脱水時の騒音レベル	約45dB
乾燥時の騒音レベル(乾燥機能あるもののみ)	約47dB
タイプ	ドラム式洗濯機
ドアの向き	左向き
インバーター搭載	なし
洗濯容量	12kg
外形寸法	幅595×奥行685※7×高さ943mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

AQUAのまっ直ぐドラムシリーズは、AQUAのドラム式洗濯機のラインアップの中でも、もっとも推されているモデルです。コンパクトさをメインに売り出しており、AI学習を搭載した AIウォッシュ機能がとても目を引きます。水平を保つまっ直ぐなドラムは、洗濯液をムラなく浸透させるための新アイデアです。

4. 日立 ビックドラム BD-SV110FL

出典：日立公式サイト

参考価格	183,980円（Amazon）
洗濯時の騒音レベル	34dB
脱水時の騒音レベル	37dB
乾燥時の騒音レベル	48dB
タイプ	ドラム式洗濯機
ドアの向き	モデルごとに選択可能
インバーター搭載	あり
洗濯容量	11kg
外形寸法	幅630×奥行715×高さ1,050mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

日立のドラム式洗濯機「ビックドラム」シリーズは、日立が持つドラム式洗濯機技術の全てが投入された代表的なフラッグシップモデルです。

洗濯時と脱水時の静音性は申し分なく、乾燥路も極力騒音を抑える仕様となっています。

大きなドラムだからこそなし得るナイアガラ洗浄は、日立のドラム式洗濯機の特徴です。

5. パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129BL/R

出典：パナソニック公式サイト

参考価格	298,980円（ビックカメラドットコム）
洗濯時の騒音レベル	32dB
脱水時の騒音レベル	41dB
乾燥時の騒音レベル	46dB
タイプ	ドラム式洗濯機
ドアの向き	モデルごとに選択可能
インバーター搭載	なし
洗濯容量	12kg
外形寸法	幅604×高さ1011×奥行722mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

充実した洗剤自動投入機能と、コンパクトながらも大容量に対応できる機構、スゴ落ち泡洗浄など、多くの機能が投入されたパナソニックのドラム式洗濯機です。

脱水時や乾燥路はやや音が大きめですが、 洗濯時の静音性は、他のモデルに引けを取りません。

6.　日立 ヒートリサイクル 風アイロン ビックドラム BD-SX110FL

出典：日立公式サイト

参考価格	128,000円（Amazon）
洗濯時の騒音レベル	34dB
脱水時の騒音レベル	37dB
乾燥時の騒音レベル	48dB
タイプ	ドラム式洗濯機
ドアの向き	タイプごとに選択可能
インバーター搭載	あり
洗濯容量	11kg
外形寸法	幅630×奥行715×高さ1,065mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

BD-SX110FLは、日立ドラム式洗濯機の特徴であるビックドラムに 風アイロン機能を搭載したモデルです。乾燥中にシワになりがちな洗濯物を風をうまく通すことで、自然な仕上がりに仕上げます。

大容量のドラムと高速風によって、高いシワ伸ばし効果を実現できます。

7.　パナソニック Cuble NA-VG2700

出典：パナソニック公式サイト

参考価格	257,122円（Amazon）
洗濯時の騒音レベル	32dB
脱水時の騒音レベル	42dB
乾燥時の騒音レベル	46dB
タイプ	ドラム式洗濯機
ドアの向き	左開き
インバーター搭載	なし
洗濯容量	10kg
外形寸法	幅639×高さ1050×奥行665mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

Cuble NA-VG2700は、ドラム式洗濯機としての機能もさることながら、スタイリッシュかつ洗練されたフォルムが特徴的なモデルです。 水平垂直なキュービックフォルムはシンプルデザインゆえに空間を選びません。

パナソニック独自のスゴ落ち泡洗浄のほかに、スマホでも操作できる機能も搭載しています。

8.　シャープ　ES-S7F

出典：シャープ公式サイト

参考価格	127,500円（Amazon）
洗濯時の騒音レベル	24dB
脱水時の騒音レベル	39dB
乾燥時の騒音レベル	36dB
タイプ	ドラム式洗濯機
ドアの向き	タイプごとに選択可能
インバーター搭載	あり
洗濯容量	7kg
外形寸法	幅640×奥行600×高さ1,039mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

ES-S7Fは、前出のES-S7Gの型落ちモデルです。主な変更点は、本体の色、スタートボタンの色、外槽カバーの有無、スタート時に記憶可能なコースです。

マイナーチェンジによって、ES-S7Fの価格はES-S7Gに比べて安くなっています。機能は大きく変わらないため、 時期を待って型落ち品を狙うのもお得なお買い物の方法です。

9. 東芝 ZABOON TW-127XP1

出典：東芝公式サイト

参考価格	218,000 円（Joshin）
洗濯時の騒音レベル	約32dB
脱水時の騒音レベル	脱水 約37dB
乾燥時の騒音レベル	乾燥 約48dB
タイプ	ドラム式洗濯機
全自動洗濯機の場合、ドアの向き	モデルごとに選択可能
インバーター搭載	あり
洗濯容量	12kg
外形寸法	幅645×奥行720×高さ1060mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

TW-127XP1は前出のTW-127XP2の型落ちモデルです。変更点はマイナーチェンジにとどまりますが、香るおしゃれ着やダニケア、花粉コースの有無、洗濯や乾燥の目安時間に違いがあります。

検討の際は、 価格と機能差のバランスを考えて選びましょう。

10. AQUA まっ直ぐドラム AQW-D12N

出典：AQUA公式サイト

参考価格	151,902円（ヤマダウェブコム）
洗濯時の騒音レベル	約34dB
脱水時の騒音レベル	約45dB
乾燥時の騒音レベル	約47dB
タイプ	ドラム式洗濯機
ドアの向き	左
インバーター搭載	なし
洗濯容量	12kg
外形寸法	幅595×奥行685×高さ943mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

前出のAQW-DX12Nよりもグレードが下のモデルです。主な違いはドラム内のライトの有無、水の硬度や洗剤の種類、汚れの程度などを察知して自動で洗濯モードを選んでくれる AIウォッシュの有無、UVライトとエアウォッシュの有無があります。

機能の差がかなりあるため、検討するときは予算と機能のバランスをよく考えましょう。

40db以下の静かな縦型洗濯機｜おすすめ10選

縦型洗濯機でも、洗濯時の音が40dB以下の静音性が高いモデルを10台ピックアップしました。

※参考価格は税込みです

1. 1.パナソニック NA-F7PB1
2. 2.日立 ビートウォッシュ BW-V80H
3. 3.シャープ ES-TX8G
4. 4.AQUA AQW-V9N
5. 5.ハイアール JW-UD55B
6. 6.東芝 AW-7GM2
7. 7.AQUA Prette plus AQW-VX9N
8. 8.ハイセンス HW-DG75C
9. 9.ハイアール JW-KD100A
10. 10.東芝　ZABOON AW-10DP2

1. パナソニック NA-F7PB1

出典：パナソニック公式サイト

参考価格	49,005円（コジマネット）
洗濯時の騒音レベル	37dB
脱水時の騒音レベル	46dB
乾燥時の騒音レベル	ー
タイプ	縦型自動洗濯機
インバーター搭載	なし
洗濯容量	7kg
外形寸法	幅562×高さ957×奥行572mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

立体水流によるダイナミックなビックウェーブ洗浄は、パナソニック縦型洗濯機のアピールポイントです。ビッグウイングパルセーターによって、衣類をしっかり擦り合わせ、しつこい汚れもしっかりと洗い落とします。

静音性についてのアピールはありませんでしたが、 洗濯時の音は40dB以下におさえられています。

2.　日立 ビートウォッシュ BW-V80H

出典：日立公式サイト

参考価格	89,800円（Amazon）
洗濯時の騒音レベル	32dB
脱水時の騒音レベル	38dB
乾燥時の騒音レベル	ー
タイプ	縦型自動洗濯機
インバーター搭載	あり
洗濯容量	8kg
外形寸法	幅608×610×1,000mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

日立のビートウォッシュシリーズは、ドラム式洗濯機のビックドラムシリーズと同様に、大きめの洗濯槽がアピールポイントです。

ナイアガラビート洗浄は、大きな水流と高濃度な洗浄液で効率のよい洗濯を実現します。

静音性も確保しており、 満足度の高い縦型洗濯機です。

3.　シャープ ES-TX8G

出典：シャープ公式サイト

参考価格	89,780円（ヤマダウェブコム）
洗濯時の騒音レベル	35dB
脱水時の騒音レベル	38dB
乾燥時の騒音レベル	46dB
タイプ	縦型自動洗濯機
インバーター搭載	あり
洗濯容量	8kg
外形寸法	幅600×奥行650×高さ1,025mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

シャープの縦型洗濯機の特徴である「穴なし槽」は、 防カビ、防菌に効果を発揮し、ムダな水をカットするため 節水効果にもつながる機能です。

ドラム式洗濯機のようなまとまった量の乾燥はできませんが、ヒートセンサーにより効率よく乾燥できる機能もそなえています。

4.　AQUA AQW-V9N

出典：AQUA公式サイト

参考価格	63,610円（EDIONネットショップ）
洗濯時の騒音レベル	約36dB
脱水時の騒音レベル	約38dB
乾燥時の騒音レベル	ー
タイプ	縦型自動洗濯機
インバーター搭載	なし
洗濯容量	9kg
外形寸法	幅590×奥行569×高さ986mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

AQUAの縦型洗濯機ラインアップの中では、ミドルグレードに位置するモデルです。数多くの機能を備えており、 コストパフォーマンスに強みをもちます。

静音性は洗濯時と脱水時ともに40dB以下となっており、十分静かな洗濯機ですが、公式サイトにはとくにインバーターモーターを採用している記載は見られませんでした。

5.　ハイアール JW-UD55B

出典：ハイアール公式サイト

参考価格	35,630円（ヨドバシ.com）
洗濯時の騒音レベル	34dB
脱水時の騒音レベル	38dB
乾燥時の騒音レベル	ー
タイプ	縦型自動洗濯機
インバーター搭載	あり
洗濯容量	5.5kg
外形寸法	幅526×奥行500×高さ895mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

JW-UD55Bは、静音性をアピールポイントとした縦型自動洗濯機です。DDインバーターモーターを採用することで、 騒音や振動をおさえ、夜や早朝の洗濯をサポートしています。

その他、ハイアール独自の「3Dウイングパルセーター」と「チェッカードタンク」は、基本的な洗浄力の高さをしっかり確立しています。

6. 東芝 AW-7GM2

出典：東芝公式サイト

参考価格	49,260円（ビックカメラドットコム）
洗濯時の騒音レベル	37dB
脱水時の騒音レベル	45dB
乾燥時の騒音レベル	ー
タイプ	縦型自動洗濯機
インバーター搭載	なし
洗濯容量	7kg
外形寸法	幅555×奥行560×高さ990mm

※2023/9/11時点の販売価格です

AW-7GM2は、東芝の縦型洗濯機ラインアップの中でもベーシックなモデルです。さほど多機能ではありませんが、2本のシャワーで洗浄液を衣類全体に浸透させる Wシャワー洗浄機能はしっかり搭載されています。

インバーターモーターは採用されていませんが、選択時の音は40dB以下におさえられています。

7.　AQUA Prette plus AQW-VX9N

出典：AQUA公式サイト

参考価格	78,800円（Joshin）
洗濯時の騒音レベル	約35dB
脱水時の騒音レベル	約38dB
乾燥時の騒音レベル	ー
タイプ	縦型自動洗濯機
インバーター搭載	なし
洗濯容量	9kg
外形寸法	幅590×奥行572×高さ1010mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

AQUAのPrette plusシリーズは、襟や袖の汚れに強い「らくらくSONIC（超音波部分洗浄機）」や、その都度洗剤を投入する必要がない 「液体洗剤・柔軟剤自動投入」、繊維の奥まで浸透して汚れを落とす「スピンバブル洗浄」など、多彩な機能を備えています。

脱脂時にも40dBに満たない静音性も魅力の一つです。

8.　ハイセンス HW-DG75C

>出典：ハイセンス公式サイト

参考価格	44,980円（Amazon）
洗濯時の騒音レベル	38dB
脱水時の騒音レベル	43dB
乾燥時の騒音レベル	ー
タイプ	縦型自動洗濯機
インバーター搭載	あり
洗濯容量	7.5kg
外形寸法	幅570×奥行560×高さ990mm

※いずれも2023/9/11時点の販売価格です

美しいガラストップが目を引くハイセンスのHW-DG75Cは、 基本的な洗浄力の高さと静音性の双方を実現しました。

インバーター制御のモーターは、電力の消費をおさえつつ、振動が少なく、静音性に優れています。

立体シャワー水流と独自の形状を採用したパルセーターは、基本的な洗浄力を支えています。

9.　ハイアール JW-KD100A

出典：ハイアール公式サイト

参考価格	76,780円（ケーズデンキ）
洗濯時の騒音レベル	38dB
脱水時の騒音レベル	42dB
乾燥時の騒音レベル	ー
タイプ	縦型自動洗濯機
インバーター搭載	あり
洗濯容量	10kg
外形寸法	幅590×奥行570×高さ970mm

※2023/9/11時点の販売価格です

JW-KD100Aはハイアールの縦型洗濯機の中で、フラッグシップに属するモデルです。美しいデザインや静音性もさることながら、 忙しい日々に便利な「液体洗剤自動投入機能」もついています。

確かな洗浄力とコストパフォーマンスの高さは、ハイアールの強みの一つです。

10.　東芝　ZABOON AW-10DP2

出典：東芝公式サイト

参考価格	92,800円（Amazon）
洗濯時の騒音レベル	約29dB
脱水時の騒音レベル	約37dB
乾燥時の騒音レベル	ー
タイプ	縦型自動洗濯機
インバーター搭載	あり
洗濯容量	10kg
外形寸法	幅637×奥行642×高さ986mm

※2023/9/11時点の販売価格です

ドラム式洗濯機で注目を集めている東芝のZABOONシリーズは、縦型洗濯機のジャンルでも健在です。

フラッグシップに属するモデルで、東芝の洗濯に関する多くの技術が投入されています。洗剤自動投入機能が搭載されている点も見逃せないポイントです。

脱水時の音は40dB以下におさえられており、静音設計も万全です。

今使っている洗濯機を静かにする方法｜防振ゴムの装着

今直ぐにでも洗濯機の振動からくる音をおさえたい人は、防振ゴムを活用してみましょう。振動は騒音と同じレベルで不快感を与えます。防振ゴムを洗濯機の下へ設置するだけでも、 振動とそれにともなう音をおさえることができます。

振動が気になる人は、あたらしい洗濯機を買うまでのつなぎ処置として検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

洗濯機からの音は、洗濯機がモデルチェンジするたびに改善され、今では多くのモデルで40dBを下回るようになりました。

とくにインバーターを搭載した洗濯機の静かさは、目を見張るほどです。

静音タイプの洗濯機を選ぶときは、その他の機能についても十分に検討し、価格と搭載機能のバランスが良いものを選ぶようにしましょう。