「Androidのスマートフォンをそろそろ買い替えたい」
「下取り価格は、携帯キャリアによって違うの?」
「下取り金額は、どうやって受け取るの?」
携帯キャリア大手4社はいずれもAndroidの下取りに対応していますが、下取り価格や下取り金額の還元方法はそれぞれ異なります。
こんにちは!マスコットのリッキーです。
リッキー
各社のAndroidの下取り・買取を比較!
そこでこの記事では、大手キャリア4社におけるAndroidの下取り価格や還元方法を比較しました。
お得にAndroidのスマートフォンを買い替えたい方は、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
Androidは下取りできる!一番お得に買い替える方法
Androidのスマートフォンをお得に買い替えるなら、下取りや買取を活用しない手はありません。いらなくなったスマートフォンを手放して、欲しいスマートフォンをリーズナブルに購入できます。
なおAndroid端末の中でもっとも人気のあるといわれるSony「Xperia 5 III SO-53B」の場合、携帯電話の大手キャリア4社でもっとも下取り価格が高いのはdocomo(ドコモ)でした。
ただ携帯キャリア毎に、下取り金額の受け取り方が異なります。ポイントで還元する場合もあれば、新たに購入する機種から値下げする場合、電子マネーでの支払いなど、さまざまです。
まずは大手キャリア4社にAndroid端末の下取りを依頼した場合について、みていきましょう。
Androidの下取り 大手キャリア4社で比較してみた
大手携帯キャリア4社における、Androidのスマートフォンの下取り価格を比較したものが、以下の表です。なお今回は、価格調査の統一モデルとして、Sony Xperia 5 III SO-53Bで調査しています。
大手携帯キャリア | 下取り価格 | ||
---|---|---|---|
状態良好 | 画面割れ | 外装損傷 | |
docomo(ドコモ) | 25,000円 | 7,500円 | 1,000円 |
au(エーユー) | 24,200円 | 7,150円 | ー |
SoftBank(ソフトバンク) | 25,200円 | 7,200円 | ー |
楽天モバイル | 21,780円 | 6,530円 | 2,180円 |
※2024.9.1時点当社調べとなります。実際の下取り価格と異なることもあります。
docomo(ドコモ)
ドコモで購入したAndroid端末の下取り申込みをした場合、新機種の購入代金から下取り価格分の割引を受けられます。
ドコモと契約している端末であることや、dポイントクラブもしくはドコモビジネスプレミアクラブへの加入、本体代金の支払いが完了していること、といった条件がありますが、ドコモと契約している方にはお得なサービスです。
au(エーユー)
auで購入した端末の場合、下取りに出した端末の買取金額は、Pontaポイントで還元されます。1ポイント=1円相当で、auショップやPontaポイントの対象店舗で使用可能です。
イントは新しい機種の購入代金に充当できるほか、貯める、別の店舗で利用する、といったこともできます。自由度が高いのが特徴です。
なお他社の機種を下取りする場合は、下取り金額は同様ですが、新機種の代金から相殺されます。
SoftBank(ソフトバンク)
ソフトバンクでは、下取りした金額を次の2つの方法で還元しています。
- PayPayポイントで還元
- 機種変更する際の本体代金からの値引き
ソフトバンクの下取りサービスを利用する場合、Sony Xperia 5 III SO-53Bの端末が良品であれば、PayPayポイントで還元を受けたほうが480円分程度お得です。
- ポイントで還元する場合の下取り価格:25,680円相当
- 機種代金から値引きする場合の下取り価格:25,200円
楽天モバイル
楽天モバイルで下取りされた場合の金額は、電子マネーの楽天キャッシュで受け取ることができます。
受け取った楽天キャッシュは新機種の買い替えに使用できるほか、楽天ポイントと同様に、楽天市場や楽天トラベルで利用できるほか、QR決済の楽天ペイの電子マネーとして、コンビニエンスストアやスーパーなどで利用することも可能です。
下取り査定を希望する場合は、公式サイトから下取り希望の製品の情報を入力して申し込みます。返送キットが送付されるので、キットに下取り希望の端末を封入して、送付してください。
Androidを買取に依頼するには?買取店3社をピックアップ
携帯キャリアで下取りに出すほかにも、Androidのスマートフォンの買取を依頼する方法もあります。スマートフォンの買取に強い専門店3社にSony Xperia 5 III SO-53Bを買取に出した際の買取額の目安についても、確認しておきましょう。
出張買取のアシスト
出張買取のアシストでのSony Xperia 5 III SO-53Bの下取り価格は、以下のとおりです。
新品未開封 | 外装に多少の傷・汚れがある状態 | 画面に多少の傷・汚れがある状態 |
---|---|---|
〜46,000円 | ~34,000円 | 〜28,000円 |
出張買取のアシストでは、Sony Xperia 5 III SO-53Bに画面のひび割れや故障などがある場合は、買取できません。ただし致命的なダメージがない場合は、買取可能な可能性があります。
店頭・出張・宅配の3つの方法で買取依頼できるほか、WEBサイトやLINEから簡単におよその査定額の確認や、買取の申し込みができます。まずはLINEなどで、気軽に査定額を調べてみてはいかがでしょうか。
イオシス
イオシスでのSony Xperia 5 III SO-53B(docomo版SIMフリー)の買取価格は、以下のとおりです。
未使用品 | 外装に多少の傷・汚れがある状態 |
---|---|
31,000~34,000円 | 18,000円~30,000円 |
イオシスでは、Android端末でも特に人気の高いSony Xperiaの高価買取を実施しています。イオシスに会員登録すると、買取価格が1,000円アップするキャンペーンが行われている場合もあります。
購入時の箱などの付属品が揃っているほうが高く買い取られるので、手元にあればすべて一緒に買取に出してください。
買取は、店頭に持ち込むほか、宅配で依頼することもできます。
ゲオ
ゲオでのSony Xperia 5 III SO-53Bの買取価格は、以下のとおりです。
未使用品 | 外装に多少の傷・汚れがある状態 |
---|---|
32,670~33,880円 | 23,760〜30,800円 |
ゲオでは不定期にスマートフォンやタブレットの買取価格アップキャンペーンを開催しています。こういったキャンペーンを活用すれば、より高く買取依頼することが可能です。
なお、ゲオでは、価格ランクの基準を次のように定めています。
- <未使用品>
-
- 箱および内容物に破損、欠品がない
- 本体、外装、及び付属品が工場出荷時同等の状態
- 保護フィルムなどが付いており、剥がした形跡がない
- <最高買取価格>
-
- 動作や機能に全く問題が無い
- 液晶や外装の傷や汚れが目立たず、使用感がほとんどない
- <最低買取価格>
-
- 動作や機能に全く問題が無い
- 液晶や外装に使用感の強い傷や汚れがある
動作に不具合がある場合、買取できないもしくは買取価格が下がる可能性があるので、ご注意ください。
買取査定は、ゲオの店頭もしくは宅配で依頼できます。
Androidを下取り・買取する前に準備すべきこと
Androidのスマートフォンを下取りや買取に出す際は、事前の準備が重要です。準備を怠ると、買取できずに返却されるほか、個人情報の漏洩やデータの紛失といった事態を招くことがあります。
ネットワーク利用制限
Androidのスマートフォンを下取りや買取に出す際に、最初にすべきなのがネットワーク利用制限の状況の確認です。
ネットワーク利用制限とは、携帯キャリアなどで購入したAndroid端末について、本体の分割代金の支払いが滞っている場合に課される通信制限のことです。端末固有の製造番号(IMEI番号)を専用ページで入力して、ネットワーク利用制限の状況を調べられます。
ネットワーク利用制限には、次の3つがあります。
ネットワーク利用制限の状況 | 〇 | △ | × |
---|---|---|---|
端末代金の支払い状況 | 完済済み | 残債あり | 残債に未納あり |
通信状態 | 通信可 | 通信可 | 通信不可 |
備考 | – | 滞納が発生すれば×になる可能性あり | 通称赤ロム |
例えばAndroid端末の本体代金の分割払いが完了していない場合、ネットワーク利用制限は△となります。通信自体は問題なくできますが、盗難などの可能性が考えられるため、下取りや買取に出した際に減額される可能性がある点にご注意ください。
高価買取を期待するなら、本体端末の残債を完納し、ネットワーク利用制限が〇になった状態で下取りや買取に出すことをおすすめします。
なおネットワーク利用制限の状況は、各携帯キャリア毎に調べます。契約している携帯キャリアサイトにIMEIと呼ばれる製造番号を入力してください。
大手携帯キャリア | ネットワーク利用制限サイト |
---|---|
docomo | ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト |
au | ネットワーク利用制限携帯電話機照会 |
SoftBank | ネットワーク利用制限携帯電話機の確認 |
楽天モバイル | ネットワーク利用制限携帯電話機の確認 |
IMEIのチェック方法はAndroidの機種によって異なりますが、一般的な調べ方は次のとおりです。
- ホーム画面で「設定」を選択
- 「端末情報」を選択
- 「機器の状態」を選択
- 「IMEI情報」を選択
バックアップをおこなう
Androidのスマートフォンを下取りや買取に出す際は、バックアップをとることをお勧めします。
Googleのサービスで自動的にバックアップをとるよう設定してあれば、改めてバックアップをとらなくても大切なデータが保存されていることがあります。ただ自動でバックアップする設定ができていない場合は、バックアップの作業が必要です。
このあとでAndroidのスマートフォンを初期化する工程がありますが、初期化するとデータは完全に消去されます。大事なデータを失うことがないよう、早い段階でバックアップをとる作業をおこなうことが大切です。
Androidのスマートフォンでバックアップをとる方法には、次の2つがあります。
- Googleアカウントを利用する
- SDカードを利用する
- <Googleアカウントを利用する>
-
Googleアカウントを利用すると、以下のデータのバックアップをとることができます。
- 連絡先
- 写真・動画
- Google カレンダーの予定と設定
- SMS テキストメッセージ
- Wi-Fiネットワークとパスワード
- 壁紙
- Gmail の設定
- アプリ
- ディスプレイ設定(明るさ、スリープ)
- 言語と入力の設定
- 日付と時刻
Googleアカウントでバックアップをとる手順は、以下のとおりです。
- ホーム画面で「設定」を選択
- 「Google アカウント」を選択
- 「バックアップ」を選択
- 「今すぐバックアップ」を選択
Googleアカウントでバックアップをとれば、機種変更した新しいスマートフォンでのデータの復元もスムーズです。
- <SDカードを利用する>
-
SDカードを使ってAndroidスマートフォンのデータをバックアップすることもできます。
ただ最近は、SDカードに対応していないスマートフォンが増えています。SDカードでバックアップをとる際はあらかじめ、新しいAndroidスマートフォンがSDカードに対応していることをご確認ください。
SDカードを利用したバックアップの手順は、以下のとおりです。
- ホーム画面で「設定」アイコンを選択
- 「システム」を選択
- 「データ引き継ぎ」を選択
- 「バックアップ」を選択
- バックアップを取りたい項目を選択
SDカードでバックアップを取る場合、Androidスマートフォンの機種によって操作方法が異なるケースが多々あります。
手順4で「バックアップ」の項目が見つからない場合は、「設定」アイコンを開くと現れる上部検索バーに「バックアップ」とキーワードを入力して項目を探すのもよいでしょう。
アカウント、ペアリング設定を解除する
Androidのスマートフォンに登録したGoogleアカウントはログアウトします。Googleアカウントをログアウトする手順は、以下のとおりです。
- ホーム画面で「設定」アイコンを選択
- 設定メニューから「アカウント」を選択
- ログアウトしたいアカウントサービスを選択
- 右上の「その他」もしくは「メニューマーク」ボタンを選択
- 「アカウントを削除」を選択
- 確認画面で「アカウントを削除」を選択
複数のアカウントが登録されている場合は、同じ手順ですべてのアカウントをログアウトします。設定メニューの「アカウント」の画面に「アカウント追加」のみが表示されていれば、すべてのアカウントのログアウトが完了しています。
ただしおサイフケータイを利用していた場合は、別途手続きが必要です。本体を初期化しても、おサイフケータイの設定は消去されません。おサイフケータイの消去は、各携帯キャリアのショップでおこなってください。
おサイフケータイのデータが残っている場合、下取りや買取できず差し戻されることがあるため、ご注意ください。
初期化をおこなう
Androidを下取りや買取に出す際は、あらかじめ初期化、つまりデータをリセットして、工場出荷状態にすることが大切です。
初期化の方法は機種によって異なることがありますが、一般的な手順を紹介します。
- 十分に充電する
- ホーム画面で「設定」アイコンを選択
- 「バックアップとリセット」を選択
- 「工場出荷状態に初期化」または「データの初期化」を選択
(一部端末では選択項目が「内部ストレージ内データの削除」の場合があり) - 「携帯(端末)をリセット」を選択
- 「すべてを削除」を選択
電池の残量が足りないと、初期化できないことがあります。初期化を開始する前に、十分充電してから作業を始めてください。
初期化すると、すべてのデータがリセットされます。保存しておきたいデータは、初期化する前に必ずバックアップをとってください。初期化が完了すると、データを取り戻すことは不可能です。
SIMカードを抜く
バックアップ・アカウントやペアリング設定の解除・初期化まで済んだら、SIMカードを抜きます。
SIMカードの挿入口にはいくつかのパターンがあり、それぞれに取り出し方が異なります。
- 側面挿入で、キャップを外すとSIMの取り外しができるタイプ
- SIMトレイを出し入れするタイプと、SIM自体を押し込むタイプがある
側面挿入で、SIMピンを穴に挿すとSIMカードを取り出せるタイプ
- 背面の電池パックを取り外すとSIMカードの挿入口があり、スライドさせながら取り出す
- 背面の電池パックを取り外すとSIMカードの挿入口があり、SIMトレイを軽くずらすと立ち上がって取り外せるようになるタイプ
ネットショップやスマートフォン関連機器の専門店であれば、SIMピンだけを購入できます。代替品では十分機能しないこともあるため、純正品やメーカー保証のついたSIMピンを利用するほうがおすすめです。
SIMカードは、トレイにしっかりとはまっています。無理やり取り外そうとすると、SIMカードが破損したり、スマートフォンから出せなくなったりすることがあるので、ご注意ください。SIMカードを取り出す際は、丁寧かつ慎重に作業することが大切です。
またSIMカードが入った状態では、下取りや買取ができないことがあるほか、買取完了してからでは取り戻せないこともあります。SIMカードを紛失して再発行する場合、時間も手数料もかかりますので、忘れずに取り出してから下取りや買取に出してください。
まとめ
今回は、Androidの下取りや買取価格について、大手携帯キャリア4社やスマートフォンの買取専門店を比較しました。
Sony Xperia 5 III SO-53Bの下取りでもっとも高いのは
良品の場合はau(エーユー)、画面割れの場合はdocomo(ドコモ)でした。
Androidを下取りや買取に出す際は、以下の5点を忘れずにおこなってください。
- ネットワーク利用制限
- バックアップをとる
- アカウント、ペアリング設定を解除する
- 初期化する
- SIMカードを抜く
下取りや買取を上手に活用して、Androidのスマートフォンをお得に買い替えてください。総合リサイクルのアシストでも「Sony Xperia 5 III SO-53Bの買取」をおこなっております。まずはLINEで簡単査定をお気軽にお試しください。