#家電下取り #掃除機下取り #家電買取 #掃除機買取
「掃除機が古くなってきたから、そろそろ買い替えたい」
「でも、今使っている掃除機もまだ使えるから、買取か下取りをしてもらいたいんだけど、どこがお得なんだろう?」
本記事では、下取り3社、買取3社を比較して、どこに掃除機の下取りや買取を依頼すればお得なのかをまとめています。
まず結論からお伝えすると、
ただし、人によっては「下取り条件が合わなかった…」というケースも考えられます。その場合はリサイクルショップなどでの買取も検討してみてください。
掃除機の買取と下取りについて6社を比べてみました
ここでは、家電量販店と買取企業でおこなっている掃除機の買取・下取り価格についてまとめてみました。
比較として分かりやすくするために下記のモデルで統一し、各店舗の価格を調査しています。
●対象機種(iRobotルンバ e5 e515060 2018年製)
●家電量販店の買取価格や下取り価格について
家電量販店 | 買取 (下取り) 査定額 |
備考 |
---|---|---|
ノジマ | 2,300円 |
|
ヤマダデンキ | 今回の機種は 買取対象外 |
|
ジャパネットたかた | -900円 (下取り回収費) |
|
※2024年11月当社調べ。実際の下取り価格や買取価格と異なる場合もあります。
上記の表を見てもらうとわかるように、下取り価格では「ノジマ」が高いことが分かります。
「ヤマダデンキ」では下取り対応はしておらず、買取のみ。
そして、「ジャパネットたかた」でも下取り対応はしているのですが…。あまり、条件的におすすめできるものではないため、このあたりの特徴や条件について、もう少し具体的に書いていきます。
1.ノジマ
「ノジマ」では「下取りチェッカー」という事前に下取り価格が分かるシステムが導入されています。
下取りチェッカーは、誰でもかんたんに下取り価格が調べられる新しい下取りサービスです。
このシステムは、 LINEまたはWEBから下取りして欲しい商品の状態や型番を入力するだけで、すぐに下取り価格が分かります。
査定から買い替えまでの流れが簡単で分かりやすいので、とてもおすすめできるものになっています。
下取りに出したい製品が、下記の条件に当てはまる場合は、下取りチェッカーでぜひ一度価格をチェックしてみてください。
- ノジマ【掃除機】下取り条件
-
- 下取り対象メーカーはDyson、iRobot、パナソニック、シャープ、日立、東芝、三菱
- 国内メーカーは製造から5年以内(製造から6年以上の物は無料下取り)
- Dyson、iRobotは製造から7年以内(製造から8年以上の物は無料下取り)
- 付属品が欠品している、または傷がついている場合は査定減額
- ヘッドやホースなど、主要なパーツが欠品している場合は無料下取り
- 電源がつかない、充電されない、吸引されない、パーツがはまらない、ブラシが回転しないなどの動作不良がある場合は無料下取り
また下取りチェッカー以外の要素として、ノジマでは購入時の対象商品・エリア・店舗・時期によって、期間限定で下取り値引きをおこなうことがあります。
2024年11月現在、キャンペーン『最大10,000円下取り値引きのチャンス』(ノジマ限定機種・条件に限る)が開催されています。
不要になった掃除機を査定額で下取りしてもらったうえで、さらに購入商品の値引きもしてもらえるお得なサービスです。ぜひチェックしてみてください。
2.ヤマダデンキ
ヤマダデンキは、家電量販店の中でも一部の対象商品のみの下取りとなっており、基本は買取の対応であることが特徴になります。
買取については、「ヤマダデンキの買取事前査定サービス」というWEBで事前に査定金額が簡単に分かるサービスを導入しています。
ヤマダデンキの買取条件は、以下のとおりです。
- ヤマダデンキ【掃除機】買取条件
-
- 2016年~2023年製
- 東芝製、日立製、シャープ製、パナソニック製、ダイソン製、三菱製、ロボロック製、ヤマダセレクト製
- 充電器、バッテリー、電源コード、スイッチ部分、クリーナーヘッド、接続管、ダストカップなどの欠品がない
- 本体に変色、色あせ、サビ、外観破損がない
ヤマダデンキでは、今回比較したiRobotは買取対象メーカーから外れていましたが、掃除機の買取自体はおこなっています。まだ新しい国内メーカー製掃除機であれば、買取してもらえる可能性が高いです。
しかし、買取可能メーカーの2022年製でも100~2,000円程度であり、買取価格はあまり高くありません。
買取できないモデルの場合、引き取ってもらうには2,200円以上の手数料がかかります。
高く買い取ってもらうには、時期ごとのキャンペーンを利用するのがよさそうです。2024年11月現在『対象メーカーの「まだ使える掃除機」は最大2,000円買取キャンペーン』をおこなっていました。
3.ジャパネットたかた
テレビショッピングでおなじみのジャパネットたかたでは、下取りの品物を査定して買取するということはおこなっていません。下取り値引き対象商品を購入することで値引きをしてくれるのが特徴になります。
ちなみにこの下取り値引きは買取(下取り)価格とは異なります。
掃除機の場合、下取りの際には引き取り手数料(900円)+配送料が別途かかります。実質的には値引き額が表示よりも減少する場合があるということです。
ジャパネットたかたの下取り条件は、以下のとおりです。
- ジャパネットたかた【掃除機】下取り条件
-
- 下取り値引き対象商品の購入で2,000~50,000円の値引き
- 下取り手数料900円が別途かかる
- 配送料が別途かかる
- 下取り品は、メーカー・破損の有無・製造年に関わらず、値引き対象として引取可能
出典:ジャパネットたかた
下取り手数料の900円は必ずかかりますが、下取り品が壊れていたり、年式が古いものでも値引き対象となります。
ですが、下取り値引き対象になっている掃除機は、Amazonや他家電量販店で取り扱いがない商品ばかりであり、お得かどうか分かりづらいという点で注意が必要です。
掃除機の買取について3社をピックアップ
掃除機は家電量販店だけでなく、リサイクルショップでも買取してもらえます。ここでは買取専門業者の「リサイクルショップ出張買取のアシスト」「家電高く売れるドットコム」「買取ドットコム」3社をピックアップしました。
※2024年11月時点、実際の買取価格と異なる場合があります。
買取を主におこなっている会社の比較条件は下記のようになります。
比較条件
- 神奈川県から買取希望の場合 ・掃除機1点の買取(iRobotルンバ e5 e515060 2018年製、状態・動作良好)
ここから買取専門会社のそれぞれの特徴について、具体的に解説していきます。
リサイクルショップ出張買取のアシスト
リサイクルショップ出張買取のアシストは今回の条件では2,300円での買取査定となりました。
掃除機以外にも多数ジャンルを扱っていますので、まとめてものを手放す際はぜひ候補にいれていただけますと幸いです。
出張買取の他に店頭・宅配買取に対応しており、査定方法も 電話・メール・LINEなど多岐に渡るのが特徴です。
メール・LINEでは、実際の商品の状態を写真で送ることができます。
自宅にいながら状態に合わせた査定額を教えてもらえるのも嬉しいですよね。
リサイクルショップ出張買取のアシストは東京都・神奈川県が対応エリアになっています。
エリア外の場合は宅配買取のみになるので、店頭や出張買取を検討している場合は近くの買取店に問い合わせることになります。
買取ドットコム
買取ドットコムでは家電・掃除機の取り扱いがあるということで筆者が問い合わせをしたのですが、今回比較対象にした掃除機については対応不可という返答でした。
お店の特徴として査定方法は電話の他にメールとLINEが利用できること。また店舗が南は鹿児島・熊本から、北は福島・北海道まで幅広い地域に対応が可能ということです。
「掃除機以外の家電や家具も一緒に査定してほしい」
「新しい家電を手放したいけど、近くに買取専門店が見つからない」
という方は、依頼を検討してみてください。
家電高く売れるドットコム
家電買取専門の家電高く売れるドットコムでは、今回の型番での掃除機において新品は25,000円の査定となりましたが、中古品での買取は見つかりませんでした。比較的類似したルンバ全体の中古品としては5,000~10,000円と価格に幅はありますが、しっかり買取してもらえることが分かりました。
筆者が問い合わせしたところ、今回の条件だと宅配買取のみの対応が可能ということでした。
家電買取専門の家電高く売れるドットコムでは、最短当日集荷の「宅配買取スピード集荷」をおこなっているのが特徴です。
「とにかくすぐ売りたい!」という人には、ありがたいサービスですね。
他にも、「店頭買取」「出張買取」の買取方法を選ぶこともできます。
どちらも無料で当日支払いで対応してくれるため、急いでいる場合にはとても助かるサービスです。
ただし買取価格に幅があるため、実際に期待していた価格で買取されない場合もあります。
掃除機を売る前にチェックすべきポイント
掃除機を下取り・買取するときに本体が汚れていたり、外箱や付属品の欠品などによって査定額が変わることがあります。
査定に出す前にチェックしておくことで、査定金額が高くなったり、余計な手間を省くことができるので、しっかりと確認しておきましょう。
年式
まずは、下取り・買取に出したい掃除機の年式をチェックしておく必要があります。
下取り・買取対象が、製造から5~10年までと、各社によってバラつきがあり、対象製造年を超えている掃除機は下取り・買取してもらえない可能性があるため、しっかりと確認しておきましょう。
動作確認
次に動作確認をする必要があります。
壊れている掃除機でも買取や下取りしてもらえる場合もありますが、基本的には動作に不具合があったり、壊れている場合は、査定減額か買取不可になります。
査定に出す前に壊れていないか確認しましょう。
売れるメーカー・モデル
売れるメーカー・モデルについても確認しておくことで、より高い値段で買取してもらうことができます。
基本的に「Dyson」「iRobot」製品は人気商品であるため、査定額が高額になることが多いのですが、各社で買取強化対象モデルと査定額が違うことがあります。
他にも、「パナソニック」や「東芝」などの国内メーカー製品も買取強化されていることもあるので、査定に出したい掃除機のメーカーとモデルが買取強化対象になっていないかチェックしておきましょう。
状態
査定に出す時の状態によっても、査定金額が変わってきます。
見るべき箇所については、以下にまとめました。こちらも参考にしてみてください。
- 外箱や説明書はあるか
- モーターヘッドや隙間ノズルなどの付属品に欠品はないか
- 本体表面の汚れをしっかりと拭いて綺麗にする
- フィルターやダストカップの掃除、ヘッド部分についた髪の毛やペットの毛を取り除く
- 古いモデルの買取・下取り相場はどんどん下がるため、不要な場合は早めに売る
少し手間がかかりますが、綺麗な状態で査定に出すことで減額も無くなってきますので、できるだけやっておきましょう。
まとめ
今回は掃除機の買取と下取りについて、家電量販店と買取企業を比較しながら解説してきました。
最後にもう一度本記事の内容をまとめておきます。
- 掃除機の下取りなら「ノジマ」、買取なら「家電高く売れるドットコム」がお得
- 「ヤマダデンキ」は買取金額が他社よりも低い
- 「ジャパネットたかた」の下取り値引きは下取り価格ではないため注意が必要。
- 「家電高く売れるドットコム」は買取価格が高いが査定に幅があるため持ち込んだ際に変わる可能性がある。
- 掃除機を査定してもらう前に、「年式」「動作確認」「売れるメーカー・モデル」「状態」をチェックしておく。
ここまで比較してきたとおり、掃除機の買取・下取りは各社によって対応の差が多くありました。
本記事の内容を参考にして、できるだけお得に、手間をかけずに買い替えられるようにしましょう。