物置を整理していたら、最近すっかり出番のなくなった電動工具が出てきた。
もう処分してしまおうかと思ってるけど…。
「なんだか捨てるのももったいないし、いい処分方法はないか?」
「処分費用はどのくらいだろう?」
こうした悩みを抱えてる人に向けて、この記事では次の内容について解説します。
- この記事を読んで分かる事
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- 電動工具の処分方法4選
- 目的別のおすすめの処分方法
この記事を読むことで、「処分費用」や「手間」などの項目で処分方法を比較し、自分にあった電動工具の処分方法を知ることができます。
ぜひ最後まで読んで、参考にしてください。
電動工具とは
電動工具は、建物の建築や水道の工事などプロの職人がつかうものというイメージでした。しかし、DIYの普及により、電動工具を所有している人が多くなってきました。
具体的な電動工具は下記のようなものがあります。
- 穴あけや締め付け工具 インパクトドラバー、電動ドリル、油圧パンチャー など
- 切断に使用する工具 電動ノコギリ、丸ノコ、チェーンソー など
- 研磨で使用する工具 ディスクグラインダー、電動カンナ など
電動工具を処分するタイミング
電動工具が不要になるタイミングは人それぞれありますが、買い替えを検討する時期として次の2つが考えられます。
- バッテリーの寿命
- 部品の損傷
バッテリーの寿命
使用状況によって異なりますが、バッテリーの寿命の目安としては、次の通りです。
- 毎日電動工具を使用する場合:4~5年程度
- 週末たまに使用する場合:8~10年程度
バッテリーは消耗品ですので、バッテリー持ちが悪いと感じたら買い替えるタイミングと言えます。また、バッテリー容量が低下すると、電動工具を使用する際に電圧が低下します。
そのため、電動工具のパワーが弱くなったと感じた場合も買い替えるタイミングの1つの目安となります。
部品の損傷
2つ目の買い替えタイミングとして部品の損傷が挙げられます。特に多いのが電源コードの断線です。
小型の電動工具であればコードレス化が進んでいますが、電動ノコギリや丸ノコなどの大型の電動工具はコード式のものが主流です。
そのため、誤ってコードが巻き込まれたり、コードが何かに引っかかったりなどして切断もしくは損傷する場合があります。
電動工具の処分方法
電動工具を処分する方法は、主に次の4つがあげられます。
- 自治体に処分してもらう
- 不用品業者に処分してもらう
- リサイクルショップや買取店で売る
- フリマサイトを利用する
自治体のゴミとして処分する
1つ目は最も一般的な自治体に処分してもらう方法です。
基本的に電動工具は不燃ゴミですが、大型の電動工具(丸ノコ、チェーンソーなど)は粗大ゴミになる可能性があります。
低コストで済むことがメリットと言えます。高くても数千円程度で済むため、特にこだわりがなければ、燃えないゴミや粗大ゴミとして処分すると良いでしょう。
しかし低コストで済む分、粗大ゴミは回収指定場所まで自分で運ぶ必要があり、回収までに日数がかかります。
また自治体によっては、バッテリーの処分に対応していなかったり、粗大ゴミは申し込んでから数週間かかる場合もあります。
引越しなどで早急に処分したい人にとってはデメリットと言えるでしょう。
費用の相場
不燃ごみの場合は無料~数十円、粗大ゴミの場合は大きさにもよりますが400円から2,000円程度で処分することが可能です。
注意点
自治体によって処分方法が異なることがありますので、必ずホームページ等で確認しましょう。
不用品業者に処分してもらう
2つ目は、不用品業者に処分してもらう方法です。
不用品回収業者は電動工具以外にも家具や家電などまとめて処分することが可能です。
いつでも依頼することができ、最短当日に対応してくれる業者もあるでしょう。
ただし利便性が高い分、費用としては安くありません。
事前の見積もりが可能であれば、問い合わせの段階で費用がいくらになるか聞いておきましょう。
費用の相場
電動工具1つのみの場合およそ1,000円から3,000円程度が費用相場です。そのため、粗大ゴミとして自治体に頼むよりも費用がかかります。
また、軽トラック1台分では、約20,000円から30,000円程度が費用相場です。
注意点
不用品回収業者のなかには許可を持っていない違法業者も少なからずいるため、次の観点から依頼する業者を選ぶと良いでしょう。
- 費用が相場とかけ離れすぎていないか
- ホームページに許認可の記載があるか
- 利用者の口コミや評判はどうか
リサイクルショップや買取店で売る
3つ目は、リサイクルショップや買取店に売る方法です。
もし電動工具が買取してもらえれば、処分費用がかからず大きなメリットと言えます。
また他にも売却したいものがある場合は、まとめて買取してもらうことで、一度に処分できお金になる可能性もあります。
さらに出張買取なら自宅まで査定にくるので手間もかかりません。
手間を最小限に抑えられることは大きなメリットと言えるでしょう。
ただし故障していたり不動の場合、買取してもらえない可能性が高いでしょう。
- 主な買取が期待できるメーカー
-
- マキタ
- Hikoki
- MAX
- パナソニック
- RYOBI
- BOSCH
非常にメリットの大きい方法ですが、買取してもらえない場合は、処分してもらえない可能性があるため、余計な手間がかかってしまいます。
事前に問い合わせて、買取の対象になるか聞いてみましょう。
費用の相場
電動工具の買取価格の相場は1,000円から30,000円程度です。電動工具は状態、種類、付属品が揃っているかなどで大きなひらきがあります。基本的に、一般的な電動工具の場合は10,000円以下と考えておくと良いでしょう。
注意点
買取店に依頼する際には少しでも高く買い取ってもらうことが重要です。そのために、次の観点から買取店を選びましょう。
- 発電機の買取実績があるか
- 利用者の口コミは良いか
- 出張買取の圏内か
フリマサイトを利用する
4つ目は、メルカリ、ラクマ、ヤフオクやジモティーなどのフリマサイトで売ることです。
買取店は基本的に、当然と言えば当然ですが利益が出そうな電動工具しか買取しません。
しかし、フリマサイトなど個人売買は欲しい人が見つかれば、どんな工具でも売れる可能性はあります。
また、買取が難しくても運搬料込みで無料で引き取ってくれる人が見つかる可能性もあります。
その反面、いつ売れるかの目処が立ちづらく、必ず処分できるという保証がありません。
また、遠方の購入者に送るには配送手続きをおこなわければならず、手間がかかる上に配送料で赤字となってしまったりすることもあります。
費用の相場
フリマサイトでの売値価格の相場はおよそ1,000円から15,000円程度です。
また、無料で引き取ってくれる人もいます。
注意点
個人間の取引なので、トラブルを防ぐために事前に次のようなことを明確にしておきましょう。
-
・費用の負担(送料はいくらか、配送可能なのか)
・発電機のメーカーやモデル
・現在の製品状態(動作するか)
目的別のおすすめの処分方法
電動工具の処分方法を4つ解説しましたが、まとめると次の表のようになります。ここでは、それぞれの方法を比較した上で、処分方法別にどのような人におすすめなのかを解説します。
処分方法 | メリット | デメリット | 費用相場 | おすすめの人 |
---|---|---|---|---|
自治体に処分してもらう(不燃ごみor粗大ゴミ) | ・比較的低コスト | ・回収指定場所まで運ぶ可能性 ・回収までに時間がかかる |
400円〜2,000円程度 | 手間を少なく、低コストで処分したい人 |
不用品業者に処分してもらう | ・電動工具以外もまとめて処分可能 ・いつでも依頼可能 |
処分費用は安くない | 5,000円から10,000円程度 | とにかく早く処分したい人 他の不用品もまとめて処分したい人 |
買取店で売る | ・売れればお金になる ・電動工具以外もまとめて買取可能 |
・電動工具の状態や種類によっては買い取ってもらえない | 1,000円〜30,000円程度(買取価格) | まだ使える電動工具の場合 |
フリマサイトを利用する | ・買取店で買取不可だったものも売れる可能性がる | ・いつ売れるかの目処が立ちずらい ・配送手続きなどの手間がかかる可能性 |
1,000円〜10,000円程度(買取価格) | 時間や手間をかけられる人 |
費用を抑えたい人は「自治体でゴミとして処分してもらう」がおすすめ
少しでも費用を抑えたい人は自治体に処分してもらう方法がおすすめです。コストの安さだけ見ると、買取店やフリマサイトを活用した方がコストは安く済みます。
しかし、手間のかかりやすさのバランスを考えると不燃ごみや粗大ゴミとして処分する方法が最も適していると言えます。懸念点としては、自治体によっては自分で回収場所に運ぶ必要があるので、事前に自治体のホームページや電話などで確認することをおすすめします。
まだ使える電動工具なら「買取店」がおすすめ
まだ使える電動工具の処分を検討しているなら、買取業者に依頼することをおすすめします。
フリマサイトでも売れる可能性はありますが、買取店の方がより確実に買取してもらえるからです。
買取できない場合は回収もしないお店もあるため、事前に買取の対象となりそうか詳しく聞くことが重要です。
時間に余裕があるなら「フリマサイト」がおすすめ
手間を惜しまず時間に余裕があるならフリマサイトを活用することもおすすめします。
フリマサイトなら、個人で売り出すことが可能なため、買取店で売れないような発電機でも、引き取りしてくれる人に巡り合う可能性があります。
いつ売れるかの目処が立ちにくいので、気長に待てる人におすすめと言えるでしょう。
不用品をまとめて処分したい人は「不用品回収業者」がおすすめ
多少費用がかさんでも、とにかく早く処分したい人や、他の不用品もまとめて処分したい人は不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
費用がかさみますが、早ければ依頼した当日にまとめて回収してくれるといったメリットがあるからです。
しかし、高額な請求を避けるためにも費用については事前によく調べておきましょう。
買取してもらうためにやるべきこと
最後に少しだけ買取について触れたいと思います。
やるべきことは次の3つです。
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・メーカーとモデルの確認
・動作を確認しておく
・付属品は揃えておく
例えば、有名なメーカーとしては次のようなものです。
- 【発電機】メーカー一例
-
- マキタ
- Hikoki
- MAX
- パナソニック
- RYOBI
- BOSCH
買取にならなくても回収可能
買取店に依頼する処分方法のデメリットとして、「買取がされない場合回収できない」ことを解説しました。
発電機は不動でも買取となる可能性はありますが、正常に動作していた方が高く買取してもらう可能性があります。
また、次のような付属品の有無は査定でも大きなポイントになります。
-
・予備バッテリー
・専用ケース
・充電器
特にバッテリー式で充電器がない場合、動作不明となり大きな減額となるので必ず事前に準備しておきましょう。
※電動工具の買取については「【電動工具 買取】数年使いこんだ工具でも売れる!中古で人気のアイテムは?」こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
この記事では電動工具の処分方法4つについて解説しました。
最後に今回の記事をおさらいしましょう。
- 電動工具の処分方法4選とおすすめの人
-
- 自治体に処分してもらう(粗大ゴミもしくは不燃ごみ)
手間を少なく、低コストで処分したい人におすすめ - 不用品業者に処分してもらう
とにかく早く処分したい人や他の不用品もまとめて処分したい人におすすめ - リサイクルショップや買取店で売る
臨時の収入が欲しい人におすすめ - フリマサイトで売る
買取店が難しい人におすすめ
- 自治体に処分してもらう(粗大ゴミもしくは不燃ごみ)
電動工具は長く使うものであるため処分するタイミングはなかなかきません。しかし、簡単に処分できないためいざ処分するとなると困るアイテムの1つと言えるでしょう。
ぜひ、今回の記事を参考に処分方法を検討してください!