昨今の健康ブームが後押しとなり、ルームランナーを購入した方もいるでしょう。
ルームランナーを購入すれば天候や時間を気にせず運動できるため、日々の生活に運動を取り入れたい方にとっては便利なものです。
しかし、運動は習慣化して継続するのがむずかしいのも事実です。
「ルームランナーを買ったものの使わなくなって放置している」
「使っているうちに故障してしまった」
という方もいるのではないでしょうか。
しかし、ルームランナーは場所を取るので、不要なら処分したいところでしょう。
そこで今回は、ルームランナーの処分方法について解説します。
上手に処分すれば、処分費用をかけずに手放せるケースもあるので、ぜひ最後までご覧ください。
捨てる?売却する?ルームランナーは状態によって処分方法が変わる
大きくて重量のあるルームランナーは、処分方法に困りがちな家電の一つでしょう。
ルームランナーは大きくふたつの処分方法に大別でき、「捨てる」または「売却する」の選択肢があります。
ルームランナーが故障しているのか、正常に作動するのか、中級以上の機種なのか……によって処分方法が変わります。
基本的に捨てるのにもお金のかかるルームランナーですが、売却できればむしろ手元にお金が残るかもしれません。
ルームランナーの売却条件
ここでは、売却できる可能性のあるルームランナーの条件について解説します。
まずは、以下の3つのポイントを確認しましょう。
- 製造から3年以内のモデル
- 正常に作動する
- 中級モデル以上
3つの条件を必ずしもすべてクリアしなければならないわけではありませんが、一つの目安として知っておきましょう。
【捨てる場合】ルームランナーの処分方法2選
故障してしまって電源が入らない、購入してから10年ほど経過しているといった状態のルームランナーは、捨てるのが一般的です。
ただ、一口に「捨てる」といっても、2つの選択肢があります。
- ルームランナーを捨てる方法
-
- 粗大ゴミとして処分する
- 不用品回収業者に引き取ってもらう
それぞれ捨て方の手順やメリット・デメリットが異なるため、特徴を押さえたうえで捨て方を選びましょう。
粗大ゴミとして処分する
ルームランナーの処分方法として、最初に思い浮かぶのが粗大ゴミに出す方法ではないでしょうか。
ルームランナーを粗大ゴミとして受け付けている自治体は多く、安価な値段で手放せるのがポイントです。
ただし、粗大ゴミとして処分するとなると、自治体のルールに従って処分しなければなりません。
指定の場所に持ち込んだり、処分日時が指定できなかったりして、処分するのに手間がかかりやすい点がデメリットでしょう。
-
1.自治体ごとに設置されている「粗大ごみ受付センター」に問い合わせる
2.問い合わせ時に処分したいもの、名前、住所、連絡先などを伝える
3.有料粗大ごみ処理券を購入する(特定のコンビニやスーパーで取り扱っており、どこで購入できるのか問い合わせ時に聞くのがおすすめ)
4.処分するルームランナーに購入した有料粗大ごみ処理券を貼り付ける
5.窓口の担当者から案内された回収日に指定の場所にルームランナーを置いておく
以上が基本的な処分方法となります。
自治体によって回収方法や回収品目が異なるため、ホームページや問い合わせ窓口で確認して処分しましょう。
不用品回収業者に引き取ってもらう
できるだけ手間をかけずに処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
不用品回収を専門にしている業者のため、依頼者が指定した日時、場所まで取りに来てもらえるのが魅力です。
自宅に引き取りに来てもらえば、依頼者は大きな手間もなく処分できるでしょう。
また、引っ越しやリフォームなどで、ルームランナー以外の家具・家電などの不用品もまとめて処分したい場合にも適した処分方法だと言えます。
ただし、粗大ゴミとして処分するよりも、費用がかかるのはデメリットです。
【売却する場合】ルームランナーの処分方法2選
「人気機種のルームランナーを購入したものの、数年しか使っていない」
「正常に作動する」
といった状態のルームランナーは、売却できる可能性があります。
ただ、一口に「売却する」といっても、2つの選択肢があります。
- ルームランナーを売却する方法
-
- フリマアプリを活用する
- リサイクルショップや買取専門店に査定を依頼する
それぞれ捨て方の手順やメリット・デメリットが異なるため、特徴を押さえたうえで捨て方を選びましょう。
フリマアプリを活用する
健康ブームのため、フリマアプリやオークションサイトでは安くルームランナーを購入したいと考える方が大勢います。
また、フリマアプリの場合、売主が自由に価格を設定できるのもポイントです。
買い手が見つかれば、リサイクルショップや買取店に査定してもらうよりも高額買取が期待できます。
そのため、できるだけ手元にお金を残したい場合は、フリマアプリを利用するのがおすすめです。
ただし、出品するのに写真を撮影したり、商品状態を記載したり、購入者とメッセージのやり取りをしたり……と手間がかかるので、コストパフォーマンスがよいとはいえないかもしれません。
また、個人売買になる分、取引の際にいくつか注意点があります。
引き渡し方法について
ルームランナーをフリマアプリに出品する際、考えておかなければならないのが、引き渡し方法についてでしょう。
フリマアプリの場合、出品者が送料を負担しなければ売れにくい傾向にあります。
とはいえ、ルームランナーを出品者負担で発送するとなると、利益が大幅に減ってしまうでしょう。
配送費用をかけない引き渡し方法として、購入者に引き取りに来てもらう方法があります。
とくに「ジモティー」の場合、近隣の住民同士で売ったり・買ったりするサービスとなっているため、買い手が見つかれば比較的簡単に引き渡しできるでしょう。
また、「メルカリ」や「ヤフオク」でも購入者に引き取りに来てもらうことは可能です。
ただし、自宅や自宅近くに見ず知らずの人が来るのに抵抗があるという場合は、フリマアプリの利用を検討し直すのがよいかもしれません。
商品説明をしっかりと記入する
フリマアプリに出品する際、必ずしもルームランナーが正常に作動していなければならないというわけではありません。
中には故障しているジャンク品を出品していたり、モニターの一部が破損していたりする状態で出品しているケースもあります。
ただし、ルームランナーの状態を写真や商品説明欄に明示しておかなければ、購入者からクレームを受けることになるでしょう。
場合によっては、返金手続きをしたり、フリマアプリを運営する本部からアカウントの利用制限をかけられてしまったりする可能性があります。
価格設定を慎重に行う
フリマアプリに出品する際、できるだけ高値で売ろうと相場より高い値段をつけるのはおすすめしません。
あまり期待せず、処分費用が浮けばいいなという程度で出品するとスムーズに手放せるでしょう。
リサイクルショップや買取専門店に査定を依頼する
できるだけトラブルになりたくない、手間をかけずに処分したいという方は、リサイクルショップや買取専門店に依頼するのがおすすめです。
必ずしも買取対象になるとは限りませんが、以下の条件をクリアしているルームランナーは買取してもらえる可能性があるでしょう。
- 製造から3年以内のモデル
- 正常に作動する
- 中級モデル以上
また、買取専門店に依頼する場合、店舗に持ち込むか、出張査定にきてもらうかを依頼者が選択できます。
なお、買取専門店では、経験豊富なプロのスタッフが査定を担当しています。
適正価格で査定してもらえるので、相場よりも安く買い叩かれてしまうリスクも少ないのが魅力です。
※ルームランナーの買取については「中古のランニングマシンは出張で買取してもらえる?高く売るには?」こちらの記事で詳しく解説しています。
ルームランナーの買取をご希望の方は下記バナーからご相談下さい。
【ケース別】ルームランナーを処分するのにかかる費用相場
ルームランナーを処分する際、結局費用がいくらかかるのかが気になるポイントでしょう。
ここでは、ケースごとに処分費用の相場を解説します。
粗大ゴミとして処分する場合
粗大ゴミとしてルームランナーを処分する場合、比較的安価な費用で捨てられます。
都市部でルームランナーを粗大ゴミとして処分する際の費用をまとめました。
市町村区 | 処分費用 |
---|---|
東京都足立区 | 2,000円 |
大阪府大阪市 | 1,000円 |
神奈川県横浜市 | 500円 |
愛知県名古屋市 | 1,000円 |
自治体によって、引き取っているところと、引き取っていないところがあります。
比較的大きな家電のため、500~2,000円程度の処分費用としているところが多い傾向にあります。
不用品回収業者に引き取ってもらう場合
不用品回収業者に依頼する場合、粗大ゴミとして処分するよりも処分費用が高くなります。
ただし、指定した日時、場所に引き取りに来てもらえる、他の不用品もまとめて処分できるのは魅力です。
不用品回収業者に依頼する場合、基本料金5,000〜8,000円が相場となっています。
不用品の量が多い場合は、トラックの手配が必要になって数万円ほどかかるケースもあります。
また、不用品回収業者によって費用はピンキリなので、複数の業者から見積もりを取り、慎重に選びを行いましょう。
フリマアプリを活用する場合
フリマアプリを活用する場合、出品者が負担しなければならないのは手数料です。
手数料は売価価格の5〜10%に設定しているサイトが多く、売却時に自動で差し引かれます。
また、ルームランナーの配送料を出品者が負担する場合は、配送料を加味した上で価格を設定しましょう。
買取専門店に査定を依頼する場合
買取専門店に査定を依頼する場合、基本的に費用負担はありません。
ただし、どこの店舗に査定してもらうかによって、査定金額に差が生じるケースがあります。
もしルームランナーが買取対象外であったとしても、買取店によっては無料引取してもらえる場合があります。
ルームランナーの買取条件と買取価格の相場
実際に買取が成立したルームランナーは、どのような値段が付いたのか気になる方も多いでしょう。
ここでは、ルームランナーの品目ごとの買取条件・買取価格の相場を紹介します。
【アルインコ(ALINCO)】買取条件と買取相場
ルームランナーの中古市場において、アルインコの製品は非常に人気が高くなっています。
アルインコは初心者用〜上級者用まで幅広い商品ラインナップを展開していますが、買取対象になるのは中級モデル以上のものが基本です。
また、中古市場で人気が高い分、流通量も多くなっています。
モデルによって査定金額に差が出やすいので、チェックしておきましょう。
モデル | 買取価格の相場 |
---|---|
ARF1218 | 3,000~14,000円 |
AFR1316 | 3,000~17,000円 |
AFR1016 | 2,000~8,000円 |
フラットジョグ / AFR1619 | 4,000~16,000円 |
【ホライズン(Horizon)】買取条件と買取相場
フィットネスジムにあるような、高機能・高性能なルームランナーを多く取り扱っているのがホライズンの特徴です。
もともとの販売価格が高いため、高額買取が期待できるメーカーの一つです。
モデル | 買取価格の相場 |
---|---|
ADVENTURE 1 | 5,000~14,000円 |
Elite T5000 | 8,000~26,000円 |
CITTA TT5.0 | 14,000~33,000円 |
JOHNSON 8.1T | 8,000~24,000円 |
ルームランナーは買取してもらうのがお得
使わなくなって、場所を取るだけのルームランナーは、できるだけスムーズに手放したいものでしょう。
処分するとなると、「捨てる」という選択肢が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、ルームランナーはメーカーやモデル、状態によって売却できる可能性があります。
簡単に捨ててしまってはもったいないケースが多いため、売却できるかどうかを検討しましょう。
また、手間をかけずに売却するなら、リサイクルショップや買取専門店に査定してもらうのがおすすめです。
買取専門店アシストでは、出張買取、店頭買取に対応しています。
※ルームランナーの買取については「スポーツ用品の買取・査定」こちらから査定依頼を受け付けております。
もし処分にお困りのルームランナーがありましたら、ぜひ一度、買取専門店アシストまでお問い合わせ下さい。
まとめ
今回はルームランナーの処分方法について解説しました。
最後に今回の記事をおさらいしておきましょう。
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粗大ゴミとして処分する
不用品回収業者に引き取ってもらう
フリマアプリを活用する
買取専門店に査定を依頼する
ルームランナーは、「捨てる」または「売却する」のどちらの処分方法を選択するかによって、検討すべき処分方法が変わります。
「売却できたのに粗大ゴミで捨ててしまった」と後悔することのないよう、いったん買取専門店に相談してみるのも方法の一つです。
ルームランナーを売りたい方は下記バナーからご相談下さい。
ぜひ今回の記事を参考に、お得でスムーズなルームランナーの処分方法を検討してみてください。